

< モトローラページャーズレーシング >
ロータスの創業者コーリン・チャップマンの下、レースマシン販売マネージャー兼レーシングドライバー、後にF1チームマネージャーまたFIA主席競技役員でもあったピーター・ウォーが晩年に立ち上げたレースチーム。
モトローラページングアジア製品部(香港)がスポンサードし、ジャッドやルノーワークスへの協力していることでも知られるMCTが技術面をサポート。
かねてより親交がありル・マンで5勝そしてF1ドライバーだったデレック・ベルの息子、ジャスティンをチームドライバーに擁し、1993年にニュージーランドのウェリントン及びプケコヘでの日産モービル500レースにロブ・グラベットと共にプジョー405で出場
1995年からのBTCC参戦を目指しアジアパシフィックツーリングカー選手権に出場。BMWからMCT経由で貸し出された318iの2台態勢で挑むにあたりツーリングカーに強くBTCCチャンピオン経験もあるティム・ハーベイを相棒に開幕戦の富士スピードウェイでのインターTECで初来日・・・(ピーターはその昔日本グランプリで来たけど)
などと、チームと実車の説明はこれくらいにして(あんまり詳しくないんでWikiってます)、バイエルンカラーとでも云うべきライトブルーのチェッカー柄マシンは、長年欲しかったクルマなので満を持して製作開始!
構想20年余り、実作業に入って半年弱。それでも尚未完成という手の遅さにノロノロビームでも喰らったのか?と我ながら呆れるばかり
以前ミニチャンプスの古い318を分解してたらダイキャストのボディを軽く握っただけでポロポロ砕けて唖然とした事が有りまして。ダイキャストの経年劣化は恐ろしいっす(ホイールが黄ばんでしまってる奴は怪しい)
なるべく新しい物をベースにした方が良さそう

という事で安く手にいれたベルギーチーム黄箱の1994年 #3 スパ24時間 FINA BASTOSを・・・

もったいないけどデカール剥がしていくと・・・

リヤバンパーの上部だけは赤塗装だった・・・

ボンネットはデカールと形状が違うので念の為半分ほど塗装します。ライト類などのプラパーツを外し、赤塗装を溶剤で落として部分塗装して・・・
そんでBaymoデカールを貼りまくり

まだ途中ですが、これでも頑張ったんスよ
Baymoレジンキット用デカールはPMAのE36と形状が合わない箇所が多々あるので、ピラー部分などは無理に合わせるのを途中で諦めました
また、左右後部の 「MTV」 マーク位置がどうやっても合わないので切り取って貼り直したりと大変でした
もうこれで良しとしましょう
折角ボンネットを塗装したのですがデカールとマークソフターで強引にカバーしました
フェンダーの 「Shell」 マークは1/20のF1デカールから大きさの近いモノ(フジミ フェラーリF2007)を使用
フロントバンパーのミシュラン 「ビバンダム」 は実車と違い黒ですが、小さいので仕様として脳内補完
ハーベイ #51号車とベル #6号車どっちにするか迷いますが、サイドミラーが白のベル車にしました。
先ほど述べたバラバラに砕けたミニカーからミラーを流用してます
ハーベイ車は今度作りますがインターTECでの #51 には窓のセーフティーネットは無いようです
ネットの目が荒く色も少し違うのはご愛嬌。実車は少し緑がかってる。ホントはhpiアルファロメオのようにカラス口でウインドウパーツに裏から書き込むと良いんだけどオジイには細かい作業無理っす!なので色塗ったマスキングテープの細切りをロールケージに付けてます
リヤスポイラーはミニカーの軟質素材なのが今ひとつなのでそのうちプラ材で作り直そうかな。いよいよ3Dプリンターを導入するか?
残るは
・ 「Shell TMO」 マークは実物ロゴを縮小してデカール化
・ルーフ上のポケベルは実物をスキャンして細部を修正しデカール化
・あ、窓にベルの名前入れなきゃ
ここまでやれば完成ですが・・・

マカオやニュージーランドも作りたいけど先ずはJTCCを補完してからかな
おまけ

1994年、シュニッツァーのBTCCテストカーだそうでビンケルホック用とのこと。インターTECにAPTCC仕様として出場した#1号車になったなんて可能性も
(次回へ続く)
Posted at 2021/10/25 05:17:17 | |
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