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Dr.Zeonoskyのブログ一覧

2021年10月24日 イイね!

1/43 1994年 モトローラ318 その②

1/43 1994年 モトローラ318 その②
< モトローラページャーズレーシング >
ロータスの創業者コーリン・チャップマンの下、レースマシン販売マネージャー兼レーシングドライバー、後にF1チームマネージャーまたFIA主席競技役員でもあったピーター・ウォーが晩年に立ち上げたレースチーム。
モトローラページングアジア製品部(香港)がスポンサードし、ジャッドやルノーワークスへの協力していることでも知られるMCTが技術面をサポート。
かねてより親交がありル・マンで5勝そしてF1ドライバーだったデレック・ベルの息子、ジャスティンをチームドライバーに擁し、1993年にニュージーランドのウェリントン及びプケコヘでの日産モービル500レースにロブ・グラベットと共にプジョー405で出場


1995年からのBTCC参戦を目指しアジアパシフィックツーリングカー選手権に出場。BMWからMCT経由で貸し出された318iの2台態勢で挑むにあたりツーリングカーに強くBTCCチャンピオン経験もあるティム・ハーベイを相棒に開幕戦の富士スピードウェイでのインターTECで初来日・・・(ピーターはその昔日本グランプリで来たけど)

などと、チームと実車の説明はこれくらいにして(あんまり詳しくないんでWikiってます)、バイエルンカラーとでも云うべきライトブルーのチェッカー柄マシンは、長年欲しかったクルマなので満を持して製作開始!
構想20年余り、実作業に入って半年弱。それでも尚未完成という手の遅さにノロノロビームでも喰らったのか?と我ながら呆れるばかり


以前ミニチャンプスの古い318を分解してたらダイキャストのボディを軽く握っただけでポロポロ砕けて唖然とした事が有りまして。ダイキャストの経年劣化は恐ろしいっす(ホイールが黄ばんでしまってる奴は怪しい)
なるべく新しい物をベースにした方が良さそう




という事で安く手にいれたベルギーチーム黄箱の1994年 #3 スパ24時間 FINA BASTOSを・・・

もったいないけどデカール剥がしていくと・・・


リヤバンパーの上部だけは赤塗装だった・・・


ボンネットはデカールと形状が違うので念の為半分ほど塗装します。ライト類などのプラパーツを外し、赤塗装を溶剤で落として部分塗装して・・・



そんでBaymoデカールを貼りまくり




まだ途中ですが、これでも頑張ったんスよ
Baymoレジンキット用デカールはPMAのE36と形状が合わない箇所が多々あるので、ピラー部分などは無理に合わせるのを途中で諦めました
また、左右後部の 「MTV」 マーク位置がどうやっても合わないので切り取って貼り直したりと大変でした
もうこれで良しとしましょう

折角ボンネットを塗装したのですがデカールとマークソフターで強引にカバーしました
フェンダーの 「Shell」 マークは1/20のF1デカールから大きさの近いモノ(フジミ フェラーリF2007)を使用
フロントバンパーのミシュラン 「ビバンダム」 は実車と違い黒ですが、小さいので仕様として脳内補完

ハーベイ #51号車とベル #6号車どっちにするか迷いますが、サイドミラーが白のベル車にしました。
先ほど述べたバラバラに砕けたミニカーからミラーを流用してます

ハーベイ車は今度作りますがインターTECでの #51 には窓のセーフティーネットは無いようです
ネットの目が荒く色も少し違うのはご愛嬌。実車は少し緑がかってる。ホントはhpiアルファロメオのようにカラス口でウインドウパーツに裏から書き込むと良いんだけどオジイには細かい作業無理っす!なので色塗ったマスキングテープの細切りをロールケージに付けてます
リヤスポイラーはミニカーの軟質素材なのが今ひとつなのでそのうちプラ材で作り直そうかな。いよいよ3Dプリンターを導入するか?



残るは
・ 「Shell TMO」 マークは実物ロゴを縮小してデカール化
・ルーフ上のポケベルは実物をスキャンして細部を修正しデカール化
・あ、窓にベルの名前入れなきゃ

ここまでやれば完成ですが・・・



マカオやニュージーランドも作りたいけど先ずはJTCCを補完してからかな





おまけ

1994年、シュニッツァーのBTCCテストカーだそうでビンケルホック用とのこと。インターTECにAPTCC仕様として出場した#1号車になったなんて可能性も

(次回へ続く)
Posted at 2021/10/25 05:17:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
2021年10月10日 イイね!

1/43 JTCC 1994年HKSキャバリエ

1/43 JTCC 1994年HKSキャバリエ

RACING REPLICAS製HKSベクトラ(参考画像)

台湾のメーカーであるRACING REPLICASが販売していた1994年のHKS車、このAPTCC(マカオ)版オペルベクトラとJTCC版ボクスホールキャバリエが出てました(ほぼ同じモノですがフロントグリルのエンブレム、マーキングをしっかり作り分けてます)

もとから数も少なく、今となっては入手困難なので、このBTCC仕様のキャバリエを代わりに入手



表面のクリア層が変色し部分的に浮いてしまっているのが残念
デカールに気泡跡も有り、このまま上から色塗るわけにもいかないのでまずは分解。
浮いたクリア層を粘着テープで剥がしていくと下から鮮やかなブルーが出てきました(元の写真撮り忘れた)



シャーシ裏はマフラーエンドのディティールが有るだけでとてもあっさりしてます


ミニカーらしくぶんどど転がしプレイ(?)も出来るオモチャ的仕様ですが、わざわざ金属車軸をセンターで分割し角度を付けて左右独立してタイヤが転がる造りはネガキャンのハの字を再現するため。
コレクターにもお子ちゃまにも対応した実にコストが掛かった製品です

ミニ四駆のカウル留めのような台座への固定方法が斬新
エッチング製ワイパーが付いたウィンドウはバキュームプレスされたクリアパーツですが、立体的に造形されていてボディ窓枠にカッチリ嵌め込んで固定できPMAのように両面テープが不要な所も良い点です

確かにボディ造形や塗装、デカールに難はありますがエッチング製のフロントグリル枠など中々意欲的なモデルで、メーカー自体が無くなってしまったのは誠に残念
ベクトラの1/43完成品は他にAtlasという海外メーカーもありましたが、エアロパーツが付かない1994年仕様は多分このRACING REPLICASだけなんじゃないかな?


HKS仕様にするためにボディからライト類やミラーなどのプラパーツを外してシンナー槽へドブ浸け。面倒なので媚びり付いたデカールごと塗装を全剥離

綺麗さっぱりダイキャストの地となりました

これからプラサフ吹いて表面を整えたら全体を真っ黒に塗装しますが、ここからが最大の問題
タミヤ1/10ラジコンのシールを縮小印刷したデカールを自作して貼るのは簡単ですが、前半分オペルカラー、後半分HKSカラーの1995年仕様なのでチョイと思案中
タミヤ1/24GT-Rのデカールを縮小する事も考えたが2ドアと4ドアの違いでパターンも結構違うので雰囲気だけ似せる結果になるしなぁ


複雑そうに見えるHKSカラーですが、一つのパターンを拡大縮小させて折り重なってるだけです


これを水転写デカールにすれば良いんだけど、黒ボディだから一旦白デカールに印刷しないと透けちゃうね
だったら白いロゴ部分もデカールにできるので良いのかな?
でもボディに合わせて貼ってくの難しいね。パターンも実物と変わっていくだろうな・・・・結構大変なのよね




月の半分以上は出張で家にいないため、なかなか進みませんがモトローラの進捗状況



とりあえずライトブルー(Mrカラー323ブルーインパルス色)で部分塗装しました
Baymoのデカールはレジンキット用に作られているのでボンネット先端部の形状がちょっと違います
カバー出来ない部分をあらかじめ塗装して目立たなくしておきます
2ヶ月ぶりにエアブラシ使ったら砂吹きになってしまいボンネットがザラザラしてしまいました。表面を軽く磨いてどうにかスベスベにしてます
BBSホイールも同色です
折角なので所持してるミニカー(コレクション対象から外れているE46のM3)のミシュランレターが入ったタイヤに交換しました


さてまた1週間の出張なので今回はここまで
Posted at 2021/10/11 07:24:03 | コメント(0) | トラックバック(0)
2021年10月07日 イイね!

1/43 JTCC 1994年 ソパー318①

1/43 JTCC 1994年 ソパー318①タイトル絵はスモーキンジョーです。スンマセン(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)



1/43 PMA / MINICHAMPS 430 942410
BMW318is/4
Japan TCC Team Schnitzer
Steve・Soper



かなり昔と言うか、当時発売していたPMA製の1/43 JTCC1994年 シュニッツァーBMW スティーブ・ソパー車です。
ミニチャンプスの製品はJTCC仕様としておかしな点があります

まず目に付くのがリヤスポイラーの赤いチェッカー模様。
M社が開発しホモロゲを取得したエアロパーツ付きの318はis/4と呼ばれ鈴鹿から登場するのですが、リヤスポに模様が入るのはインターTECだけの特徴です。つまり、ソパーのマシンを忠実に再現するならこれを無地にして仙台までの#10号車にするか、模様を活かしてインターTECの#2号車にするかの2択になります


鈴鹿

仙台



富士 インターTEC
実はマシンがコロコロ替わっているソパー車
筑波での全損後、別のマシンを仙台に持ち込んだシュニッツァーですが、1ヶ月後の富士で、またまたドニントンワールドカップ用のマシンをAPTCC用として持ってきます。実はこの車にはM42エンジンを2.0Lに改造したS42(試作型)に換装しており実戦テストを兼ねたかったためです

JTCC参戦に際し、BTCC同様にBMWにだけ特例がありました
現在においても車名を愛称で呼ばないメーカーのBMW。3桁の数字で分かるとおり、基本的に318なら3シリーズの1.8Lエンジン車というのがBMWの名付け方となります。
E36には320という車両もありますが6気筒エンジンという事で、軽量高回転の4気筒こそがレース用とのBMW哲学によって1.8Lエンジンの318をベース車両にしています

とは言うもののそのまま他チームと200ccの差があるのは結構大きい訳です。そこでBTCCではグループAでのE30系M3に搭載されていた2.3LのS14エンジンを2.0Lにダウンすれば出場可とした特例規定でした
このBMW特例は、後発であるJTCC規定では同一メーカーならベース車と違うエンジンを流用しても可能という部分が盛り込まれているので、結果として各メーカーともベース車と違うエンジンをバンバン使っているので公平なジャッジだと思います(そのせいで開発資金が高騰していく訳ですが)

チームメイトのバイエルンやビンケルホック車、仙台でのソパー車は、2.0L化してるとはいえ大きくて重いS14エンジンだったので早急に軽量コンパクトな新エンジンが必要でした。
そこでM社は元のエンジンである1.8L M42を2.0L化したS42B20を開発。
FIAとしても、やっと規定に沿ったレースが行なわれると認可しています。ただBMW側は机上の性能を出すのに中々狙い通りとは行かず、翌95年の後半まで試行錯誤を繰り返しています
こうして誕生した新エンジンを載せた318は市販の320iとは違う、新たな320として世界中のレースで1996年以降に登場することとなります



製品通り#10号車にするならばサイドのゼッケンはTCCA(ツーリングカー選手権協会)の公式ゼッケンなので赤枠の外にJTCCマークがあるはず

ミニカーはJTCCマークが赤枠の中に入るというミスがあり、実車の考証を生き甲斐(?)とする稀有な人間としては見逃す事が出来ません


他の細部デカールの違いは、ボンネット先端にある 「BMW Motorsport Inter・・・」 と 「TEAM SCHNITER」。これらはヘッドライト前に移設。更に云うと 「TEAM」 の部分はJTCCの場合は不要です
そしてリヤバンパーのタイヤ後ろにある 「BBS」 を低い位置へ移動させ上の 「APLUS」 を上げて両者の隙間を開けます


インターTEC#2号車にする場合、ボンネットの消火器マーク 「E」 が無くキルスイッチの 「稲妻」 マークをその場所へ
リヤナンバープレート部分のカーナンバーが無くてここも赤チェッカー模様になります
また、ドライバー窓にはセーフティーネットが追加されています




上記各所のデカールを変更してインターTEC仕様を作りました
セーフティーネットは未装着ですが・・・





リヤナンバー部のチェッカー柄はデカールをチマチマ切り継いでます
なるべく実車のパターンに似せたかったけど合わなくてニセモノになってます


全てはリヤスポイラーにチェッカー柄入れて発売したからこんな面倒が始まったんやぞ、PMAさんよぉ
悪いと思うなら各E36セダン再販してくれやぁ~・・・無理か!

ミニチャンプスは上からクリア吹きされない製品が多いので比較的デカールを移設し易いです
剥がしたい部分のボディとの隙間(モールド部分など最初からデカールが浮いた箇所ありますわね)に水溶き木工ボンドを柔らかい筆先でじわじわ染み込ませ、うまくいけば徐々に浮いた部分が拡がります、絶対ではないので時間を掛けるのが大事。
良く切れるデザインナイフでボディにキズ付けないようデカールにのみ軽く切れ目(というより表面を撫でる程度)を入れておくと必要な部分が剥がれてきます
ただしよく確認せずに動かすと切れてない部分があったりして残したい部分まで持ち上がって簡単に千切れるので注意。
今回リヤタイヤ後ろの 「APLUS」 ロゴを上げる際に、細かく千切れてしまい復旧するのにかなり苦労したぞなマジで!

APTCCゼッケンは FPM modelcars ( https://www.fpm-modelcars.de/en_GB )の通販で入手したBaymo製マカオ1994 MOTOROLAを流用
ただし、泥ケー1つでも翻訳アプリさえあれば全く恐れず買い物できる。辞書片手に手紙書いてやり取りしてた頃を知るオッサンからすれば全て指先1つで完結しちゃう良い時代だね
(現在URLが変更されており繋がりません)

ちょっと変なカーナンバーですが、個性的なマカオフォントだしMOTOROLAデカールの#5、#6を組み合わせ無理くり#2にしちゃった為。いつかちゃんとしたのを作りましょう

ミニチャンプスE36のMタイプリヤスポイラーは円く膨らんでるのが残念なので、お湯に入れてなるべくトランクリッドと平行を保つように修正
でも柔らか素材だから時間が経つと少し戻ってたりするね
後は、ホイールナットやマフラーのディティールアップなどすれば完成


変更内容がほぼ同じ(ハチマキとミラーの色が違う程度)ビンケルホックの#1号車もサクっと製作
ウィンドウパーツはBTCCのビンケルホック車のを流用してます。ちなみに#1号車はリヤバンパーの「APLUS」と「BBS」が引っ付いてるから要注意
でもこの程度のディテールアップは考えるよりも簡単に出来るのでオススメです




次回はゼッケンを正規のものにした #10号車を作るつもりですが、どうせならシーズン初期のエアロパーツ無し仕様も欲しい所よね。
さぁ、果たしてデカールを全て剥がしエアロ無し前期型ボディに再利用できるのか?への挑戦です!(大変そう・・・)
ついでに ビンケルホックとバイエルン王子の#73号車も作って1994年シュニッツァー制覇しようかな♪

鈴鹿
Posted at 2021/11/07 11:21:18 | コメント(0) | トラックバック(0)

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元々整備士でしたが今はバスを運転してます。 悪者扱いされたVWですが世の中には好きな奴も居るのよ。 かつてのツーリングカーレースが好きでモデルカー集めてます。...
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