B15前期型にG10シルフィ用キーレスユニットを流用その2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前回の続きです。
B15中期以降のアンサーバック付キーレスの場合は、ここから先の作業だけでトランクオープナーをリモート化できます。
まず必要なものは、リモートトランクオープナー付のキーレスユニットです。今回は兄弟車のG10シルフィ用を用意しました。
この画像のようにトランクオープナーボタン付のカギも用意してください。
中期以降のB15であれば、このユニットがカプラーオンで取り付け可能です。
もしかしたら純正のキーレスユニットでもトランクオープナー機能が付いてるかもしれません。
試しにトランクオープナーボタン付のカギを登録して試してみるのも良いかもしれません。
反応があれば、トランクオープナーボタン長押しで、キーレスユニットからカチンと音がします。
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他に用意するものは、以下の通りです。
・トランクオープナーアクチュエータ
・トランクオープナーボタン付カギ(画像1と同じ)
・ブランクキー
・トランクオープナースイッチ(無くてもリモート化は可能)
・4極リレー(画像なし)
アクチュエータもG10シルフィ用を用意しました。
ブランクキーはヤフオクとかに売っている基盤無しのものです。中古のカギの基盤を移植して使用します。
スイッチはシルフィではなくラシーン用です。理由は後ほど。
リレーは当初不要と考えていましたが必要でした。純正だと言うことなしですが、カー用品店でも手に入る4極リレーで大丈夫です。
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画像はB15サニーのキーレス配線図です。ユニットコネクターのトランクオープナー機能付きとの違いは、赤字で書いた配線の有無です。
テスターを使用して確認したところ、1番がトランクオープン信号線、2番がトランク開閉検出線です。
2番は常時12Vが流れており、アースに落とすとトランク開を検知して1番から信号が出ないようになります。
特に問題なかったので、2番は繋ぎませんでした。
1番からはカギの操作で12Vが出ているものと考えていましたが違いました。マイナスコントロールとなっているようです。アクチュエータはプラスコントロールなのでリレーが必要となります。
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リレー黄色線からの配線をトランクまで引きます。
今回は運転席側から引きましたが、中期以降の場合はキーレスユニットがグローブボックス奥にあるので、助手席側から引いた方が良いかもしれません。
画像はアクチュエータ取り付け部です。
純正のトランク開閉ワイヤーと置き換えます。キャッチ部はサニー用で大丈夫です。
ワイヤーは面倒なので残しました。ただし、ワイヤーとアクチュエータの同時接続はスペース的に難しいので、ワイヤーは無効になります。
G10シルフィ用ならボルトオンと思ってましたが、それらしい取り付け穴がなかったので、上側は車体に穴空け、下側はステーを使用して固定しました。
アースはトランクに落としても大丈夫だと思いますが、今回はキーレスユニットのアースまで戻しました。
サブウーファーに付属してきたスピーカーケーブルを使用したためです。
以上でリモートトランク開閉が可能となります。
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ワイヤーが効かなくなりましたので、室内から開閉するためのスイッチを取り付けます。
先ほどのリレーの赤色線と黄色線を短絡させる形でスイッチを取り付けます。
スイッチは画像の位置に取り付けました。
シルフィ用は形は同じですが横向きなので、ここに取り付けると印字が横向きになってしまうので、縦向きのラシーン用にしました。
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従来のトランクオープナーレバーがダミーになってしまったので、時間があるときにADバンなどの給油口レバー単体のレバー交換しようと思います。
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