WGVチャンバーの考察
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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先にお断りしておくと、簡単な作業ネタでありながら、びっくりするぐらい長い整備手帳ネタです(笑)
いろいろな車種で多くの方が流用されている、エブリイターボ用のスズキ純正部品WGV(ウエストゲートコントロールバルブ)チャンバー。
スムーズな加速と最高ブースト圧のキープ時間を若干なりとも長く維持できるとの事で、僕もやってみた。
結論から言うと、結構良いかもです。
まだ、走り込みが少ないのと、ATオイル交換して、添加剤入れてとほぼ同時期に行ったので、まだ乗り味確認中だけど(笑)
2
何方か様から(ごめんなさい、無断で)拝借した配管図。
WGVチャンバーはアクチュエーターと、WGV(ウエストゲートバルブ)というかVSV(バキュームスイッチングバルブ)の配管の間に割り込ませる
。
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個人的な戸惑いがあって、このアクチュエーターとWGV-SVSの配管から分岐され、リリーフバルブ(と言うかリサキレーションバルブ、と言うかブローオフバルブ)に接続されている配管(赤丸)。
図にもあるけど、途中のモデルで配管が変更されているのが、赤枠の模様。
僕のは2006年3月登録の初期型なので、赤枠の配管仕様。
ところが、、、
4
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WGVチャンバーの接続の仕方は、アクチュエーターとWGV-SVSの配管に割り込ませる。
これに際し、リリーフバルブ(上の画像)の赤丸の配管外してWGVチャンバーと赤丸部分を接続し、、、、
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アクチュエーターとWGV-SVSから三叉分岐されている赤丸の部分(本来はこの赤丸部分から、一つ前の写真のリリーフバルブの赤丸部分が繋がっているのだろうと、、、)と、WGVチャンバーのも一つのパイプを配管している方が数名いらっしゃった。
どれが正解か解らない、、、
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上記の場合、WGVチャンバーの固定は、白矢印の球体の固定ボルトに共締めすると簡単そうだったのと、皆さんそうされていた。
ただ、僕の車はリリーフバルブとアクチュエーター & WGV-SVSの配管がキャップでシャットアウトされていたので、ちょっと(結構)混乱してしまったのでした(笑)
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一端立ち止まって考えるに、WGVチャンバーをセットするのに最適なのは、配管パイプを最短に接続することなので、リリーフバルブの事は忘れることにして、アクチュエーターの配管(赤矢印)を引っこ抜き、WGV-SVSへの配管の一部をぶった切った(白矢印)。
つまりは三叉の部分を外した。
この三叉のあった場所にWGVチャンバーをセットすれば、理論上最短の配管、、、だと思う、、、。
なのでアクチュエーターとWGVチャンバーを接続するパイプは、画像赤矢印と同じ長さの内径4mmシリコンパイプを使った。
わざわざ1mのシリコンパイプ買ったけど、使ったのは僅か2、3cmだった(笑)
WGV-SVSとWGVチャンバーの接続は、画像白矢印の切り取り部分(残っている)のパイプをそのまま活用して接続。
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と、言うことで、配管した状態。
赤矢印がアクチュエーターであり、そのアクチュエーターとWGVチャンバーとを繋いた状態。
緑矢印がWGVチャンバーであり、WGV-SVSから来ているパイプと接続した状態。
パイプは抜けないようにタイラップで締め上げた。
ここだけの話、パイプがなかなか入らなかったのでブレーキグリスをちょこっと使っちゃった。
やばい?
因みに、WGVチャンバーの固定は後回しにした。
なので、この時点ではWGVチャンバーはぶら下がってるだけ。
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WGVチャンバーをどう固定するか?
今思えば、適当なところにタイラップでくくり付けとけばよかったな、と(笑)
けれど柔軟な発想力が乏しい僕は、「ステーで固定しなきゃ」と躍起になった。
なので、折り曲げとかの融通の効くステーを購入。
写真のやつを二本買った。
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一本はファンの固定ボルトを活用。
青線の感じでステーを折り曲げて固定。
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WGVチャンバー側は、赤丸な感じで固定。
同じくステーを青線な具合でおりまげて使った。
因みに緑矢印の方角がアクチュエーター側。
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二本のステーが重なるので、この二本を合体させる。
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下からみたところ。
ステーとボルトナットの色が重複していて解りづらいかもですが、穴位置を合わせてボルトナットで合体させた。
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上から見たところ。
それにしても汚いエンジンルームだな、、、
ごめんなさい。
ファーストインプレッション
取り付け後直ぐに乗ったときは、効果の程がよくわからず、、、、というか、初動がむしろモタツク感じだった。
GWということもあって道も混んでたので、ダラダラと一時間程走って帰宅。
翌日、用事があってお出かけ。
やっぱり渋滞していた道を2時間ほど走って帰宅。
翌日の夜、いつもの峠道を走りに行った。
深夜近くだったので道はガラガラ。
全開走行を敢行。
初動のモタツキは感じるものの、信号無しの走りっぱなしなので中速域の粘りが有効に感じられた。
結構楽しい(笑)
改めて別の日に、深夜の峠道全開アタック敢行。
モッサリ感はなくなって、すっかりご機嫌。
現状総括。
個人の感想ですが、スロコン使わず素の状態で走る方が中速域の加速の粘りが気持ち良く体感できた。
スロコン使用の場合。
僕のスロコンはBLITZなので、モードが4パターンしかないんですけど、最大モードだと威力を発揮。
スロコンのおかげで初動のモタツキ(1速)時間がほぼ無いのと、ギアチェンジと共にこれでもか!と粘り強く加速していく。
幹線道路だと、大袈裟に言えば敵無しな感じ。
制限速度の都合で(笑)
取り付け直後は、全域でなんだかモサモサした加速だったので、外しちゃおうとも考えたんだけど、楽しさ増したのでよかった。
なお、参考頂く場合、配管と設置は自己責任でお願いします。
先人の方々はチャッチャと取り付けされてますが、僕は混乱しながらだったので、間違いだらけのプラシーボ効果を声高に語ってる可能性あります(笑)
妄想だったらどうしよう、、、
僕の言ってることダメダメの場合、どなたかご指摘下さいね〜。
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