取り付けを真似できても、簡単に真似できない部分
それが調整なんです。
感覚で調整して良い線まで行ってる人、紙一重で鳴る車になれるんです。
ただし、雑誌やプロやみんカラブログ等を見て悪い方向にそれてしまうのが
俺は嫌なんです。
自分は、鳴らせてると思ってて、
そこで終わるとそこまでなんです。
鳴ってないね!
ここがダメだよね!
言ってくれる先輩やオーナーの意見がどれだけの財産か、ってこと。
お世辞や優しさは成長を妨げます。
メディアの世界はスポンサー料が絡むから本音は言えない。
次第に意見はなくなっていき、言われたことをそのまま記事にする事務的な仕事になってしまう。
こないだなんて、ヘアートリックのことをヘアートニックと記載してましたな(笑)
調整
皆さんはどのようにされてますか?
最初に断言するのは、
タイムアライメント、イコライザーを使うのは調整とは言いません。
取り付けは調整に含まれています。
あとは、各々のレベル合わせ、ゲイン、クロスオーバー、位相
です。
ここがとーっても難しいので
最初は4chアンプ、コアキシャルスピーカー、箱のせサブウーファーを使って組んでくださいと書いたのは
ここを鍛えてほしいからなんです。
自分のやり方、感覚を書いてみます。
まずは一番大事なミッドレンジから。
まずはデッキのボリュームは7割のとこで始めます。
今時のCDの録音レベルで、ボリュームマックスになる辺りです。
歪まないところまでアンプのゲインを上げます。
何故7割かというと、録音レベルの低いCDを使ってもボリュームを高く出来る分の余裕を持たせるため。
スピーカーがオーバーストロークしないようにハイパスを調整して、ゲインを上げて
歪まないでボリュームが高くて低音も100Hz位まで出せるように合わせます。
あとは、デッキのボリュームとアンプのゲインのバランスで
歪まないでボリュームが上げられる所まで繰り返し調整します。
男性ボーカルがスカスカにならないように、わかりやすいCDを用意しておくと良いと思います。
自分は、最近はドリームシアターのメトロポリスパート2の一曲目を使ってます。
左、右、の順で時計の音が入ってくるのでLRのチェックもできます。
ボーカルのみで始まるので、これがスカスカだとダメです。
純正オーディオでも16センチ位のスピーカーが付いていれば充分出てきます。
純正のオーディオを聴くと発見できる部分が多いですよ!
ボーカルがスカスカになったりするのは
スピーカーの特性や取り付けの未熟さ、アンプとスピーカーとの相性
なんかも絡んできます。
基本はミッドレンジ、それにウーハーとツィーターを合わせるのが良いと思います。
何故ならばミッドレンジが一番帯域が広くて情報量が多いから。
そこをいかに歪みなく大きなボリュームを出せるかが大事。
あとは、それぞれを納得いくまで調整です。
繰り返せば、安定して短時間で7から8割程の音は出せると思います。
そこからは、時間をかけて煮詰めていきますが
長時間やっていると耳がバカになってくるので
休憩しながら短時間で同じ曲の同じ部分を使うなどすると
わかりやすいと思います。
調整の為には基準がとても大切で
バランスの整ったホームオーディオ
ミニコンポでもいいです。
なければ、純正のカーオーディオでもいい。
行き詰まったときはそれらを聴いてみてください。
アンプのダイアルは大きく動かしてみて
音の変化を知ってください。
デジタルプロセッサーの数字を見ながらの調整ではなく
実際に出ている音で判断してください。
音で判断できれば
デジタルもアナログもどちらでも合わせられます。
デジタルは劣化が酷いし、アナログで調整できればどんなシステムでも対応することが出来ます。
鮮度も良いですよ。
プロセッサーとマルチシステムじゃないとダメ
なんてのは大嘘。
ケーブルやシステムが大きくなって予算ばかりがかさみます。
その分、良いスピーカー、アンプ、デッキを使った方が絶対に有利です。
間違いだらけのカーオーディオ
あなたのカーオーディオは鳴ってますか?
Posted at 2016/02/22 22:18:34 | |
トラックバック(0)