きくしまのブログ一覧

こんにちは、きくしまです。


物理的な部分はだいたい終わったので
今日は配線まわり




⑪.スロポジセンサーの配線が一部逆

JA2（PGM-FI）とJA4（MTREC）はECUのカプラと配線がほぼ一緒です。違いはスロットル開度センサの配線だけです。







配線図（上JA2、下JA4）の該当箇所。
108、105はカプラ番号です。
具体的には赤枠部分、1と3が逆です。





カプラはJA2とJA4で共通なので、1と3を逆に繋ぎなおせばOKです。
カプラ図は端子側から見た図です。
　　　
　　　　

⑫.インマニのアースが取れない
　　　　
JA2のハーネスを使用するのでインマニへアースを取らなければなりません。





赤丸の部分にM6のタップを立てます。





ちょっとズレました。





一部あまった配線は切り詰めたり延長したりして取り回しを少し変えてます。
XTIのままでも一応全部配線は届きます。



⑬.ECUの形状が違い固定できない

これはたいしたことないですが写真が残ってたので。





JA4は結構コンパクト。





黄色丸の部分にナッターで土台を作ります。





完成。
　　　　


これでMTREC化は一応終了です。
次回は細かいとことか、まとめとMTREC化の感想など。

こんばんは、きくしまです。


今日はシリンダーブロックから




⑧.JA4のシリンダーブロックにフロント側のエンジンマウントが付かない

予想してなかった部分その2。
同じエンジン型式でエンジンマウントの取り付け方法が違うというホンダクォリティ







分かりやすい写真撮ってなかったので、拾ったビートエンジンの画像です。JA4ではフロント側エンジンマウントがミッション側に変更になっているので、エンジンマウントを付ける部分の下側がJA4ブロックにありません。調べたらビートにJA4ブロックを流用する際もここがなくてトルクロッドが付けられないらしいです。
　　　　
XTIエンジンのオイル消費が多くなってMTREC化に踏み切ったので、元のブロックはできるだけ使いたくなかったのですが、程度の良いJA2/JW3・ビートブロックを用意する資金もないので元のブロックをOHして使うことにしました。



⑨.デスビとラジエターアッパーホースが干渉
⑩.デスビとラジエターファンシュラウドが干渉

JA4はギア駆動の縦デスビから、直駆動の横デスビに変更になりました。
ビートで問題になったデスビロックの対策だと思いますがJA2ではそのスペースがありません。アッパーホースはひとまずおいといて、ファンシュラウドの干渉部分をカットします。






モーターの支えが3本→2本になってしまうので強度は落ちてしまいますが、しかたありません。




　　　　
で、エンジンを載せた状態です。
黄色丸の部分がアッパーホースとぶつかります。
画像だとたいしたことなさそうですが、実際はアッパーホースが結構つぶれてます。
これを回避するには

1.絶妙な角度で逃げるようなアッパーホースを見つける
2.JA4のラジエターを流用する（要加工）
3.ビートカムを使って縦デスビに戻す

私はいずれビート仕様にするつもりだったので、ビートカム+縦デスビに逃げましたが、横デスビも捨てがたいのでJA4ラジエターを流用するのも手だと思います。ポン付けできるアッパーホースが見つかれば一番良いんですけどね。

ちなみに1ヵ月ほど横デスビ+アッパーホースつぶれ状態で乗ってました。特に問題はありませんでしたが、長期的には間違いなくホースに穴があくと思います。
　　　　

こんばんは、きくしまです。


今日はお詫び。





前々回のオルタネーターの違いで大嘘書いてました。

　　　　JA2　　　　　　　　JA4
　誤　Vベルト　　　　Vリブドベルト

　正　3PK（溝3本）　4PK（溝4本）

VからVリブドになったのはエアコンベルトです。
JA4はオルタとエアコン一緒になったんですよね。
ごっちゃになってました。申し訳ないです。
向こうの記事も訂正しておきます。



せっかくなのでエキマニについて


⑦.JA4の触媒がフロントメンバーと干渉

比較写真を撮るのを忘れてしまったのですが、JA4の触媒はJA2よりもフロント側への曲がりが大きくフロントメンバーにがっつりと当たります。削ったりヘコませたりしてどうこうなるレベルではないのでJA4の触媒はあきらめました。







エキマニも良く見ると曲がりが違います。
JA2は3-2-1、JA4は3-1、若干JA4の方が高回転向きです。
JA4用を使いたいところですが、JA4エキマニを使うとJA2触媒を使ってもフロントメンバーにわずかに当たります。





赤丸の部分です。
かなり微妙で、換装直後は荒っぽくクラッチを繋いだりエンジンかけるときにほんの少しコンコンと当たる程度でしばらくは気付きませんでした。

200キロほどナラシをしたときミッショントラブルで（MTREC化とは無関係）ミッションを降ろして再度載せた後は、アイドリングでも派手にガゴンガゴンと当たるようになってしまいました。

当たる部分だけメンバーを削るかどうか悩みましたが、エンジンが振れたときにも当たらないようにすると結構削ることになるし、遮熱板もなかったので（遮熱板もJA2とJA4で違います）結局エキマニもJA2を使うことにしました。
まぁ、ビート純正のエキマニに比べればどっちもへっぽこですけど。





JA2エキマニとJA2触媒を使うとこれだけ余裕があります。
ぱっと見はほとんど同じなんですけどね。





ちなみに触媒を支えるY字のステーも長さが違いました。

こんにちは、きくしまです。


スロットルまわり（その2）です。




④.MAP(吸気圧)センサーの配置が逆

燃料フィルターやサイクションパイプのレイアウト、バルクヘッドの逃げなどからJA4はMAPセンサーがエンジン向かって左側に変更になってます。
JA2で左に持っていくと配線が届かないし、スペースもきつめ。右のままだとサクションパイプとのクリアランスが微妙。




私は配線の取り回しを少し変えてXTI純正のエアクリBOXを撤去して空いたスペースに移動しました。ストラットタワーにアストロで買ったナッター（一番安いやつ）で土台を作り20mmのアルミカラーを挟んで固定してます。バキュームホースは余ってたトヨタ純正品で延長しました。

俺はサクションパイプなんていらないぜ！
という方は純正位置のままでも大丈夫だと思います。

うちのはキャブボディなので、そもそもバルクヘッドにMAPセンサーを固定するステーがないので移動することが前提になってます。



⑤.ブレーキ用バキュームホースの角度が厳しい



これはJA2用を適当にカットしました。
多少不自然な曲がりになってますが･･･
JA4のバキュームホースがあれば、もう少し自然な感じになるかもしれません。



⑥.スロットルワイヤーの突き出し量が短い



予想してなかった部分その1です。
JA2のスロットルワイヤーの突き出し量が短いため赤丸の部分、ゴムキャップがプーリーの端ギリギリでスロットルが半分も開きません。またJA4のワイヤーステーも位置が全く違うので使えません。

ただ、このスロットルワイヤーがキャブ用だったか、インジェクション用だったか覚えてないのでうちのトゥデイ限定の問題かもしれません。





JA4のワイヤーがご相談パーツで手に入らなかったので現物を加工することにします。アクセルペダル側のゴムブッシュを赤のラインでカットします。これでプーリーにかかる長さ分くらいは確保できます。




　　　
ステーは適当に作りました。
プーリーとの角度が結構重要らしく、何度か作り直したので加工し易いアルミのL字チャンネルです。最悪折れても暴走することはないと思いますがそのうち鉄などでガッチリ作り直したいところです。

しかし、ワイヤーのうさんくさい加工のせいか分かりませんが、換装後アクセルが重くなりました。メインで乗ってる2リッター車より重いです。ビートも重いらしいので、3スロはこういうものなのか他のMTREC車に乗ったことがないのでなんともいえません。もしかしたら、アクセルペダルの支点間距離がJA2とJA4で違うのかも？
まぁ慣れれば問題ないです。


エキマニまわりに続きます。
　

こんばんは、きくしまです。


まずはスロットルまわり（その1）