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一軒家の住宅街に自宅があるわけではないので「EVマナーモード」って使い道がないなぁと思ってたのですが、良い使い方が見つかりました :-)

冬は暖房を入れると温風を作るラジエター水を熱くするために直ぐにエンジンが始動します。バッテリーが満充電になってもラジエター水を熱く維持するためにジェネレータを切り離して無駄にエンジンが動き続けます。これで燃費が悪くなります。

温風が出始めたらエンジンをオフにできないものか思案し、「EVマナーモード」を使ってみることにしました。

エンジンが始動しバッテリーが３目盛り（75%）まで充電されたら、「EVボタン」を押して「マナーモード」にすると、強制的にエンジンをオフにすることができます。

便利なことに、そのままEVマナーモードで走行し続けてもバッテリーが１目盛り手前になる自動的にEVモードはオフになり、エンジンが掛かって通常のハイブリッド走行モードに移行します。バッテリー切れになる心配はありません。

車内がある程度暖まったら、EVマナーモードを使わなくても普通に走行していればバッテリー状態に合わせてエンジンON/OFFになるし、ラジエター水の高温も維持されるので、無駄にエンジンが掛かって燃費が悪くなることもありません。

このやり方で走ると、冬場でも極端に燃費が悪くなることなくやり過ごせるようになりました。

T33/AUTECH 談義その３。

自分のT33と代車(AUTECH)のT33とでは、ファームウェアのバージョンが違っていました。

自車は「バージョン：283C3 5MK9D」で、これは日産のエクストレイルOTAソフトウェア更新情報ページに記載されているファームウェアの「バージョン番号」です。

一方、代車のT33は「バージョン：283C3 6PA2D」となっていて、５M→６P とバージョンが上がっていました。

６PはOTAの対象ではないから、きっと大幅改修ではないと思うのだけれど、T33にはあれやこれやSWのバグ（不具合）が報告されてるので、やはりちょこちょこと、修正が加えられているんでしょうねぇ。

たしかに、自車と代車では少し挙動が違う部分もあります。
駐車場の緩やかな登りスロープで「Pレンジ＆パーキング」に入れて停車し、再度P/パーキングを解除すると、自車では一瞬、わずかに沈むように後退してホールドします。

代車のAUTECH/T33 は後退しません。ファームウェアのバージョンが上がってる分、こういう不具合が（内緒で）直されている気がしました。

最新ファームウェア、ディーラーで点検時に積極的にアップデートしてくれればいいのに、っておもいますけど、特に問題を感じてないユーザーの車は、下手にアップデートしないようにしているんでしょうかね？

T33・AUTECH, 20インチ談義その２ :-)

Gグレード・19インチ（235/55R19）と、AUTECH・20インチ（255/45R20）の燃費に結構な違いがありました。

段差の吸収や走行安定性で20インチ（255/45R20）はとてもいい感触だったのですが、100kmほど走ってみて、いつもとは違う燃費に驚きました。

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Gグレード・19インチ（235/55R19）：高速 16km/l、一般道 23km/l
AUTECH・20インチ（255/45R20）　：高速 12km/l、一般道 19km/l
※ 冬暖房24度、ACなし、AUTO-Bレンジ、高速道はプロパイ走行
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扁平率が下がると当然「接地面積」が広がるので、転がり抵抗が大きくなって燃費は悪くなります。55R19＝235mm、45R20＝255mm で、燃費は30%ほど落ちるようです。

T33のAUTECHはエンジン系やサス系は一切手が入ってない（走行系は完全に
SWで制御されてる電動車だから熱力系や機械系はチューンできないのでしょう）から、違いはタイヤサイズのみ。こんなにも違いが出るんですね。

ちなみにXグレードの18インチは、235/60R18 なので、接地面積はGと同じ。ホイール重量も純正品はR18もR19も同じなので、R19→R18 にインチダウンしたところで、燃費に違いはなさそうです。


そういえば、AUTECH代車のガソリン満タン時の「走行距離残数＝650km」と表示されていました。いつもは「950km」くらいなので、何かの間違いか？それとも満タンではないのか？と勘繰ったのですが、30%ほど燃費が悪いので、950km × 70% ＝ 665km(!)
表示に誤りはなかったわけですね…

点検入庫で代車に T33・AUTECH を貸し出してくれました。

サスや駆動系には手が入ってないので、見た目以外は何も変わらないんだろうなぁと思っていたら、何やら乗り心地が良い感じです。

Gグレード/19インチ/ハンコック製タイヤは、道路の段差で「ガツン」と突き上げが来たり、高速道の橋げたの継ぎ目で足回りの収まりが悪いと感じていました。特につなぎ目を乗り越えた後、足がふわふわと揺れる感じがあり、収まりが悪いなぁ、と思っていました。

AUTECH は「20インチ、255/45R20 101Vタイヤ (MICHELIN PRIMACY4)」のようですが、びっくりするほどイイ感じ！でした。

段差で一瞬だけ揺れが来ますが、すぐに揺れが収まり、足がフラットになる感じがあります。特に高速の段差では足がふわふわっと揺れる感じがほとんどありません。

前のBMW/X4（19インチ、ミシュランRFT）に近い、すぐに揺れが収まる安定感を感じます。（もちろん、BMWの安定感やフラットライド感はもっとスゴいですけど）
それでも、19インチ/ハンコック製タイヤより、AUTECHの20インチ/ミシュラン製タイヤの足回りは、断然イイ！です。

T33には、20インチが合っているのでしょうか？それとも、ミシュラン・プレマシー の性能がいいのでしょうか？

ちょっと驚きの体験でした。

ちなみに、モータージャーナリスト・五味やすたかさんの youtube で、T33・AUTECH の試乗レポートがあり、そこでも 20インチは相当良い、と語られています。

e-power車は暖房に弱いと聴いています。3月に購入し本格的な冬の寒さを迎えつつあり、いろいろと試してみたところ、自分的にはこの方法でやり過ごそうと思ってます。

e-power車の寒い日に「空調＝AUTOモード」のままPOWER-ONすると、いきなりエンジンが猛烈に稼働し始め、燃費は極端に悪くなります。
そこで、寒い日は次のような手順をとることにしました。

0. ひざ掛けを用意し、へそ下から足元までを覆っておく
1. 空調/ファンOFF、AC/OFF
2. 外気導入OFF、内気循環ON
3. シートヒータ２目盛り＋ハンドルヒーターON
4. この状態でエンジンが始動するまで、普通に走る
5. バッテリーが減りエンジン始動、水温ランプが消えるまで待つ
6. 水温ランプが消えたら、空調AUTO/ON, AC/OFF, 内気循環ON, 温度２４度
7. これで暖風が一気に室内に出てくる
8. 内気循環のため、急速に車内が暖まる
9. 車内が暖まったら温度２３度まで下げる
10．ハンドルヒーターOFF。シートヒータ１目盛りを維持
11. 室内が曇ったら、AC/ON
12. 高速を走行しているなら常にエンジンが掛かり続けるので、外気導入ON、AC/OFF

シートヒータとハンドルヒータはかなりの威力があります。手元が暖かく、背中と腰回りが暖かい、車外温度が一桁で車内が多少寒くても、なんかやり過ごせるものだと思いました。

また、外気導入とAC/ON、どちらが効率的かですが、ACで冷やされた空気はどんなに寒くても18度を下回ることはありません。一方で外気は3度～5度と一桁温度になることも少なくありません。

暖房は、エンジン冷却で100度近くまで暖まったラジエターに空気をぶつけて温度を上げてから車内に導入するので、一桁温度の外気よりも、18度前後のAC車内空気の方が、はるかに暖めやすくなります。なので、車内が曇ったらAC/ONの方が暖房効率的には有利です。

一方で、高速走行中は常にエンジンが掛かっているので、AC/ONして無駄に電力を消費するより、常に100度近いラジエターに外気をぶつけても、暖房効率が落ちることはありません。

いまのところ、このやり方で車内の寒さは感じずに済んでいるので、この冬はこの方法で乗り切ろうと思っています。