CPMとドボン

B6アウディからの乗り換えで気になっていたボディ剛性不足を解消したくてポチりました。
パサートってどことなく国産車っぽい乗り味なんですよね。
アウディではほとんど効果を感じられませんでしたがパサートではどうでしょうか？

取説も付属していましたが後でこれが仇となります。

まずはフロントから。
ジャッキアップでは1Gで締めることが出来ないのでアウディの時と同じくスロープを使ってパレットの上に乗せました。
ボルトは13ミリ、ただ取り付けられているだけなので簡単に緩みます。

取説にも書かれていますがパサートでは座繰りに対してワッシャーが大きいのでグラインダーで適当に削りました。

リアは新車時からサポートが取り付けられているのですがフロアに取り付けられたカバーが邪魔なので10ミリのボルトを緩めて取り外します。

こんな頼りないものが取り付けられていたので交換後は期待出来ますね。

そして仇となったのは取説に書かれていた締め付けトルク。
20Nmと指定されていたのですが手持ちのトルクレンチの最大値は18Nmなので気にせず締め込んでみましたが一向にカチンと音がしません。

※改めて確認してみると最大値は180Nmでした。

不安になって思い留まるも時すでに遅しw
ヤバイと感じた瞬間に折れましたw
確かボルトの頭の刻印が締め付けトルクの目安らしいと聞いたことがあるので確認してみると8.8とありました、、、
ホイールボルトでさえ11〜13Nmなのに20Nmなんて訳ないのです。

※トルクレンチの目盛りの読み間違えとトルクの数値認識の誤りが原因でした。
恥を忍んで訂正します。
理解しているようで理解していないことも多いので話半分で読んでください。


もともと何も取り付けられていなかった場所なのでボルトが一本折れたからといって即トラブルとはならないでしょうが放置して良いはずはないので後日ボルトを注文して取り付けることにします。
不幸中の幸いなのはリアでなかったことでしょうか。
リアはフロントがボルトに対してナットで固定されています。
万が一捻じ切ってしまうと素人には対処できません。
折れたボルトならエキストラクターを使えば抜き取ることができます。
失敗談は軽く済ませますが取り付けた効果は絶大です。
B6、B7なら必須ではと思うくらいはっきりと体感できました。
まず走り出しからドッシリとした重厚感を感じられました。
アウディほどではないですが、よりドイツ車らしい剛性感です。
さらにバネレートの低さから突き上げが気になっていたリアが落ち着きました。
剛性が上がればアンダー気味になるだろうとの予想も狙い通りです。
デメリットではないのですがボディの緩みが締まったせいなのかDSGが少し迷い気味なのでアダプテーションが必要だったかもしれませんが走っているうちに学習してくれる気もします。
こうなるとエンジンとミッションのマウントを交換したらどうなるか気になります。
ゴルフ5 、6などと共通なので中古でも手に入れ易いので強くお勧めしたいパーツです！