2009年07月11日
やあ!こんにちは。
ふとキミを思い出し、その想いを文章に記してみたくなったんだ。
本当に突然なんだけどね(笑)
こんなことって全然慣れてないからヘンかもしれないけれど・・・
キミとボクが出会ったのは・・・1年ほど前だったっけ。
初めて見たキミはとてもキレイでピカピカしているように見えた。
本当にキレイだと思ったよ。
この頃のボクは愚かにもキミのすばらしさにまったく気が付かなかった。
別のヒトばかり見ていたから。
その時はキミじゃなくてこのコがいいと思ってた。
自分は一生このコだと思ってた。
でもこのコもなかなか金銭的に大変な思いをさせてくれたからね(笑)
だからそんなボクを見かねて周りの人達はしきりにキミの方がいいんじゃないか?って後押ししてくれた。
でもボクは不安だった。
本当にキミでいいのか?
本当にキミで大丈夫なのか?
その疑問が常に頭の中を駆け巡っていた。
最初は勇気が必要だった。
でも初めの一歩を踏み出さないといけないと思って、勇気を振り絞ってキミを選んだ。
結果、その決断は大正解だった。
本当にすばらしいと思えた。
今まで悩んでたのがバカらしく思えるほど。
晴れの日も、雨の日も、雪の日もいつもキミはそばにいて助けてくれたね。
でも雨の日は結構ワガママ言ったよね。
苦労させられたな~(笑)
でも、そんなキミに不安と疑問を抱いてしまった。
ボクは休みの数日前から綿密に計画を立てていた。
行き当たりばったりで、夏休みの宿題も最終日どころか1週間ほどしてから、いや、ヘタするとそのままやっていかなかったりもしたくらいの無計画男のボクが数日も前から計画をしっかり立てていた。
あとは前日にしっかり準備するだけ。
そう、ただ準備をするだけだった・・・
しかし!それはキミのワガママで台無しになってしまった・・・
そういえば先月の日曜日もそうだったね。
キミのキライな雨の日だよ。
あの時も突然、いきなりグズりだしたよね。
まあ、直接の原因はキミじゃないのは分かるけど、そのせいでボクはえらくヒドい目にあったよ。
そういうことがあって、キミに対して疑問を覚えるようになった。
それでもボクはキミを信じ続けたけど、結局キミはボクの期待には応えてくれなかった・・・
そういやキミの名前をフルネームで呼んだことなかったよね。
いつもアダ名で呼んでいたからね。
初めてキミの名前を見たとき、難しい名前だなって思ったのを覚えているよ。
BUR-9EQ・・・
それがキミの名前。
翌日にエヴァの映画鑑賞と本庄のフリーを1日でしっかり済ませようとボクはガラにもなくしっかり計画を立てていた。
サーキットではあまり準備をする必要がないように、事前にレーシングプラグに交換しようと思っていた。
なのに!
それなのに!!
後ろ側のリーディングに刺さっていたキミは全然外れようとしなかった。
今までもグズってなかなか外れてくれないことがあったけど、それでも力を入れればなんとか応えてくれた。
だけどこの日のキミは違った・・・
ボクがどんなに力を込めて外そうとしても、まったくビクともしてくれなかった。
エンジンを暖めたり、556をキミにぶっかけたりもした。
それでもキミはまったく応えてくれなかった。
そのせいでボクの計画はすべて狂ってしまった。
また計画の建て直しをしなくてはならなくなってしまったんだ。
でもどうしてもエヴァを見つつ、本庄も走りたかったボクは仕方なく片道40分かけてショップまで行った。
キミがどうしても応えてくれない、助けてください!と。
社長は半信半疑だった。
キミが求めに応じないはずはない、と。
でもボクは今日のキミは何かヘンなんだ!と訴えた。
ボクの訴えに応じた社長がキミに手をかけた・・・
・・・
・・・
・・・
あっさりキミは外れた・・・
なんで?
どうして?
あんなにもボクの思いには応えてくれなかったのに!
ボクは手に血豆ができた。
腕にはアザもできた。
そのくらい想いをこめたのに!!
なぜ社長の時はこうもあっさりと外れたんだっ!!!
答えてくれ!!!!!
・・・もしや。
ボクは自分の使用している工具が悪いのではないかと思った。
そうだ!そうに違いない。
ボクは社長に聞いてみた。
「作業している人間が悪い」
自分を全否定されたんだ・・・
悪いのは・・・ボク?
打ちのめされた・・・
でもこんなことで落ち込んではいられない。
ボクは一刻も早く本庄に行かなくてはならない。
本来ならこの時間にはすでに現地に到着している予定だったから。
でもこのままじゃ間に合わない!
だからボクは・・・
高速道路を使った。
高速道路とは本当に便利だ。
ETCというものも相まって、安く・そして早く目的地に行ける。
だけどそこに落とし穴があった。
おおっぴらには書けない速度で走っていたボクの左前から白い紙のような物が飛んでいった。
「あれ?ワイパーにレシートでも挟んでたっけ?」
初めはそう思った。
しかし、
「ん?レシートにしてはデカくねぇか?・・・もしや!!!」
恐る恐るリトラのボタンを押してみた。
そこには認めたくない現実があった。
左のリトラカバーが・・・ない!
そう!風圧で吹っ飛んでいったんだ。
元々ガタがあったのは知っていた。
だけど普段はそんなにスピードを出さないし、高速も使わない。
だから大丈夫だったのだろう。
でも高速道路において一般道では考えられない速度で走ることによって、かなりの風圧がかかる。
そして先端部分が浮いて後ろ部分がモゲたのだろう。
ボクは愕然とした。
元々キミがワガママを言わなければ時間に追われることもなく、目的地にたどり着けていた。
だけどキミのワガママによってボクはかけがえのないリトラカバーという友を失ったんだっ!!
そう、すべてキミのせいだ!!
ボクはキミを絶対に許さない。
外れたキミはまだまだ電極は磨耗していなかった。
新品時のようにキレイではないけれど、まだ十分に使えるだろうと思う。
でもボクはキミを捨てた・・
新しいコが来てくれたから。
ボクはさっそくその新しいコとレーシングプラグを交換しようとした。
そして届いた箱を見てボクはまたも愕然とした。
そのコの名前はBUR-9EQ・・・
そうだよ、キミとまったく同じ名前だ。
しかも今回は4本ともBUR-9EQだ。
いつも使ってたBUR-9EQPは高いからということでBUR-9EQ、そう!キミを選んだのだった。
なんとも言えない気分になった。
まだまだボクとキミとの縁は切れそうにないんだね。
これこそ運命の赤い糸なのかもしれない。
そうだ!キミがすんなり外れて計画通りに進んでたら何かが起こっていたかもしれない。
劇場にはFDで行くつもりだったから、段差でエアロをブチ壊してかもしれない。
交差点で信号無視の車に突っ込まれたかもしれない。
キミはそれを見越して、わざと外れなかったんだね!?
そうか、そうだったのか。
それをボクはキミの気持ち知らずに・・・
ワガママだったのはボクの方だったのかもしれない。
じゃあボクからもキミに一言いわせてくれ。
本当に気が治まらないんだ。
どうしてもキミへの想いをブチまけたいんだ!!
じゃあ言うよ・・・
ねーよwww
オレのリトラカバー返せ!!!
Posted at 2009/07/12 03:37:30 | |
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