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あっきぱぱのブログ一覧

2012年05月11日 イイね!

PCを自作してみよう(最終回)

PCを自作してみよう(最終回)さぁ、動きましたか?
緊張しながら進めた「初めてPCを自作してみた」方は、そろそろ精魂尽き果ててるのではないでしょうか?

カスタマイズした自分のパソコン。
これからどう使っていくのかは、皆さんそれぞれの思惑で♪

総まとめとして、ちょっとしたアドバイスを含め最終回とします。

さて…
皆さんがイメージで、もしくは実際に組んでみたもの、総額でおいくらくらいになったでしょうか?
達成感はぷらいすれすですけどね(^^)

参考までに、おいらのPCの要件です。
併記価格は、某大手PC屋さんでの単体価格をざっくり書きます。

PCケース     タワー型     \ 7000
マザーボード   H67M-D2-B3     \11000
CPU        Core-i5 2400    \16000
電源      定格620W       \ 3000
HDD         1TBx1         \ 8000
メモリ        4GB          \ 4000
OS         Windows7(通常版) \37000   
以上合計¥86000+小物類で、\90000でチョイお釣りってとこです。


キーボード、マウス、モニター、無線LAN関連は先代からの流用です。
そして、組み上がったマシンの能力評価が画像のスコアです。

あれ、¥65000とか言ってなかったっけ?
・・・と突っ込んだあなたは、あの長い文章をちゃんと読んだ貴重な方ですね(笑)
この差額がなぜ起きたのかというと。

自作PCを取り扱うお店であれば、ほぼ間違いなく「店舗お勧めキット」というのを複数用意しています。
これを利用して、自分の期待値に一番近い構成のもので、必要なとこだけ入れ替えていくんです。

狙いはOSを割安に買うこと。
場合によっては、アプリケーション類も割安で組み込まれていたり。
まぁ割安なのは通常ソフト類だけなので、むしろ安易にパーツ変更が可能な場合が多いです。

おいらの場合、店頭にあったガシガシ動くマシン(Intel Core-i7用モデル:確か総額10万ちょっと)のメニュー表から
予算と自分の必要性に合わせて組み直した形です。
・・といっても、最終的にはそのキットと同じものはメモリだけという状態でしたがww

もちろん、店員さんとのコミュニケーションも重要なポイントになりえます。
・・といっても、おいらも常連でもなんでもなく、今回のお店は過去3年間で2回しか立ち寄ったことはないので、変にハードルを高く考えることもないです。
ただ単に「これください」っていうよりも、情報収集兼ねながら店員さんと話しながら揃えていくと、うっかりの買い忘れにも気がつけるかもしれません。
HDDに至ってはたまたま翌日からの売り出し品があり、それを前倒しでバーゲン価格で出してもらったもので、それだけでもファン代金の足しくらいになってます(^^)
運が良ければその他のパーツも在庫処分絡めて安く買えたり、店頭表示価格よりもちょっと安くしてくれたりすることもあります。

「単純にそれぞれの安いところだけ探し出して別々に購入する方が安いとは限らない」という例として参考までに。
注)一部のものは、購入時点より既に価格が下がっていたり、次期モデルになってたりします。


OSって、こうしてみると高いですよねぇ。
OSインストール済みの完成品が、いかに割安かよくわかる♪

OSに限らず、PC関連でお金がかかるのはハードではなくむしろソフト・・・【アプリケーション】って奴。

比較的使用度が高いOFFICE系ソフトで、特に普及度の高い【Microsoft Office】なんか「personal 2010」(通常版)ですら約¥30000もしちゃう(TT)
どうしましょう・・・(TT)と、いまさらプリインストールパソコンを買わなかったことを後悔しても始まらないw
どうしてもピンポイントでこれじゃなきゃいけない場合はしょうがないんですが…

この【MS Office】にほぼ互換のOfficeソフトがあるのご存じでしょうか?
しかも無料で♪
『OpenOffice.org』


おいらも使っていますが、今のところ特に問題はないですね(手持ちのMS OFFICEは2007)
凄くシビアなマクロを絡めたりしないのであれば互換についても、単体の操作性、機能についても十分なものだと思います。


自作をしたような方だと、おそらく一度は「限界まで振り回してみたい」衝動にかられたりするかもしれません。
これをやるのには【BIOS】をいじるのが最短距離。
けれど、あの画面はちょっと…って方には、OSからいじれるソフトもあったりします。
これは、マザーボードメーカーが準備してる場合が多いので、適宜情報探してみてください。

同様のものがCPUメーカーにもあって。
例えばIntelの場合だと『Intel Extreme Tuning Utility』ってものがあります。

これを使うと、CPUを限界まで稼働させることも可能です。
うっかり限界超えちゃったりすることも可能です。
どうなるのかは、やってみてのお楽しみって方もいるでしょうから書きません(爆

なので、設定画面を開こうとしただけで


と、『引き返すならば今のうち』って警告が出ます。
まぁ、行くか引くかはお任せですが、システムの状況把握には便利ですね。
思い付きだとか、不思議科学を崇拝してたりする方は、デチューンしてしまう可能性もあれば、暴走させてしまう危険性もありますので、
ちゃんと正しい科学を根拠に作業されることをお勧めします。
ま、デチューンに関しては怖さはないですけどね(^^)

他にもいろいろ便利なものはあるんですが、それは皆さん自力で探してください。
『GodMode』なんて便利な管理グッズもありますし、同様の隠しモードを使うとWindowsのカスタマイズも簡単にできます。
せっかく作ったPCですからたっぷり楽しみましょう。

注)レジストリの編集に関しては、相応に自信がつくまでやらない方が良いでしょう。
適当でいじる人は、往々にしてどこをいじったか覚えてないので、いざって時は修復できません。
やる場合は、飛ぶとまずいデータ類は根こそぎバックアップしてからにしましょうね。

ま大丈夫です、多少具合が悪くなっても
物理的に壊れなければリカバリすればいいことですww


性能の限界に挑戦する方は、物理的な破壊も自己責任ですからね^^


それと♪


さらに一歩進んだ、自分専用のワンオフカスタムマシンを手に入れたいっていう方。
どうせなら
箱も作っちゃうなんて遊びもできるんです♪

そのためにも、まずは安いケースでいいので実際に組み立ててみる作業経験はあった方が良いと思いますけど。

組み立ててみてわかること・・・ぶっちゃけ、大事なのは
*各パーツがきっちり止まっていること・・・特にドライブ類
*コネクターがきっちり挿せる状態であること
*冷却ができること

だけですね(^^)

なので、その点だけきちんと把握できれば、入れ物はなんでもいいってことになります。
買ってきたPCケースを装飾することはもちろん。
フレームだけPCケースを利用して、周囲をアクリルにしてフルスケルトンとか。
木製にしちゃうとか。(強度確保は必要ですけどね)
形状だって、自由自在です。

おしゃれな既製品の高いケースにこだわる必要もないんです。
ネット上でも探してみると、凄くこだわった自作ケースを多数見つけることができます。

おいらのマシンはとりあえず即日乗り換えが最短目標だったのもあり、現状はただのPCケースのままですけど。
アイデアはいくつかあるので、いずれ容れ物は変更予定です♪
足らないのは、気合いと予算です(爆)

せっかくワンオフするんだから。
ただネット見てるだけの便利グッズで終わらせるのではなく、遊び心全開で楽しみましょう。
ほんとのワンオフであれば、大事にもするでしょうしね。

もちろん
そのためには、ある程度の学習は必要ですよ(^^)
そういう手間暇も、ワンオフに込み込みだと思いますしね(^^)
Posted at 2012/05/11 19:43:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | パソコンとか | 日記
2012年05月11日 イイね!

PCを自作してみよう(第九回)

PCを自作してみよう(第九回)そんなに急がなくてもいいんだけれど。
もしかしたら今頃ロガーとデジカメ片手に
『週末にでも新しいPCを用意してやろう』
なんてワクワクそわそわしているおっさんがどこかにいたら悪いので、やっつけてしまいます(爆)

前回までの時点で、買ってきた製品自体、もしくは組み付けに問題がなければ、電源オンで稼働するはずの自作PC。

・・・けれど当然Windowsは立ち上がりません
だって空だもの♪

ということで行動力が必要なところは終了し、ここからは忍耐力が要求されるパートです。

【Windows】の入っていないPCでも、最低限度の動作をします。
そのためのものが【BIOS】って奴で、マザーボードに最初から付いてきます。
付いてきますっつうか、強制的に付いてますw
近頃のは結構優秀なんですよね、これも。

初回起動時点ではほぼ間違いなく英語だし、味気のない画面だし、エラーが起きてフリーズした時に見かける青画面だし・・・
何か問題があったんじゃないか?(TT)
なんて思ってもしょうがないですが、これが出てくればとりあえず問題ないので安心してくださいw
注)画面の表示色などは、メーカーで異なる場合があります。

むしろでてこないときは、マザーボードを買ったお店に相談に行きましょう(^^;;

この【BIOS】って奴は、接続した各パーツの詳細設定ができるもの。


こんな感じで、現在の接続・認識状況・状態の確認、日付の設定から、電力設定やらなんやらかんやら。
知っておくと便利なことがいくつもあるので、
PCが完全稼働したら勉強してみてください。←特に初心者はここ重要ですw

なんかめんどくさそうで心折れそうになるかもしれませんが、どうせここまで来たら引き返せないのであきらめて画面と向かい合いましょうww

とりあえず見る必要があるのは、日付の設定と接続したHDD、光学ドライブをきちんと認識しているか。


この時点で、つないだはずの【HDD】や【光学ドライブ】が表示されないとすれば、接続不良の可能性が高いので各コネクターを確認してみてください。
その際、確実に電源オフで電源コードも抜くのは言うまでもありません

今のところ【BIOS】を触るのはこれだけでいいです。
むしろ【BIOS】設定画面に手を入れるのがこれが初めてって方は、これ以上触らない方が賢明です。
このプログラムが壊れちゃったら、起動不能になりますから。
この【BIOS設定操作】が、以前は【自作PC】の一つの壁になっていた側面もあるかもしれません。

ま、めったに壊れないし、
「知識も理屈も上等!
とにかくやってもみないやつが文句言うなや!」

タイプの人の救済かのように、変な設定したらだいたい戻せますけどね。
けれど戻し方分かんないままにおかしいことしちゃったら、戻す前にCPU壊したり、各部に過負荷をかけたりしかねないのも事実です。

今現在主流の【Windows7】ってのは優秀で【OS】上から【BIOS】いじれるところもたくさんあるので、あわてる必要はありません(^^)

無事に全部接続確認ができ、日付設定ができたら、【光学ドライブ】【OS】のディスクを放り込みましょう♪
【OS】インストールと起動初期設定が終わるまでは、画面に出てくる言葉に素直に従うだけです。

ここまで出来たら、やっと『Windows搭載PCを買ってきた』状態です。
かかった費用と手間暇とを勘案すると、値段だけなら決して安くはないですよねw
学ぶ時間も含め
手間暇を楽しむ気がない人には、お得とは言い難いです。


・・・と、まとめに入ったように見せかけて(笑)

さて、まだ終わりません♪
ある意味、まだ始まってすらないといってもいいかもしれません。

とりあえず現状は『Windows OSを動作させられる状態』ではありますが、不足がいろいろあります。
いろんな追加ソフトをぶちこむ前にやってしまいましょう。

メニューとしては
①Windows アップデートとメインドライブのパーテーション設定 
②BIOS アップデート
③不足ドライバの追加
④各種ユーティリティの追加
⑤複数台のHDDを搭載する場合は追加作業。
⑥追加ボード、外付け機器の接続、ドライバインストール

となります。

どんな自作PC初心者でも、今の世の中アップデートファイルの類はネットからダウンロードが基本ってことはご存知ですよね。
なので無線LANで使う予定の方も、この段階では有線LANで接続できる方が便利じゃないかと思います。
ダウンロード速いし、無線設定後回しにできるしw


①のWindowsアップデートは、従来からあるのでまぁ問題ないでしょう。
・・・が、発表から時間がたっているものほど、大量にアップデートファイルがあります。
つまり、インストールに時間がかかるということです。
「めんどくさいから後回し」ってする人もいるかもですが、再起動要求には随時従っておくのが無難です。

ここまで書いてきたことを素直にやってる方は、複数台の【HDD】を使うとしても今現状搭載してるのは1台のみですよね?
つまり、この時点ではその1台全体がメインドライブとなっているはずです。
これが小さな【HDD】なり【SSD】であればそのままでもいいかなと思いますが、TBクラスの【HDD】を全域一体で使うのは得策とは言い難い。
【リカバリ】が必要になった時に、数百GBものデータを移し替えるのも大変だし、全部あきらめるのはつらいでしょうから。
なので、【HDD】の中に仕切りをつけて部屋わけをします。

いやぁ【Windows7】が便利な点の一つですね、パーテーション設定もOSからできるって。
やり方は「スタート」→「コンピュータ」で右クリック→「管理」→「ディスク管理」でひらいたら、後は自由自在です。

うっかりメインドライブにデータ保存しちゃったり、やたらめったら【アプリケーション】入れたりする方でも、100GB~せいぜい200GBも確保しておけば問題ないでしょう。
ただし小さすぎると動作上問題が出ることもありますので、【HDD】のサイズに余裕があるならばある程度のサイズは取っておきましょう。
残りをどんなサイズでどう分けるのかはお好みで。
こうすることで、【リカバリ】しなきゃいけないときに犠牲にするのはOSの入ってる部分だけで済むことになります。
言うまでもないですが【HDD】の物理的なクラッシュの場合は全損です。

②の【BIOS】のアップデートは、しなくて済むならしないでいいです。
【マザーボード】のメーカーサイトに行って確認してみましょう。
小バグの対応なんかもあるので、アップデートがあればしておくべきです。

・・・で、こういうのが、以前は【BIOS】設定画面でごちゃごちゃやる必要があったんですが、便利な世の中になりました。
普通にWindowsアップデートやるのと同じ感覚でできます。
なので、怖がらずやってください(^^)

③も、何も問題がない場合には、あわててする必要はありません。
直接的な問題があるかどうかは、【デバイスマネージャー】を開いてみれば一目瞭然。
けれど大きな問題がないとしても、特に先代マシンから流用のものに関しては【ドライバ】が更新されている場合がありますので、メーカーサイトで確認しておく方が良いでしょう。

④はお好みで。
おいらは【マザーボード】がらみと【CPU】がらみでの、メーカー提供ユーティリティを入れています。

⑤⑥で、追加機器類をやっとこさ投入します。
まぁ、このために一度閉めたふたを開けなきゃいけないこともありますがw
注)おいらは完了するまで開けっ放しで作業することも少なくないですが、
何かあった時の覚悟は必要です(非推奨)

前回少し触れましたが・・・
ここまで来て静電気・動電気が原因となって破壊すると元も子もない(TT)
なので、この作業をする場合は必ず
*電源コードを抜く
*しばらく放置(おいらは念のため電源ボタンを押して何も動かないことを確認します)
*着脱時はPCケースに触れながら作業する

これらの点を意識しましょう。
いろいろズルするすちゃらかなおいらですが、この点は確実にこなします。

もちろん「静電除去用リストストラップ」とか「綿手袋」着用を推奨します。
おいらは持ってませんが…(爆)

ここまでくれば、機械的にはほぼお好みの状態ですよね(^^)
あとはアプリケーションのインストールだけです。
まぁ、これも結構時間食うんですけどねw


PCを自作するっていうのは、手間はかかりますが作業自体の難易度はかなり低いです。
確かに一昔前までは難易度の高い面もありましたが、時代が進んで凄くハードルが下がりました。
別にすごく高度な専門知識もコマンドも必要ありません。
ここまでに書いたもので高度そうに感じるかもしれませんが、そう感じるのはただ単に
「見慣れてないだけ」ですので安心してください。


もちろん、この先の泥沼にはまりたい方はそうはいきませんけれど、ここまでであれば何ら問題ないはず。
それは車でもカメラでもなんでも同じですよね(^^)

「圧縮比がぁ…」とか「ブーストが・・・」とか「オフセットが・・・」とか・・・
そんなのを、車に興味持ち始めたばかりの若者が聞いてもわけわかんないのと同じです。
そんな若者見ると、かわいさもありながらも「ちったぁ、勉強しろや!」って思いません?
同じですよね(^^)

「理屈なんていらねぇ!」という方は、勝手にアーシングでもなんでもして自爆していただくのはもちろん構いませんけれど。
万が一にも火を吹くと周囲にすさまじく迷惑なので、
そういう方はそもそもPCの自作だのカスタマイズだのやろうと思わないことが重要だと考えます。

PCにも車にもカメラにも【念】は通じません。

・・・ってPCやカメラだと納得するのに、車だと納得できない人が存在するのも不思議w


駆け足でやってきましたが、こんな感じ♪
自分で学んで、選んで、買って、組み立てる。
間違いなく自分専用のワンオフです。
日常、ただなんとなく使ってるPCにもそんな遊び方もあるってことで。

今回で終了と最初に書きましたが、ついでにあと一回、雑記を書いて終了しますねw
ちょっと便利なことだとか、一味違った応用編のワンオフの提案とか
・・・おいらはしてませんけど、やろうと思ってたこととかw
Posted at 2012/05/11 16:53:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコンとか | 日記
2012年05月10日 イイね!

PCを自作してみよう(第八回)

さて、
必要なものは揃いましたか?
予算の範囲で収まりましたか?

言うまでもなく、ここまでに触れたものは最低限度の
【PCをPCとして動作させるために必要なもの】です。

『何をするか』のためには、このほかに各種【アプリケーション】が別途必要になります。

なので、なにかしら目的のあるという方・・・例えば、絵を描きたい、動画編集をしたい、データベースを作りたい等など・・・は、くれぐれもここまでで
予算の全力を使い果たすことのないようにしましょう(^^)
↑ここ重要ですw

至れり尽くせりのメーカー販売完成品と異なり、このままだとOSと追加機器に付属する【アプリケーション】しかない状態ですので。

とりあえず、その辺は最後のまとめとします。
まずはそろったパーツを組み立てて、PCとして動かしましょう。

組み立て自体はすごく簡単です。
かしこまって覚悟してる方は、拍子ぬけるかもしれません。

マザーボードにCPUと CPUクーラーを取り付けて。
マザーボードをPCケースに取り付けて。
ドライブ類と電源、冷却系をPCケースに取り付けて。
フタを閉めたら完了です。

後は外部機器・・・モニター、マウス、キーボードをつなぐだけ。

説明書さえ読めば・・・と、一応但し書きをしてみますけど。
工具は通常ドライバーがあれば大丈夫です。
高いものじゃなくていいですので、セットものがあればベターでしょう。

作業時間は、説明書を読みかえしながらせいぜい1時間程度。
すんなりいけば30分くらいで終わるんではないでしょうか。
【HDD】を複数搭載する場合、後に混乱しないためにとりあえずメインとして使う1台だけ接続しておくのが良いでしょう。

注意すべき点としては
*途中で落としたネジ類、スペーサー類、ジャンパ等は確実に回収する。
*CPUなどを挿す際には丁寧に、まっすぐに、そして枠以外を触らない
*静電気をなめない
の3点だけ。

「【静電気】をなめないこと」なんて書くと、「ほら見たことか?」なんてほくそ笑む方もいるかもしれないんですが・・・
気をつけるべき内容の桁が違うので
一緒にしないでくださいね(^^)

静電気に関してもいろいろわかる範囲で書いてみようかと思ってたんですが、それ以上にとってもわかりやすいサイトを見つけました。
各種アーシング等を絶賛されてる方は当然理解されてることだとは思うんですが、これから知ろうっていう方にはとてもわかりやすくまとめられていてお勧めです。

そうそう余談ですが、画像で見る限りB787も翼端に静電索らしいもの付いてますね。
航空機の静電対策は、基本的にはノイズ対策で出力や燃費などの性能向上が目的じゃないですよね。


ま、静電気に関する基本知識はリンク先で学んでいただくとして・・・
現実的なところで、PCを組むのに気にしておくべきことだけ触れます。

言うまでもなく精密機器は精密です。
いや、冗談じゃなくてw
CPUなんか、ごく小範囲に所狭しと【半導体】が詰め込まれています。
近年のCPUになるほどその傾向。
よくもまぁ、こんなに詰め込んだなって感じ。
・・・見えませんけどね(爆)

おいらが以前書いていた【『LED工作は難しいのか』シリーズ】でも散々触れましたが、この【半導体】って奴は過電圧・過電流・熱に素晴らしく弱いです。
そう、たぶんここを見てる方が一番身近に感じる【半導体】がLEDではないかと思います。

LED工作するにしてもスペックぎりぎりで作らないこと、ぎりぎりで作った場合アーシングすら天敵になりかねないことなども触れました。
実際、耐電圧を2~3V越えるだけで破損したり、極端な寿命低下を招く場合もあります。
LEDの品質が悪いと上限まですら届かないものもあります(事実)
LEDテープやLEDバルブなどの完成製品を買ってきた場合、一体どのくらい安全マージンを持っているのかもわからないのが現実です。
アーシングすることで何が目的なのかはともかくとして、そういうリスクを背負うことは既存科学による知識として知っておくべきことですね。

どうしてアーシングの何がリスクになるのかは、各自学んでくださいませ♪
もちろん不思議科学ではなく既存の科学知識で説明可能なことですから。

シンプルな構成の単体LEDですらそうなんですから、もっと精密なICなんざさらに脆いわけで。

例えば日常生活下において、おいら達には動作ごとに数kVの帯電が起こると言われています。
先述とおり、数V~数10Vの過電圧があれば簡単に半導体は壊れちゃいますので、
人が触ってバチッ!って言ったらまずアウト
ということになります。

もちろんバチッ!って言わなくても、感じてないだけでアウトになっちゃってるケースもあります。
人が放電の影響を感じ取れるのは3kV程度以上というのが一般的なようです。
空中放電を見てとれるのは10kVで10mm程度と言われています(温度・湿度で影響あり)


そうそう詳しい方、どなたか
一体どのくらいの帯電をすると、車の運行に支障が出るのか
アーシングに熱心なところ、静電対策に熱心なところでも、いまのところ自力で探す限りどこも目にしないんですが。
何かいいサイト見つけたらぜひ教えてください♪
何を基準にどれだけの放電を目指してるのか不思議なんですよね。

余談ついでですが
絶縁体はアースをしても除電されることはありません
ので、それ系アースは過信しないように要注意です。
ま、特殊車両系の話ではなく一般的な既存科学ですけどね。



さて戻しましょう。

この対策として、事前に金属の【PCケース】を触るなんていうのもありますが、手を離した瞬間から帯電しますのでぬかよろこびしないようにしましょう。
静電除去用の道具として¥2000程度から「帯電防止用リストストラップ」とかも売られていますし、他にも各種製品がありますので利用するのもありでしょう。


ってな具合に、ま、ちょっと大げさに怖いっぽく書いてみましたが・・・
全く何も知らない人が、何も考えずにうっかり墓穴を掘ってしまわないように。
工程自体は簡単だけど、考えてやろうね。
そんなつもりで書いてます。

ちなみにおいらは、どんな静電対策の用品も持ってません。

ぶっちゃけ・・・こんなこと言うと専門家、詳しい人には怒られそうですけどね(^^;;
これまでに所有していたPCでフタを開けなかったものはないですし、機器類の追加とかも散々してきましたが、
追加的に静電対策をしたことはありません♪
さらに、普通に素手で作業しています。
もちろん、壊れたら自己責任で買い直す覚悟は持った上で♪
・・・元も子もないww

そんなおいらでも気をつけてる点としては、
*半導体パーツ周辺を直に触らないことと基板の金属部分に触れないこと
*乾燥している時期であれば室内の湿度を上げておくこと。
*電源からのコードの接続は、全部組み上がった最後にすること。
*完成しちゃったものをいじる時は、電源コードは抜いて常時ケースに触れてるようにすること。
そのくらい。
珍しいからといって、べたべたCPUの足回りを触ったりしなきゃ、たいがい問題はないですw

もちろん、CPU取り付け、メモリやボードを挿す際に綿手袋するとか、先に書いたような「帯電防止用リストストラップ」も
用意するに越したことがないのは事実です。
CPUやボード類を破壊するのに比べたら安いもんですしね♪


無事に全部取り付けがすんだら、電源入れて初期画面が表示されるのを確認しましょう♪
初期画面が表示されたら、ひとまず成功です。

ところで自作PCって、ホントに時間と手間がかかるのはここからです(笑)

例えばおいらの場合・・・
夕方から「PCを買おう♪」と買い物に出かけ、用品選定・購入にかかった時間はおしゃべり、完成品とのコスパ比較・検討を含めせいぜい約1時間。
帰宅・夕食後作業開始し、2台組み立てて約40分。
ここから2台平行に動かしつつ、各種設定、OSインストール、必要なファイルのぶちこみ、ベンチマークなどなど完了したのは翌朝の5時ごろってな感じでしょうかw

もっとも、いずれのPCも【OS】に【Windows7】と【WindowsXP】の両方を入れた事で、余計に時間かかってますけど。


ということで、なんとか次回で終わりそうですw。
とりあえず「電源入れたら自動的にWindowsが起動するのがPCだ」という認識の方が、ここまで来て画面見ただけで心が折れかねない【BIOS設定】のことに少しふれて、後は雑記程度で♪


Posted at 2012/05/10 16:42:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコンとか | 日記
2012年05月09日 イイね!

PCを自作してみよう(第七回)

サクッと終わると思って書き始めたのに・・・
このままでは【『LED工作は難しいのか』シリーズ】の二の舞か?(笑)
*最近こちらにたどり着いた方はご存じないかもしれませんが、既に全削除済みです(^^;;

まぁ、そんなこともなく。
初心者の心が挫けそうなところだけ書きだすと文字数多くなってますが、しゃべってみると大した量ではないはず。
・・・っつうか、一回組み上げたら数年単位で使うものに
そのくらいの手間かけなくてどうする?
と思うおいらです。
ここまでに太字強調した用語で心折れるようであれば、PCの自作はお勧めしません。
トラブった時に自力で復活なんてできないでしょうから。

ましてより良くしようとする場合、最低限の基礎知識は絶対に必要です。
根拠のない思い付きでは、性能が上がるどころか壊すことになるだけです。
【SATA】のコネクターに、どんなに頑張ったって【USB】のソケットは刺さりません。
【CPU】の足をただ増やしてみたところ、減らしてみたところで動くことすらないでしょう。

「壊れませんように」と願いを込めて札を張るのはありだと思いますが、その場合の目的は性能向上ではないですしね(^^)

某SNSでは度々、不思議グッズの数々が既存科学の基礎を無視しながら、唄う効能は
既存科学の都合いいところだけだったりすることも多い
わけですが、題材になっているような車両と違って・・・同じ機械製品である以上、根本的なところは違わないはずなんですけどね・・・それは通用しませんから。

静電気なんざ、PCを始めとする精密機械の天敵なんですけど・・・
車の静電気対策にシビアな人は、パソコンとか家電とか、一体どんな風に特殊な扱いしてるのか気になりますw
組み立てのところでちょっと触れますけどね、静電気w
「聖エルモの火」を日常のドライブとかで目にしたことある方っていらっしゃるんでしょうかね・・・
音速~亜音速で飛んでるわけじゃないんだし。

理論に基づいて製作されている機械製品ですから、何かをやる以上そこには必ず明確な論理が存在します。
そして、スペックアップを体感できる保証はないけれど、体感できる性能向上には必ずスペックアップが伴います。
ただし根本的な改良ではなく、力技でのスペックアップ・・・例えばCPUの限界を超えるクロックアップなど・・・の場合は、びっくりするくらいわかりやすくリスクも伴います。


ま、そんなことはともかくw

前回までに【OS】【CPU】【PCケース】【追加ボード類】そして【ドライブ】が決まりましたね。
何度か繰り返している「あなたはそのPCで何をしたいんですか?」
これが重要なポイントになるのは、既に認識いただけたかと思います。

もちろん、
いくらかかろうが、俺は構いやしねぇ!

そんな方は好き放題にハイエンドスペックのものを組み付けていただければよいかと思いますがww
予算と要求仕様の兼ね合いをつけながら、限られた範囲で使いやすいものに仕上げるのが自作PCの意義だと思うわけです。

ここまでの要素を全部踏まえて、今回は【マザーボード】を選びましょう。

【マザーボード】っつうのは、見た目としてはでっかい回路基板です。
ほんと、ごちゃごちゃ小さいものの並んでる基板です。
見た目だけで何がどうだかなんてわかりません。
何の予備知識もなく買いに行くと、訳わかんなくて挫折するか、店員さんにお任せ状態になるだけですw
それが一番無難だといえば無難ですが(笑)


マザーボードってのはこれまでに選んだ機器類を接続するコネクターを持ち、それぞれをリンクさせるパーツです。
それらを制御するために【チップセット】っていう部品が乗っかってます。
この【チップセット】がマザーボードの性能に直結します。

じゃあ【チップセット】が何をやるのかといえば。
*接続ハードウェアのコントロール
*グラフィック制御
*サウンド制御


このシリーズの第五回の時に【各種拡張ボード】に触れました。
そしておいらは現時点では、追加ボードを搭載していないことも書き添えました。
各種機能について、よりハイスペックを期待する必要がなければ、このチップセットだけでそれぞれ相応には機能を持っているわけです(^^)

そしてここの能力の限界が低いと、これまでにいくらハイエンドなパーツを選んできてたとしても活かすことはできません。

なので、【マザーボード】を選ぶにあたって重要なポイントの一つは、搭載している【チップセット】の性能を理解することとなります。

・・・が。
【チップセット】だけを考えてもしょうがない要因がいくつかあります。

第三回で【CPU】に触れました。
【マザーボード】に【CPU】が載っからないことには話になりません

【CPU】には必ず【対応ソケット】というものが存在します。
これが異なると「文字通り載っからない」という状況に陥るどころか、いずれか、もしくは両方を電源入れる前の時点で破壊することにつながります(TT)

なので、マザーボードを選択する際は
CPUに対応するソケットを持ち、
  なおかつ要望に合うチップセットを搭載したものを選ぶ

ということになります。

そして、第五回で触れた【拡張ボード】、前回の【ドライブ】
先に【拡張ボード】に触れたのは、【マザーボード】を選ぶのに直結するからです。
必要な規格の対応ソケットが必要なだけ存在するのか?
なければ、ボード追加で補えるのかなど含めてよく確認しましょう。

もうひとつ、第四回で触れた【PCケース】
タワー系ならともかく、コンパクト系の場合はサイズに制限が出ます。
これもよく確認しましょう。
コンパクト系のケースを利用する場合は、当然ながら搭載ドライブ数にも拡張可能なボード数にも限界が出ます。
何を優先するのかにもよりますが、出来るだけ【チップセット】の優秀なものを選んだほうがいいかなと思います。
外部コネクターの数は【PCケース】に依存しますので、不足の場合は【拡張ボード】追加しなきゃですしね。


ちなみにおいらの使っているマザーボードは【H67チップセット】搭載のもので、既に書いたとおり【SATA-3.0】ソケットを装備しています。
格段に優れたチップセットではありませんが、映画は液晶テレビで見るし、動画編集はたぶんしないし。モニターも大したことないのでこんなので十分っていう判断。
【USB3.0】はデフォルト搭載してませんが、そもそも【USB3.0】対応機器を持ってないので問題ないですw


さ・・・残るPCを動かすにあたって必要なもの。
そのひとつが【電源ユニット】
まさか交流100Vでそのまま動かしてると思われてる方はいないかと思いますが…

PCを安定して動かすためには、必要な電圧、電流を安定して供給することは重要です。
いくらいいものを組み合わせても、電源容量不足だと話になりません。

自動車のECUも12Vで動作してるわけではないのはご承知の通り。
なぜなのか・・・
単に内部動作電圧が低いからということもありますが、低い電圧で動作させるのには理由があります。
ピーク電圧付近を動作電圧とすると安定供給に難が出るからですね。
安定して動作することが大前提なわけです、こういうものは。
必要電力が5Vのコントロールユニットの外で、電圧が多少変化したところでそこに与える影響はないと言えます。
影響出るようなら、そのユニットが不良品ってことですから。  

この電源ユニット、別名でいいかえると【安定化電源】って奴です。
家庭用の交流100Vを、【12V】【5V】【3.3V】に変換して各部に供給します。


お・・・気が付きましたか?
そう、お古のPCの電源ユニットを使うと、簡単にLED工作の電源が取れます♪
乾電池で動作確認をされてる方、もしお古のPC手元にあればばらしてみるのもよいでしょう。
下手に高い電源アダプタを購入する位なら、安いPC用の電源使うのが案外便利です♪

・・・で、PCの【電源】です。
価格帯は¥2000程度から¥40000程度までと幅広い。
値段の違いは、出力の能力と安定性、ノイズ対策の程度によるもので値段なりです。

安定した電源供給が最優先事項、そのうえで何を求めるのか。
これが電源選びのポイントとなります。
電力消費が少なくて済むような構成に、大電力用の電源は無駄ですし。
その逆は意味をなさないし。

これまでに選んできた機器をベースに、一体どのサイズのものがあればいいのか?
まずはそれを見極めましょう。
・・・と言っても、まるでピンときませんよね?
なので、こちらのサイトを参考にしてください。

必要な出力の目安が分かれば、同等以上で後は懐に合うものを選べばよいでしょう。
先に書いたとおり、無駄に大きい必要はないですが余剰がある方が間違いないですね。

ちなみに、おいらの電源は¥3000くらいの定格620Wの安物です♪(爆)
520Wでもよかったんですが、¥400ほどしか違わないので気分でw
いちお【サーマルノイズコントロール機能】付き


それと、忘れちゃいけないのが【メモリ】
【RAM】って奴ですね(^^)

例えていうのならば【ハードディスク】が工具棚【メモリ】が作業場ってとこでしょうか?
作業場が狭いと、必要なものを並べるのにも苦労します。
置ききれないものは【ハードディスク】の空いてるところに仮の作業場を作ってしまいます。
結果、何度も棚と往復しなきゃいけない。
これがロスタイム・・・動作速度に直結するところとなります。

特に動画など大きなファイルを扱う方ほど、【メモリ】の搭載量が動作速度に影響します。

必要なものを一気に広げられるだけの場があれば、無駄な【データアクセス】の回数が減る分だけ実行速度が上がるというわけです。
なのでPCの体感速度を向上させる場合、一番手っ取り早いのが不足分のメモリを追加してやることなんですね(^^)

このために必要な【メモリ量】として、各種OS、ソフトウェアで【推奨値】ってのがありますが、この数字は
ボーダーラインだと考えた方が間違いがないです。

【OS】が【XP】であれば2GB、【VISTA】以降であればそれ以上は欲しいところ。
【Windows7】の場合、2GBでももちろん動作します。
・・が、【タスクマネージャー】起動すると一目瞭然でブラウザ動かしてるだけでかなり目いっぱいになります。
【Windows8】や今後出てくるブラウザなどでは一体どうなるのかわかりませんが・・・まぁ、普通の方は4GB積んでれば大きな問題はないでしょう♪
規格がいくつか存在しますが、マザーボードの箱に書いてある規格を選びましょうね(^^)

ちなみにおいらは4GB積んでます。
家族の使うPCは、基本構成は同じですがメモリは2GBです。
同時に複数ソフトを起動すると、明確に速度差が出ますね。

【冷却系】は電動ファンなどがケースなどに付属してる場合も多いですが、静音性を狙うなら別で買いそろえる方がいいかもしれませんね。
水冷ユニットなんか、静かですよ(^^)・・・高いけどw

音にこだわらないのなら、電動ファンはでかくて困ることはありません。
近頃は優秀で温度状況によって回転数を変える設定もできますし、昔と違って常時ブンブン回ってるわけではないですからそんなに気にならないと思います。
タワーケースなどであれば、あいてる【5インチベイ】に取り付けるネットやファンも売ってますので、適宜ご利用ください。

CPUの安定動作のためだけでなく、【アレニウスの法則】を考慮すれば冷却性の維持・確保がパーツ寿命にも影響すると考えられますしね。

家庭で使うPCですから、空気の流れをせき止めるような設置さえしなければ、そこまでシビアに考えることもないかとは思います。
HDDだって、複数搭載してる場合アクセスしていないドライブは動いてませんしね、今どきは。

後は小物さえ揃えればPCを組み立て、電源を入れることができます。
ケーブル類は、電源ユニットやドライブ、マザーボードなどに付属してることも多いので、最終的に何が足らないのか分からなければ、会計前にお店で聞いてみましょう(^^)
全部通販でそろえるような場合は相談相手がいないと思うので、ご自身でメーカーサイトなりなんなりで、付属品を確認しましょうね♪


今回触れてませんが、【モニター】【マウス】【キーボード】なんかも新調する方はお忘れなく。
【モニター】の性能は値段なりですが、【マウス】【キーボード】は出来たら実機を触ってみて手に合うものを選ぶのが良いですね。

・・・ってところで♪
これでパーツ類の選定に関しては終了です。
一気にまとめたので少し長くなりました。
なんか忘れものがあれば、誰かコメントで補足してくださいww

後ニ回で終わる予定(爆)
Posted at 2012/05/09 13:22:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | パソコンとか | 日記
2012年05月08日 イイね!

PCを自作してみよう(第六回)

ここまでに【OS】【CPU】【PCケース】【追加ボード類】を選んできました。
・・・って、既にお店に何度も通ったりはしてないと思うので、まぁ候補選定ですよね(^^)

いちいち製品挙げていくときりがないので、具体的にどんなものが何なのかは当然自力で探しましょう。
それでこそ自作って奴です。

ここまでみていただいた時点で、既に
【ゲームがグリグリ動いて、動画が高画質で観れて、地デジ対応のPCを¥50000で作りたい♪】
なんて夢物語は実現できないことはご理解いただけたかと思います(笑)

なぜかって?
だって、まだここまでのものだけでもPCとして動かないんですもの♪(爆)

先に書いたような仕様要件の場合、おそらくここまでの時点で既に¥50000を軽く突破してますよねww
ちなみにおいらのPCは、OSとパーツで約¥65000のものです。
モニターと、内蔵HDD3台のうちの2台は前マシンからの持ち越しですが。


そんなわけで、次は【ドライブ】の選定です。

先にお断りしておきますが、おいらは基本的になんでも内蔵したい人です。
ふたを開けるのに躊躇がないので。
なので、内蔵寄りに偏りますのでご容赦くださいw


まずは【記録媒体】・・・俗にいう【ハードディスク】って奴ですね。

その昔、おいらが初めて買った追加用の【HDD】は、2GBで¥20,000くらいしました。
今は同じ値段を払うと【バルク】の【HDD】ならば3TBだって買えちゃいます。
容量1500倍ですもの、イイ時代になりました。
もっとも・・・OS動かすだけでも50GBじゃ心もとない世界ですがww

さてさて【記録媒体】としては、現在のところ一般的にいう従来型の【HDD】と近年登場の【SSD】と2種類あります。

【HDD】は、ドライブの回転数が数種類あって、回転数の高いものほどデータ転送速度に勝り値段も高いですね。
そして容量に応じて値段が上がります。
歴史も長く技術的に確立している製品ですので、よほど外さなければ比較的安定して使いやすいです。
そしてほぼ間違いなく【値段相応】です。
だいたい、500GB辺り¥5000前後で見積もればいい感じ。
容量大きくなるほど割安になりますが、回転数が上がれば一段値段が上がる傾向もあります。

【SSD】は、データの転送速度に関して【HDD】を遥かにしのぎます。
遥かにしのぎますが、そのためには必須の条件が存在します・・・これを知らない人が案外多い。
こちらを参考にしてください♪
そして、お値段も【HDD】を遥かにしのぎます(TT)
ざっと60GBあたり¥8000程度の見積もりでしょうか。

まだ歴史が浅いせいもあり、【HDD】ほど高容量のものがないのも【SSD】のネックの一つですね。
そして、安物は安物なりでしかない現実もまだまだあるようなので、うっかりバーゲン品に手を出して
【SSD】を搭載したって事実だけで喜ばないようにしましょうね。

「極端に安いものには、製品的に怪しいものも多いようです。」
・・・なんて話を、某PC屋さんの店員さんに聞きました。
バーゲン品見て「あれってホントに大丈夫なの?」って聞いてみた、おいらもおいらですがw


これらの【記録媒体】、これから組み上げるPCの場合接続方法は基本的には【SATA規格】によるものか【USB規格】によるものになると思います。
ざっくり行けば、内蔵が【SATA】、外付けが【USB】ですね。
前回書いたような追加ボードを使えば、もちろん【外付けSATA】も可能ですけど。

【SATA】にも【USB】にも規格が複数存在します。
まぁ、気にとめておくべきは【SATA】であれば【SATA-2.0】【SATA-3.0】、【USB】であれば【USB2.0】【USB3.0】の計4つ。
いずれも、前者よりも後者の方がデータ転送速度に勝ります。

既に記載してますが、現在CPUのみでの大幅な性能アップは見込めません。
体感速度を向上させる事を考えるのであれば、転送速度の影響はかなり大きいといえます。

ぶっちゃけ・・・
CPUが多少カスでも、速いドライブとそれを活かす環境、十分な容量のメモリがあれば
結構速いPCの出来上がりですw

逆にいえば
いくらドライブが速くても、転送速度が遅いと意味をなさない
という現実があります。
そうでなくても、そもそもの扱うデータが大きくなっている昨今。
静止画データでMB単位は当たり前、動画だと平気でGB単位です。
大きなものを移動させるなら、それなりのスペースが必要というわけです。


・・・といって、コードを太くしても転送レートは上がりませんよ。
邪魔になるだけでw

ここのSNS的に置き換えるならば・・・
マイナスイオンを添加しようが、磁力を使おうが、静電気を取り除こうが、貼ろうが、線を増やそうが
ボトルネックに手を加えずにパワーもトルクも上がらない
ってのと同じですね(^^)
エアクリ変えたって、レギュレーター変えたって、インジェクター変わらなきゃ燃料増えないですしね。
燃費はアクセレーションだけで向上することもあるでしょうけど。

いやぁ、しかし…
車で絶賛するいろんな不思議製品、
なんで誰も家電に流用してみないんでしょうかね。

そんなに効果があるのなら、もっと日常的に使うものでこそ【改善】につながるんでしょうに。
車で通用するんだったら、アーシングでPC速くなってもよさそうなんですけどねぇ。
転送レートが倍になるとか♪
貼り物したら1TBのHDDが2TBに化けるとか。

誰かやってくれないですかね?
スペックアップしてればベンチテストでで明確にできるんだし。
・・・つなぐとこ間違えたら、火を吹くかもしれませんけど(爆)


さ、話戻しましょう♪ww

【内蔵・SATA】を前提に言えば、【HDD】の場合は規格の違いの差がでるのは7200rpmクラスかなと思いますが、速さ、目新しさで【SSD】を搭載するのであれば【SATA-3.0】対応である必要があるというわけです。
参考までに、現在のおいら仕様での比較データがこちら。

【SSD】は容量、お値段でまだまだハードル高いのも事実。
なので現在おいらも検討中ですが、メインドライブのみ中容量SSD、データドライブをHDDっていう使い方ができれば、現実的に効率的かもしれません。

・・・で、これに関してもう一つ検討が必要なのは、いくつ買うのかww

もちろん、現在稼働中のものを移植して使うのもよしですが・・・
これに直結するのは、既に考慮した【PCケース】のサイズ。
ケースが小さければ嫌でも1台しか入らないでしょうし。
おいらのようにフルタワーにすれば、内蔵だけで困るくらい入りますw

現実と予算とお好みで検討してください。

個人的なことを言うならば・・・・
3TBのHDDを1台使うのであれば、1TBまでのHDDを複数台使う方がお勧めです。
複数台で使う方が、何かあった時の痛みが減るってことで。

【HDD】も消耗品であるのは既に書いたとおり。
長寿命を唄ってたりする【SSD】だって壊れないわけじゃないです。
「データの永久保存」を唱えたCDが「30年程度が限界」ってのを露見して既に10年ですしねぇ。

特に高回転モデルが出てくるようになって、顕著にその傾向が強まっているような気がします。
ぼちぼちやばい・・・って予感できる方はともかく、今これを読んでる方はきっとそうではないでしょうから。
コンパクトボディの場合は【内蔵ドライブ】と別に外付けで【HDD】をつないでデータ保管する形の方が良いかなと思います。
その場合は、出来れば【USB3.0】に対応させるのが得策でしょうね(^^)

そうそう【HDD】をさがすと【2.5インチ】とか【3.5インチ】とかの文字を見かけると思います。
あなたの選んだPCケースに、どのサイズならいくつ入るのか確認して合わせてくださいね。


【光学ドライブ】に関しては・・・
まぁ【Blu-ray】対応させるのか、それとも【DVD】まででいいのか。
【内蔵】するのか、【外付け】するのかお好みで。
【Blu-ray】対応で内蔵するなら【SATA-3.0】、外付けなら【USB3.0】必須だと考えておく方が良いでしょう。


・・・というわけで。
ここまで来る前にマザーボードを選んじゃった方、大丈夫ですか?
お好みに合う規格に対応してますか?

マザーボードを後回しにした理由が、ここまでの話になります。

いざ、ボードを追加しようと思ったらスロットが足らない、もしくは未対応
【SSD】や【 Blu-rayドライブ】を搭載しようと思ったら転送レートのネックが出る
なんて後悔をしないようにしましょうね。

大丈夫、まだやり直しがきくはずです。
勇み足で、注文しちゃったりしてなければね・・・(爆)

ち・な・み・に
これだけ書きましたが、ここまでではまだPCは動きません♪
Posted at 2012/05/08 16:44:06 | コメント(4) | トラックバック(0) | パソコンとか | 日記

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