
長年使ってきたマウスのセンターダイヤルがいい加減限界なので買い換えました。
超特価¥380♪
安くなりましたねぇ。
基本的にスチャラカなおいらなので、かなり安いものも出てますが
ワイヤレスは使いません。
なぜなら・・・
スイッチをまめに切る
なんてことをするとも思えず、
肝心な時に使えないなんて状況を避けたいから。
それになにより、
有線タイプなら少なくとも
使いたいときに見当たらない
なんてことは避けられますねww
マウスも消耗品、キーボードだって消耗品。
高いものはいいけれど、無駄なコストは省きたい。
もっともマウスの場合、使用頻度が高いだけに・・・
単純に値段よりも、手に合うかどうか
の方がポイントが高くなるべきですね。
値段の高い、
俗にいう【いいもの】が必ずしもいいとは限らないというケースの典型でしょうか。
車のオイルなんかだってそうですね♪
必要に合わせたチョイスが大事です。
さてさて…前振りが済んだところでw
前回のブログで(読んでない方は、「カテゴリー:パソコンとか」で探してください)書いたこと。
それは
【あなたは、これから作るPCで何をしたいんですか?】
覚えてますか?
これが決まれば、おのずと選択肢が狭まっていきます。
ただでさえ、初めて作ろうなんていう方には、
みたこともほとんど聞いたこともないメーカー名と記号の羅列です。
この時点で自作をあきらめる人も、決して少なくないと思います。
お店のお勧めキットなんてのもありますが、せっかく自作に踏み切るならばある程度は自分の意思で選びたいぢゃないですか♪
なので考えましょう、少しだけw
まずはOSを決めちゃいます。
一番手っ取り早いのでw
これは、現状ではほぼ問答無用で
【Windows7】になると思います。
もちろん、好みでVistaやXPで行くのもよいと思います。
・・・が、
旧いのが安いってわけじゃないし、わざわざ買うのもなんかもったいない(^^;;
【Windows7】の場合、何気に
種類が6通りもあったりするんですが、選択に入るのは
①「 Home Premium」、②「Professional」、③「Ultimate」この3つ。
①、②、③の順に、出来ることが増えて値段が上がります。
②、③の間の値段差は大したことないです。
どれがどういう仕様なのか、気になる方は調べてみましょう(^^)
ちなみに、おいらが使っているものは
②「Professional」です。
決まったら、組み込むパーツを選んでいきます。
パーツ類ですが、まず基本事項として
【リテール】と【バルク】というものがあります。
前者は、きれいな箱に入った上でメーカーから出荷されたもの。
後者は、包装が簡易だったり、保証がなかったり短かったりしますが、その分安く買えます。
どっちがいいかは・・その時次第でw
予算があって不安を減らしたければ、全部リテールで行くのが間違いがないです。
おいらの場合、ドライブ類はバルク、それ以外はリテールで行くことが多いですね。
さて、では
CPUをみてみましょう。
PCの心臓部ですね(^^)
現在、自作用に流通しているのは
基本的に【Intel】製のものと【AMD】製のもの。
値段が高いほど演算速度に勝り、省電力に優れるものが多いです。
そして、
スペックが同レベルなら価格は【Intel】>【AMD】となりますw
心臓部だけあって、総額の1/3~1/2程度を占めてもおかしくない。
1/2以上を占めるようだと、他がプアすぎるかもしれませんけど。
ここで予算総額がある程度決まります。
上位の
【Core i7/3960X Extreme Edition /intel】の場合、
市場価格で¥80000前後と、これ一個でおいらのPC組んでお釣りが来ます(^^;;
安いものだと
【Athlon II X2/ Dual-Core 240e/AMD】だと
¥5000前後と、かなりの幅と製品数があります。
・・・が、過度に高性能にしたところでそれだけでは実感できないことが多いので、ふと気がつくと
ただの無駄遣い
になってることも多々ありますねw
じゃあ、どうやって選ぶのか?
っていうと、基本的には先に選択した
OSによって、最低要求スペックが変わります。
CPUのスペックは、
【クロック】【キャッシュ】【コア数】などでみることができます。
【クロック】は計算速度を表します。
一応定義としては
『クロック周波数が1GHzのCPUは、基本回路が1秒間に10億回の動作』となりますが、ここにキャッシュメモリだとか、コア数だとかの影響が含まれるので、
単純にこの数字だけで性能は判断できません。
クロックスペックだけで単純に性能比較ができるのは、同一ブランドに限ります。
いくらクロック数が高くても
【Pentium4/3.8GHz】では【Core i3/2120T(2.6GHz)】に手も足も出ません。
また、単純に
【Core i7】などの
ブランド名で選んでも痛いことがあります。
メーカー完成品のPCを買いに行くとき、入ってるCPUのブランドだけ見てたりしませんか?
現実としては
下位の【Core i7】よりも、上位の【Corei5】の方が優位だったりします。
めんどくさそうに思うかもしれませんが、それって
車のグレードと同じです。
その後ろについている数字・記号を把握して選びましょう♪
性能比較に、
こんなサイトを見つけたので参考までに。
そう言えば、
最近面白い記事がありました。
某仕分け大臣が、自信満々に切り捨てようとしたスパコン。
こんな形でも活躍するんですよねぇ。
某仕分け大臣の判断基準だと日本はかなり遅れちゃうわけですね、車の開発でも。
計算速度の記載もありますが、ここまで来るとそもそもの単位が違いますけどねw
もちろん、家庭用に使うCPUではそんなこと無理ですw
ま、それはともかく。
膨大な数のCPUを全部勘案するのも面倒だしw
初心者が組み上げるっていう現実的な部分で考えると、
例えば
ヘビーユーザーならば【Core i7/2500系】【Core i7/2700系】辺りが一押しでしょうか。
目安としては\20000~25000くらいのを使えば大丈夫。
おいらのように、激しく使うわけではないけれど
それなりの動作がほしくて長く使うことをもくろむのであれば【Core i5/2400系】【Core i5/2500系】【Phenom II X6/1100T】あたりとか。
価格帯としては¥15000前後
とりあえず低価格重視で、後のことはあとで考える・・・とか。
まだまだXPで十分すぎるとか、32bitしか使う予定はないとか。
どうせネットしかしないし、動画もほとんど見ないし・・・とか
そういう
超ライトユーザーの場合は・・・って、実はこの層が潜在的に大半だと思うんですがw、
【Core2 Duo】【Pentium4/3GHz程度】【Athlon II X4/3GHz】辺りでも全然困らないと思います。
価格目安は¥10000程度まで。
ただし使うソフトによっては、OSがXPであっても動作速度の限界・・・体感的な遅さが出てくることもありますね。
私見ですが、
ある程度長く使うことを視野に入れるのであれば【Core i △】系の最近のもの以上なら最低でも5年やそこらの世の中の流れは問題ないと信じてます。
使えなくなるのは、時代が128bit化するとか、現時点よりもデータの流通量が格段に増加するような時でしょう。
現在公表されている次期OSの
【Windows8】の仕様要求は、基本的に
【Windows7】程度となっていますしね。
・・・が、何があるかわかんないですしねw
もっとも
CPUだけ性能よくても周りがついてこれないと話になりません。
車のチューニングと同じで、エンジンパワーだけあげても、足回りだけ良くしても、それを受け止めるものがなければ速く走れないってのと同じです。
乗り手自身の能力も必要となりますね。
なので、
良いCPUを使ってそれを活かそうとすると、結果的にお金がかかることになります(^^;;
要するにバランスが大事ってことです。
たとえば、
予算の大半をCPU[にかけたところで残りをケチれば性能は活かせません。
そんなあたりも考慮する必要がありますね。
余談ですが・・・ゲームっていうのに特化して考えた場合。
相当お金かけないと、Sonyの【PlayStation3】には手も足も出ません。
【PlayStation2】に勝とうと思うレベルでも、それもかなりお金が必要になりますね。
それが現実です。
なので、なおさらおいらはPCにゲームスペックは求めてません。
参考までに、おいらが使っているCPUは
Intelの【Core i5/2400】です。
お値段的には
【 FX/8120】とちょっと迷ったんですが・・・
最終的には、特に描画性能を求めてないし、
実行性能の点で【Core i5/2400】のが優位かなという私見で選びました。
深い細かいところはもちろん知りませんし、知ってても使い方考えると影響ない範囲だろうし。
最終的には、まぁ
経験と勘って奴ですね。
そこに明確な根拠はないってことですw
【補足】
eirakuさんからコメントいただいたので、CPUに関して補足しますね。
CPUの消費電力に関してですが、
消費電力が高くなる=発熱量が大きくなるわけです。
これはわかりますよね。
既に削除しちゃったLEDの話でも触れてます。
んで、
熱はPC・・・CPUに対して最大の弱点です。
つまり、
熱量が高くなればなるほど冷やさなきゃいけないわけです。
なので、サーバールームなんかは年中涼しいのは、ごくごく一般常識ですね(^^)
弱点ですが、性能が上がれば上がるほど・・・というか、クロック数が上がるほど熱量の発生は高くなります。
そもそも放熱に難があるノートPC,ネットブックなんか、性能上がるほどに体感温度も明らかに上昇しますw
この壁にぶち当たったことで、Pentium4が当初の予定性能まで開発しきれずに終了。
そして、
実行クロック数よりも効率を上げる方向に振った、現在のCore系の流れになっています。
さて放熱ですが、これを自作PCでやるとなると
ファンを回して熱を飛ばすのが最短距離となります。
なので、
高性能なCPUになるほどファンがガンガン回ります。
つまり、騒音が増えますw
別項で記載しますが、静音タイプのファンが出回ってるとは言え、回ってない方が静かですからね。
水冷マシンにするのもいいんですが、これ、水冷ユニットに不具合が出ると瞬殺します(^^;;
もしも
要求性能の中に静音があるのであれば、多少性能に目をつぶって
省電力タイプをチョイスするのもよいでしょう(^^)
消費電力とスペックの差の例としてですが
【Core i5/2500】の場合で
型番 TDP クロック(Max)
2500 3.3GHz
/2500K 95W (3.7GHz)
2500S 65W 2.7GHz(3.7GHz)
2500T 45W 2.5GHz(3.3GHz)
注)
TDP=熱設計電力(≒最大消費電力)
このように
【Intel】の
【Core i△】シリーズのうち、
【Sandy Bridge世代】と呼ばれるものの場合、
型番末尾の記号が【S】、【T】が省電力、【K】が性能重視でオーバークロック上等wのタイプとなります
ちなみにお値段は、
記号なしが一番安く記号付きはそれぞれほぼ同じでやや高めです。
AMDの場合、基本的にTDP高めのものが多いですね。
【PhenomⅡ】シリーズの場合、
上位モデルは軒並みTDPが125W。
中位~下位モデルで95W,65Wのモデルが登場します。
このあたりは、IntelとAMDの差でもあるかなぁ…
安いんだけどなぁ…AMD。
もっともわかりやすいところで、例題はクロック数だけ抜き出してますが他にもなんだかんだ
省電力タイプになれば制約も出ます。
そこら辺は各自で突っ込んで学んでくださいw
何も分からずにお店に行って相談すると、経験浅い店員さんほど、単純に高性能なものを勧める傾向があるような気がします。
私見ですけどw
使用目的と要求性能と予算の折り合いのつくところで、
自分に合ったものを得選ぶのが一番ですからね。
せっかく自分専用のカスタム機を作るわけですから、
多少学ぶ手間くらいかけましょ♪
ついでに言うと・・・コンシューマモデル(メーカー完成販売品)で、搭載CPUを【Core i7 XGHz】って書いてあったりすると思いますが、前の名前が同じでも
型番末尾の記号が違うだけでこのくらい性能差がありますのでご注意ください。