BMWのEV、興味はありながらも試乗会の機会を逃しいつか乗ってみたかった車。
ディーラーへ行った際にxDrive40が置いてあったので試乗してみました。
全長は約5mで、もちろん見た目はでかい(写真撮ってない)。
ホイールベースは3mもある。
グリル中央には熱線があり、雪が付着しても溶ける仕様。
ボンネットは通常開かない仕様で、整備専用。
ラゲッジスペースは車体の大きさから考えると狭い。
容量は500L。ちなみに3シリーズセダン(G20、F30)は480L。
インテリアは他のモデルと比較しても物理ボタン類が少ない
走行モードの切替も、従来なら物理ボタンがあったが、iXはidriveで走行モード切替メニューまで辿り着き選択しなければならない。
電動4WDで前後の駆動は独立したモーターが担っているため、プロペラシャフト(センタートンネル)がなく、運転席と助手席の間も空間ができ広々。後席も足元はフラットで同様。
横長のディスプレイはドライバー側に角度が付けられカーブしているのが特徴的で、中身は最新のidrive8。5G通信に対応したとのこと。
スカイラウンジ・パノラマガラスサンルーフは後席まで延び、開口部が非常に大きく開放的。
物理的なシェードがないため、電気的な調光技術で日差しを遮るが、完全に遮るまでは出来ない模様。
ステアリングは六角形で特徴的。Mスポのような太いステアリングと比較するとかなり細く感じる。
意外だったのはシートがゆったり仕様でホールド感がなくBMWっぽくない。
また、ヘッドレストにスピーカーが埋め込まれているため、デモを聴いた感じは映画館のような迫力で、後ろから音が来る感覚が面白い。
電動シートの調整など、スイッチはドアハンドル部分に取付けらていて、ドアを開ける際もスイッチで行うのは新鮮だった。
走り始めると2.4tの車重は気にならなかったが、高速走行時や峠道では感じるかも。いづれせよ市街地で普通に走る分には十分過ぎるスペック。
アクセルを踏み込むと326馬力あるため良い加速をするが、車重もあるためそこまで過激ではなかった。
車内にはEVの疑似的な音がするが、オフにもできるとのこと。
音は電車のモーター音のようなもので、最初は面白いが多分飽きる。子どもは喜ぶかも。
ワンペダルモードの回生ブレーキが強く、かなり強いGがかかるので扱いにくそうだった。
通常の走行モードでは回生ブレーキの強さを調整可能。
試乗車は21インチのスタッドレスだったが、街乗りレベルだと乗り心地は良かった。
xDrive50になるとエアサスとなるため更に良くなる。
あとはヘッドアップディスプレイの表示領域がかなり大きくなり見やすい。
ARナビも新鮮で面白かった。
ただし、メルセデスのようにフロントガラス越しに見えるのではなく、車内ディスプレイに表示されるので目線を落とさなければならないのはイマイチ。
気になってた冬のEV性能を営業マンに聞いたところ、今回試乗したxDrive40の試乗車の場合、フル充電で450km走行のところ350kmまで走行可能距離が減る模様。もっと走りたい人はiDrive50にすれば走行距離は650kmまで増える。
どちらも買おうとすれば1千万超えなので買える人は限られるが、そのうち青森でも見るようになるのか気になるところ。
あと、車というより家電製品感が強いのも面白かった。
Posted at 2022/03/20 23:19:28 | |
トラックバック(0) |
BMW | クルマ