大きさ見た目良さ走りキャパシティ全部ある

よく見るとリアエンドピラーは７０年代初期にジウジアーロのデザインしたフロンテクーペのデザインをオマージュしています。これが後にも先にもカッコよく、商用バン仕様でもよさげに見えてしまいます。
他の古めの軽と並べるとフロント周りは車高が高いというのがバレます。サスペンションのストローク不足をタイヤハウス内の高さでカバーしてるので、これがRVっぽい見た目になってしまうのが欠点。しかしこのあたりを普通にすると後継のアルトの様な女性向けの背が高めの男性が見向きもしないフツーの緩い見た目の軽セダンになってしまうのだからここが妥協点なのだろう。

クイックなハンドリングで純正タイヤもポテンザなので限界も高い。さすがにS660やコペンのように車高が低くないので、そこが唯一の限界です。
むりやり64psに抑えられてるのが不満。
また燃費と最高速を考えると６速目のギヤが欲しいです。

ノーマルでも硬いです。その分コーナーや直進安定性は高いです。コーナリング性能を高めるためにバネレートを上げると乗り心地に如実にすぐ反映して乗り辛くなります。そのあたりの許容性が軽なので難しいです。

後部座席を倒せばフラットな荷室になり、長い荷物以外は結構積めます。その場合２名乗車です。

このパワーと運動性能ながら普段乗りならリッター11ｋｍ/ℓを切る事はありません。通常平均燃費は15～20ｋｍ/ℓ以上らしい。
軽さで燃費を稼いでいるので２名～４名乗車だったり、加速ばかりを繰り返す環境条件だと燃費は40％くらい落ちます。

この内容でこの価格は安かった。ホンダN-ONEならさらに５０万円以上の予算が必要。