スズキバンバン50白煙対策　オイルポンプ調整＃１

マフラー内の掃除は完了して、すっかり低走行車並みのマフラーになったものの、
スロットルを回すと濃い目の白煙を出します。
オイルポンプとエアスクリューを調整してみます。
エアスクリューは変に弄るとストールして再始動不能になっていたので濃い目の設定ですが、２ｓｔオイル量の加減も影響したみたいです。
元の状態にしてみます。
まずは右側のキャブレターインスペクションキャップ（キャブレターカバー）を外します。

オイルポンプを正常位置で作動させるには、
まずキャブレターのスロットルバルブに刻んである〇印の上部を、キャブレターメインボアの上面に合わせる。
という事ですが、

要はカラー映像で説明するとこういう事です。
ただこの状態にするには
スロットル（右ハンドルのアクセルグリップですね）をこの位置に来るまで回さないとなりません。
しかしこの状態に右手で回しても、
スロットルを握ったままではエンジン左側のオイルポンプ調整はできません。

なので、
こんな道具を使ってスロットルを固定しました。
この状態でオイルポンプ側のワイヤーも引っ張られ、調整ができる状態になります。

ここにきてやっと左側のオイルポンプ調整が出来る事前作業が完了するのですが、
バンバンの整備マニュアルでは、これ以降の手順はすべてのカバーを外してからしか説明しておりません。
そこで、
次回はこのチエーンカバーの上下２か所のボルトとチェーンカバーを外してからの作業内容を説明します。
-続く-