
走行距離からそろそろサスの更新時期だったので、中古ですがアバルト純正部品を使ってサスを交換しました。
ショックアブソーバーはアバルトベース車、バネはアバルト純正のアイバッハです。
交換の前に、まずは測定から。
自分の車の車高と、アバルトのスプリング(黒)とアイバッハスプリングの自由長を測り、車軸重をかけたバネの長さ(1G)、さらに10㎜荷重をかけたバネレートです。
知り合いのお店でバネレート測定の機械を使わせていただき、まずは黒と赤のバネを測定。
自分のFIAT500のバネは取り外さないと測れないので、交換後に測定します。
アバルトの前輪軸重を730㎏、後輪軸重を380㎏として、フロントスプリングには365kg、リヤは190kgをスプリングにかけてバネがどれだけ縮むか、その寸法でおおよその車高変化とバネレートの相関をとります。
結果、1G状態でのフロントは、アバルト黒バネ・赤バネ(アイバッハ)ともに同寸法で、リヤは黒バネの方が赤バネより10㎜長かったです。
リヤは黒バネの方が車高が高いということですね。
私なりの1Gバネレート測定としては、下記の通りです。
黒バネ 前後とも3.4kgf
赤バネ フロント約5.0kgf・リヤ3.1kgf
バネレートの測定方法や定義はよくわからないので、あくまで自分用相関としての記録です。
本来ならチンクのバネを測定するのが先ですが、何かに交換しないと手元にありませんので、とりあえずアバルトベース車のFSD+アイバッハスプリングに交換をしました。
交換後すぐの見た目では絶望に近いくらい車高が上がっており、これは失敗したかも…と思いながら試乗したところ車高が落ち着き、今ではこれまでのFIAT500のフロントから-5㎜、リヤは-15㎜落ちています。
ホイールは15インチなので、あまり落とさなくても、そこは可愛さでカバーです(*^^*)
FIAT500に赤バネの組み合わせの車高は、みんカラ等おおむね評判通りで、乗り心地は固めで、突き上げ感これまで以上にあります。車重が100kg違うから仕方ありませんね。
しかし乗れないほどではなく、固いサス(赤バネ)はこういうものだとわかればよしとして、しばらくこのまま乗ってみようと思います。
フロントが固くなったためか、スタートや加速の蹴りだしはダイレクト感が出て気持ちよく感じたのは気のせいでしょうか。
私の希望であった、少々の車高ダウン量については満足です。
今後バネを交換するとして、選ぶのはFIAT500アイバッハPROKITかな?
もしかしたらアバルトのPROKITもいけるかもしれませんね。
500車体ではチンク・アバルト両方で、全部で4種くらいあるようですから、違う品番で前後組み合わせたりしても、面白そう。
アバルト用プロキットに塗装してオリジナル、なんてのも商売にできるのでは?(笑
個人的にリヤはそのまま赤バネで、フロントに合う別のバネを見つけるようになると思います。
おっとその前にチンクのバネレート測定しないと…今週内に測定してきます。
そうそう、前回の点検でブレーキラインをエンドレスのメッシュホースに更新したので、サス含めチンクに似合わない足回りになってしまいましたが、おかげで車の運転が楽しくなりました。
うーん。車イジリって楽し♪
Posted at 2021/10/25 23:02:48 | |
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