ＵＳＢメモリーの簡易な改造に挑戦①

現用のＵＳＢメモリーは、コストパフォーマンスが最悪です。
たかがＵＳＢメモリーなのに、定電圧回路を２個、F社製のマスタークロックを搭載し、パーツも超高価な物に変更しています。

リッピング用のパソコンが、満足できる段階まで来ましたので、今度はＵＳＢメモリーを再検討しました。
ＵＳＢメモリーの簡易な改造に挑戦します。

最近までビックカメラで入手可能だったＵＳＢメモリーをを使います。
容量は８Ｇです。32Ｇも所有していますが、８Ｇとの音の差が大きく感じます。



分解



改造前の表側　音が良いMICRON製のメモリーチップが使われています。



改造前の裏側　コントローラチップが付いています。



ベンチバイスを使用、半田ごてはハッコーのプレストを愛用しています。
プレストは、ボタンを押すと熱量が上がりますので、これ一本で足ります。
チップはオリジナルのまま使用しています。1608サイズまでＯＫです。




表側の部品を外します。
発光ダイオードと発光ダイオード用の抵抗も外しました。




裏側の部品も外します。




外した部品を測定してみました。秋月電子さんで購入した超安価な測定器を使用

XCは、発振用のコンデンサです。セラミックコンデンサで20PF　双信製のデップマイカを使用してみます。

C1は、USB電源の5V電源用。セラミックコンデンサで10μ　KEMETのポリマータンタルコンデンサの33μを使用します。

C2,BC4は並列に入っています。セラミックコンデンサで4.7μと0.1μ　コントローラチップ内で3.3Vに降圧された所のパスコンになります。
ここが音の要の所です。ここもKEMETのポリマータンタルコンデンサの33μを使用します。
テストの結果では、このＵＳＢメモリーは、最終的に3.3Vだけで動作しています。（ダイレクトに3.3ｖを加えても動作しました）


今日はここまで出来ました。続きは次回ですが、内容は施工しながら考えます。
改造費用は、ＵＳＢメモリーを含めて2千円以内で出来そうです。