未だ途中の段階ですが、忘れないうちに記録しておきます。
落ち着ける場所で試聴しました。
ハンダゴテとバイスを持ち込んで、パーツ交換後に即試聴、時には元に戻して試聴を繰り返しました。
時間か経つと車側のオーデイオの音が良くなるのを考慮しています。
2個の改造USBメモリーを持ち込んで、交互に試聴しようと試みました。
しかしながら、こちらのUSBメモリーの音が悪い。
全く同じ部品で同じ仕様なのですが、裏にコンデンサの直付けした方の音が良くて、リード線+熱収縮チューブを使った方が「トロイ」音になっていました。
こちらが「通電してみんべ」さんのサンキュー係数の記事の一部です。
https://ecaps.exblog.jp/20315356/
USBメモリーのクロック用電源の出力コンデンサに、構造と材質が違うコンデンサで作った「サンキュー係数」のユニットを付加してみました。
1.セラミックコンデンサで作ったユニットです。
使用したセラミックコンデンサは、温度計数がC0Gと呼ばれる最高性能のコンデンサです。最大の容量が0.1μでセラミックの中では最も高価な製品です。
高価なので、メーカーの製品には使われていない?と推測されます。
TDK製0.1μとTDK製2700PFと村田製68PFを並列に接続されています。
・左からオリジナルの改良版
・真ん中がオリジナルの改良版の0.1μのみをTDK製250V耐圧にしたもの
・右がオリジナルの初期版
*音は左のオリジナルの改良版が圧倒的に良いです。フラットでレンジが広く空間表現も優秀です。 セラミックとは気づかれない音ですね。
*最悪なのが、真ん中の0.1μを変えたもの ボーカルが太くてヌケが悪いです。
0.1μでボーカルをコントロールできるのですが、0.1μが悪いと全体の足を引っ張る?
*右側のオリジナルの初期版 これだけを聴くと良いのですが、比較されると。
2.積層型フイルムコンデンサで作ったユニットです。
・左が、パナソニック製のEHCU0.1μとECW2700PFと村田のセラミック68PF。
・真ん中が、EHCU0.1μとEHCU3300PFと村田セラミック68PF。
・右が、PMLCAP0.1μとPMLCAP3300PFと村田セラミック68PF。
*音は、左のECW2700PFを使ったものが最悪です。 美しくなくてレンジが狭く歪まで感じます。
*真ん中のEHCUの組み合わせは、レンジも広くて良いです。
とても優しい音でね。嫌味が全くないです。魅力が無い?かな?
*右のPMLCAP0.1μとPMLCAP3300PFの組合せ
凄いの一言! やり過ぎ感も有ります。 音が透明で鮮烈! 上がグーンと伸びて空気感まで鮮烈? PMLCAP2200PFと組合せると繊細になりそうな予感がします。 これほど違うなんてPMLCAPって凄いですね。
絶縁材がアクリル、超々薄いフイルムを使用した唯一のコンデンサです。
・参考資料 薄膜高分子積層コンデンサ(PMLCAP) テクニカルノート
http://www.rubycon.co.jp/products/pmlcap/technote.html
こちらの5VのUSBメモリーの電源部は、PMLCAPの4.7µだけが正解でした。
PMLCAPで作ったサンキュー係数ユニットでさえも拒否します。
何回もトライしているのですが、今回も音がダメでした。
何故かPMLCAPの25V10µは、音がトロく感じます。
よって、16V22µは試していません。
私が最も音が良いと思うのは、35V4.7µです。使う場所にもよりますが、耐圧と縦横高さの比が関係しているのかな?
耐圧が高ければフイルムも厚くなりますよね。
セラミックの68PFも2012サイズよりも1608サイズの音が良いですね。
こちらは、厚みが薄いと鳴くらしいです。
Posted at 2021/03/12 23:50:53 | |
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