😱「閖上たこ焼き」ってなんぞや？の儀

３６０は、オイルタンクからの漏れがあり、PASSOL師匠のまねで、２ストバイクのオイルタンク入手やら、純正タンクの補修やら細々した作業が続いていたため、ネタはあるがUPの余裕がない。
そんなわけで今日も「箸休め」の食い物ネタでゴマカシの儀。たこ焼きネタである。


爺の故郷、名取市閖上。震災で壊滅した港町である。
ここで、爺が幼少の頃から、湊神社向かい側でたこ焼き屋をやっていたのが「橋浦のばあちゃん」の
「閖上たこ焼き」である。

中身がぎっしりと詰まった3個のたこ焼きを竹串に刺し、これに甘辛いソースダレを掛けたもので、値段は各年代で違うものの50～80円位だったと思う。

爺はこれが本来のたこ焼きの姿と刷り込まれているため、銀だか金だか言っているたこ焼きのように、空気が抜けたようになるものは未だ抵抗がある。

さて、震災で、橋浦ばあちゃんが亡くなった後、「閖上たこ焼き」を名乗っているのは、2カ所あるようだ。

一つめは、名取市立増田小学校の西側で自宅前にこぢんまりとした店を構えている高橋さんの「閖上たこ焼き」　1本100円である。

以前、店主である奥さんから聞いたところによると、橋浦のばあちゃんから直に粉やタレ作りを教わった正統派の「閖上たこ焼き」とのことであり、橋浦ばあちゃんが亡くなった今、味を継ぐのは自分しかいないと熱く語っていた。

普段は奥さんが一人で商売をしているが、この日旦那さんが奥さんに気合いを入れられながら焼きの修行中であった。
（その後ろでは、奥さんが月末予定されている夫婦旅行の件で、機関銃のようにしゃべくっていた。）


年金暮らしのご夫婦が気楽にやっているこの店は不定期で、午前11時頃から開店。
元の太陽デパート脇のセブンイレブン裏側にある。

店を訪れた際の注意を一つ。
奥さんはとても話し好きな超明るい方で、買ったら速やかに離脱すべし。
とっ捕まったら永遠と話に巻き込まれる可能性が大きい。


二つめは、閖上海岸近くの日和山（ひよりやま）や、美田園地区で車両販売している「閖上たこやき」である。この日和山、爺の家から100㍍位の場所にあり、高さは10㍍に届かない名ばかりの山である。震災時、山にある松の木の上に、津波で流れて来た民家の屋根が乗っていた画がテレビで何度も流れた。



移動販売されている方は震災後、閖上の復興のためもあって、たこ焼き販売を始めたらしく、そのことから「閖上たこ焼き」を名乗っているとの噂である。
「橋浦のばあちゃん」との繋がりは知らないし、まだ食ったこともない。1本120円らしい。
詳細を知りたい人は「閖上たこ焼き」で検索をどうぞ。
現在、日和山には橋浦ばあちゃんの店の向かいにあった湊神社があり、見学者の供養の場となっている。


　

最後は日和山から北側を望む画である。
道路沿い右側に、鉄骨が数本折れ曲がって残っているのが見えるだろう。
その向こう隣が爺の生家が合った場所であり、爺が生まれてから18年間を過ごした場所である。

それが今回の「閖上たこ焼き」にどうつながるかというと、オチはない。

閖上に足を伸ばし、運良く「閖上たこ焼き」に出会ったならば是非食してほしい。
また、休日は「ゆりあげ　朝市」が開かれており、水産物に限らず色々な店が出ているので、冷やかしに立ち寄ってみるのも良いだろう。

特に「菊田水産」は安いので、立ち寄って欲しい。。。。ＷＷ

そんなこんなで、箸休めの内容につき、今回はこの辺でサラバ！
橋浦のばあちゃんに　合掌。