リアキャリパー取付　①　　

まずはリアのキャリパーとローターの取り外しです。キャリパーは後ろの２本のボルトで止まっているだけです。ちょっと力はいりますが簡単に外れました。外してアームの上に置いてきます。（ブレーキホースはそのまま。外すとフルードがドバドバ流れ出しますので）

次にローターですが、これは結構固く張り付いていました。ローターに２個のボルト穴が有りますので、そこにボルトを入れ交互に回して外しました。確か８mmだったと思いますが忘れました。（ローターを外すときはサイドブレーキの解除をお忘れなく！）

そして新しいローターとキャリパーをつけます。（車体に取り付ける前にキャリパー側のブラケットとホースは取り付けておきました。）

リアローターはほとんど隙間が無くなりましたがバックプレートをカットしなくても入りました。カットしなくては入らないグレードも有る様です。

キャリパーの取り付けですが　標準のキャリパーよりＲ３３用のキャリパーのほうが大きいので、バックプレートに当たってしまいました。そこでキャリパーの両サイドのバックプレートを１cmづつ下までカットしました。
金切バサミで切れる程度の厚さですが　下のほうは２重になっているので　ちょっと力が要ります。
サンダーでカットするほうが楽ですね。

キャリパーの後ろ部分のブラケットです。車体側のブラケットの形状やホースの材質にもよりますが、あまりステンメッシュのホースの場合、融通が利かないので、すべてのボルトを完全に締めずにブラケットがブラブラの状態のほうがホースの取り付けは楽です。

これは　車体側のブラケットです。本来、これはフロントようなんですが　良い物が見つからず　なにげなくオークションを見ていたとき　出品されていたので試しに購入しました。試行錯誤の結果　半分にカットして　使うことにしました。このブレーキホースはＲ３２-ＧＴＲ用です。Ｒ３３、３４用は車体側への取りつけ部分が四角の形状をしていてそのまま車体にボルト締め出来ます。Ｓの場合　他のグレードと車体側の取りつけ形状が違うみたいなのでそんな事が出来るのみたいですが、他のグレードの方は気を付けてください。

車体側のパイプですが結構前後にも動きますし、手でも曲げることが出来ますが、あまり無理をしないように！　折れたらめんどくさいことになりますので。でも結構力を入れて曲げましたが、大丈夫でした。

取りつけ後の絵です。準備さえきっちりしていればそれほど難しくありませんが、純正のホース類を外すときに　かなり　ブレーキオイルが漏れますので、ウエスやパーツクリーナーは必ず用意しておきましょう。特に塗装には良くないので塗装面に付いたときは十分にパーツクリーナーで洗い流しておきましょう。ただ　塗装したばかりの物は塗装を傷めやすいので、気を付けて下さい。自分の場合　車体側のブラケットにオイルが付いてしまったのでパーツクリーナーで洗い流したら　塗装も一緒に流れてしまいました。乾燥後、当然シャーシブラックで塗装しました。

当ページの内容を参考にＤＩＹされる場合、作業者自信の責任で行ってください。 いかなる損害が起こったとしても当方は一切責任を負えませんので。