衝撃のハルデックス、リアデフ、フロントデフオイル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
・SWAG ハルデックスオイル
純正に比べて価格が半分くらいだったと思います。品質は同程度だそうです。ドイツのパーツメーカーで、薬でいうジェネリックみたいなものらしいですよ。あとで知ったんですけどねw
・モチュール 300LS
調べるとかなりユーザーが多く、多くのショップでもこれを使っています。なので無難に真似てみました。モチュールが高品質なのは言うまでもないですね。
2
リアからいきましょう。
ちょっと細かく写真撮ってないのですが、ハルデックスとリアデフは中で区切られていますが、外からは一体になっていますので、それぞれの排出口、注入口を把握しておきましょう。
そして必ず注入口から開けておきます。なぜなら排出してから何らかの理由で注入口を開けられなかったらその時点で不動車確定だからです。
まずハルデックスから。5mmと10mmの6角でした。年式やグレードによってはもっと大きいボルトを使っているらしいです。これは小さい方。だからオイルの注入はちと大変になります。
3
衝撃ポイント①
は?す、少なくね!?300ml?ケンタ調べだと1L弱くらいの容量のはずなんだけど・・。おいおい、どうゆうことだい?
4
まぁ、900mlくらい抜けたかな?
いやー、なかなか汚いですねー。
5
では、オイルを入れていきます。サクションガンを買っておいたのですが、前述した通り、注入口が小さいので付属のホースでは入りませんでした。ブレーキのエア抜き用のホースがあったのでそれを切り取って、インシュロックで連結。不安でしたが、結果的にはほとんど漏れてこないで注入できました。
モチュールのオイルはエメラルドグリーンな感じで綺麗ですね!
事前にオイルを温めておいたので注入はスムーズ。リアデフは1Lちょうど入りました。
そして問題のハルデックスですが、750ml入りました。おーい、倍以上入ったぞー。450mlも漏れる訳ないんだから入れてないってことね。
6
続いてフロントからいきます。
すでに抜いてますが、注入口が目視できないような狭い場所にあるので、かなり大変でした。みんなどうしてるの?手探りはいいけど、ドラシャや遮熱板が邪魔で工具がしっかり掛からない。ナメないか冷や冷やしながら外しました。
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排出したオイル。
衝撃ポイント②
450ml!?これだけ?おいおい、こっちもですか!フロントは容量少ないのかな?
8
350mlくらい入れたところで漏れてきました。むむ、そんな馬鹿な。少し注入スピードを遅くしたり、ホースの位置を変えたり工夫してみました。すると・・
850mlほど入れることができました。もしかして少し漏れた時点で満タンになったと思って、作業を終えてしまったのかもしれませんね。半分程度しか入っていなかったことになります。これでは劣化スピードも単純計算で倍ですし、実際はもっと弊害があったと思います。駆動系のノイズもこのせいなのかな?と思ってしまいますよね。
漏れた形跡全くないのに、こんなに減らないでしょ!?ディーラーの規定量がこの程度なの?違いますよね?
まとめると、
・ハルデックスオイル
排出300ml 注入750ml
・リアデフオイル
排出900ml 注入1000ml
・フロントデフオイル
排出450ml 注入850ml
壊れなかったからよかったものの・・いや、もうすでに致命的なダメージが入っている可能性も否定できません。
DIYの2倍以上の金額をかけてこの体たらく。ガソリンスタンドの兄ちゃんのほうがよっぽどいい仕事するんじゃないだろうか。
ディーラーを妄信的に信じている人は気を付けたほうがいいですよ。知らぬ間に愛車を壊されます。
こんな状態で2年2万キロ以上走っていたと思うとゾッとします。
もう二度と行かないのは言うまでもありません。
あ、ちなみに自分はさいたま市在住ですよ(意味深)
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