2023年10月27日
先々週の走りのおかげか
最近、LSDの動きとブレーキLSDの動きの区別がつくようになりました。
なるべく、力を入れないように走っていたせいか
カーブがゆるい場合は、LSDがいい塩梅でじわじわじわと動きます。
カーブがきつい場合は、LSDがじわじわじわと効いて、その後ブレーキがブレーキLSDとして制動がかかります。
LSD→ブレーキLSDがかかるようになっていて、最初は車の動きが無理にならない程度に素直に動き、その後、ブレーキにより制動がかかり、オンザレール感覚になるように車の方で制御がかかります。
もう安心の一言、
これはエコプロの動きの話
それがトラクションモードやスポーツモードにするとこのブレーキLSDの干渉が緩くなり、自分で(人間の方で)コントロールするようになります。そうこの状態が「楽しい」になります。それなのに、本当にそれなりの領域になるとブレーキLSDがグリグリ効いてきて安定方向にもっていこうとします。
本当にこの会社車のことが分かっていると感じて本当に楽しくなります。
この動きをいい感じで制御しているプログラムが絶品なのです。
だって、おにぶな私でもこの違いが分かるんですもん。
普通は、人間無視でグリグリ制御かけるメーカーが多いですよね。
この「いい塩梅の制御」がたまらないんです。
それにエンジン音もぞくぞくするぐらいいい音ですし、
本当にエンジンオタクのメーカー(ドイツ人の方がおっしゃつてました)ですね。
これを知ってしまうと「LSD入れた方がいいですよ。」と言いまくるわけです。
と、楽しいことを知ってしまったので書いてみました。
では
補足
私が言葉として使っているブレーキLSDは人によってはブレーキペダリングといった方が分かりやすいかもしれません。
エコプロにして、ハンドルを切って、アクセルを踏むとすぐにESPの介入が入ります。
LSDが入る前は同じ条件でアクセル踏んでも、通常はブレーキLSD(ブレーキペダリング)が入っているので、ちょっとたってからESPの介入が入ります。
この差がLSDによる機械的な動きになります。前者は機械が動いてある程度右と左の差が出てから、ブレーキの制御をしていますが、後者は最初から左右の回転差が多くならないようにブレーキがちょっとずつ入っていて、回転差が大きくなってから強くブレーキがかかります。
このちょっとした差が「おもしろさ」につながるわけです。
ただ現状では、ESPにブレーキトルクペダリング(ブレーキLSD)が当たり前についている車が多いので、メカニカルなLSDの動きを体験していないと、ブレーキLSDでの制御で十分になってしまうわけです。
メカニカルなLSDはサーキットでと考える方が多いのもこういう状況があるのではと思っていますが、カーブでのブレーキLSDによる減速はメカニカルなLSDを体験したことのある人からすると、もっさり感につながっていく訳ですよ。
ブレーキLSDの制御がめちゃくちゃいいから、なくてもいいと思う人が多いと思いますが、せっかくのFRですから、LSDは入れてほしいとも思うわけですよ。
サーキットに行かなくても、日常のカーブでも、雨の日でも、その効果は堪能できます。
私は、確実につけるのが遅かった口です。これは諸先輩の言葉を大事にして最初につけるべきだったと今になって思っているから、ちゃんと感じたことを書こうと思うわけです。F系の1~4シリまでは機会があったらLSD入っていた方がその面白さは何倍も違うと思います。でなきゃG系のM240iにはいきなりMデファレンシャルが入っているわけはないと思っています。
私はMパフォのLSDですが、実際には、OS技研のを入れている人も何台かあります。これ入れたいと思っている人がいれば私のオープンギアをプレゼントしてLSD入れて楽しんでほしいというのが私の気持ちです。Mパフォの半額ぐらいで入れられる計算でしたからね。
それと、今回の円安でまさかの10月からパーツが再値上げしています。ついでにF系のパーツがドイツからになっているものが増えました。今回の値上げも物によってはびっくりするぐらい上がったものもあります。
私は幸いにMパフォパーツはあと3つになりました。あとは、社外の足回りやインタークーラーになりましたので、一応の完成が見えてきました。とはいえ、まだ壊れていないパーツがまだごそっとあるので、社外品はいつになるかわかりませんが・・・・
あとはCPMの板がどこかに落ちてないか探すぐらいですかね。
ではでは
Posted at 2023/10/27 17:55:36 | |
トラックバック(0) | 日記