2003年、
ヨコハマ・ジオランダーM/T+のプロモーション撮影で、
初めていったアジアクロスカントリーラリー。
もちろん、
それまでもアジアンラリーのことは知っていたし、
WRC好きとしては、
海外ラリーには興味があった。
初めていったアジアンラリーは、
それこそ始めての海外取材。
それまで、
取材は言わばお膳立てされていたものばかりだったが、
それこそ自分が乗るクルマから、
何もかも自分でやらないといけなくて、
これが、
海外ラリーの取材なんだな。。。と思ったことがある。
プロモーション撮影で行っているから、
当然、その写真を撮りたいんだけど、
3日目ぐらいまで、まったく撮ることができなかった。
だって、
みんなそれぞれの思惑でプレスカーに乗っているからね。
こっちがやりたいことが100%できるわけではないし。
トップグループ追いたいんだけど、
レストラン入ってお昼ごはん、きっちり食べるし(笑)
こんな状況に最初は焦ったけど、
でも、
途中から撮れないものは撮れないし。。。と、
臨機応変、現場対応(笑)。
ま、最終的に撮れたから良かったけど。
2004年には実際にラリーを走り、
それからかなり時間が空いて、
2010年、2012年、2014年、2015年と行っている。
行かない年は、
結局、行っていないから話しをすることがなく、
また話しを聞いても内容が分からないので(笑)、
自分が行かない年は、あまり関心がない。
でも、行くと、その状況をすべて覚えているので、
ずっと話しができる(笑)。
アジアの田舎でポツンといると、
人間をリセットできる。
日本って、ホントいい国だよ(笑)。
でも、
アジアのようなハングリー精神というか、
生きていると感じることは、残念ながらない。
アジアンラリーって、もちろん競技だからクルマやバイクを追うんだけど、
結局、面白いのは人間なんだよねぇ。
「リエゾンが東京~名古屋間の距離だよ。しかも道荒れているし。。。」
去年、聞いた2輪選手の言葉。
散々ジャングル走って、ゴールして、それが東京だとしたら、
ホテルは名古屋にあって、
で、道はアップダウンからクネクネ曲がっていて、
しかも道が悪い。。。
でも、これを笑って言えるのがラリー。
こんな話しは、
走っているのを撮っている、見ているだけでは分からない。
極論、
すべてが伝わらなくていいと思うし、
伝わりっこない。
だって、
行かないと体験できないんだもん(笑)。
今年のアジアンラリーは、タイ~カンボジア。
今、寒いけど、ラリーの時は暑いんだろうな。
今年も楽しみです。
で、行けるのか?(笑)。
Posted at 2016/01/25 14:26:08 |
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