
南三陸町の防災庁舎です。
初めて行きました。
地震や津波の話は、私が特にする必要もないでしょう。
今回、取材で被災地に行き、
実際に津波にあった人たちにいろいろ話を聞いてきました。
震災後、
あれだけ真っ暗だった都内も、いつしか明るくなりました。
その地に住む人たちにとって震災は続き、
そして、
その地に住まない我々の記憶は風化していく。
関西人のワタシにとって東北は遠い地。
それが関東に住むようになって、
近い地の感覚になりました。
しかし、
現実を目の当たりにしないから、意識的に遠いのです。
「近くて遠い東北」。
ワタシはインタビューの時、そう言ってました。
今年の4月には石巻には行きました。
今回、石巻にも行きました。
特に何も変わっていませんでした。
変わっているのかもしれませんが、
復興までにはほど遠い現実がそこにありました。
今回、無理を言って、通してもらったこの企画。
話をしたくないだろう思い出したくない過去を、
話をしてくれたみなさん。
ありがとうございました。
伝えるという仕事がどれほど難しいのか。
何を伝えたいのか。伝わるのか。
そう思います。
Posted at 2012/12/22 09:54:01 |
トラックバック(0) | 日記