ランドローバーの話です。
よく雑誌のコンセプトを聞かれます。
まぁ、以前にランドローバーマガジンがあって、
今、ランドローバーラボラトリーがあるからでしょう。
私はランドローバーから入ったというよりは、
4駆から入った人間で、
最初デリカに乗り、P&Dマガジンというパジェロとデリカの雑誌の編集部に入り、
編集長をやった人間です。
その当時、
編集部の横にはレッツゴー4WDとランドクルーザーマガジンがあって、
それはそれで周りには4駆ばかりでした。
駐車場には違うメーカーの4駆があり、
三菱車しか扱っていない我々にとって、うらやましいものでした。
ランドローバーというクルマを意識したのは、
ディスカバリーでした。
パジェロの対抗馬でしたから。
屋根にガラスがあるんだ。。。というのが最初に印象でした。
昔話に花が咲きそうなので、元に戻しましょう。
雑誌のコンセプトですが、
私が手がける雑誌はどれも「そのクルマを買って乗ってほしい」というものです。
ランドローバーに限らずジープもそうです。
写真を見て「このクルマに乗りたい!」と思ってもらいたいと考えています。
そして、
見えないところをできるだけ、見せるというのがあります。
本当は実車を見てもらうのが一番いい。
でも、
それは現地に行かないと見ることができない。
ネットは確かに速報性はあり、
データ容量も無限大にアップしようと思えばできます。
でも、最終的にはネットにアップする人がどうアップするかによって、
見れるかどうかは決まってきます。
つまり、
ここが現在の雑誌の最大のポイントと考えているからです。
だから、
私が、自分だったらどこが見たいか、見せたいか。。。に注力しています。
なので、
私の作る雑誌は写真が多いし、またサイズも大きいのです。
切手サイズの小さな写真では見たいところが見えませんし。
写真をみてもらって、そのクルマを手にして、
そして、所有する楽しみ、使う楽しみなど夢見てもらえるか。
そこに尽きます。
そして、乗っている人も、何か新しい発見がある。
そんな感じでしょうか。
ということで、
ぜひ、ローバーのクルマを買って乗ってみてください。
私もこうして雑誌を手がけるようになって、
初めて、ローバーが考えるクルマ作りが分かってきたような気がしますから。
Posted at 2014/06/21 12:35:17 |
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