2000ベルリーナです。1974年式。
伊藤忠モノの右ハンドル5MTです。
これが最後の愛車になると思います。(まだ50代だけど。。。)
2人のオーナーさんに長く愛され、私が3人目のオーナーとなります。塗装や内装はそれなりにヤレてますが、大きなレストアをされずに大事にメンテされながら生きてきた車体です。前オーナーさん達の意志を継いで免許返納まで(まだ大分ありますが)大事に乗っていきたいです。
2022年購入なので旧車ブーム真っ只中なんですが、2010年に147が生産中止になってから、主治医から「部品無くなったら治せないよー、近年のクルマは。105ジュリアとかの方が長く乗れますよー」と言われ、ボチボチ意識していました。
147は今でも何とか維持してますが、部品は中古の流用だったり、正規部品も大幅に値上がりしたりで段々苦しくなって来ています。147がいよいよダメになったら真剣に探すかな。。。と考えて月日が流れました。
そして‼️2021年の5月にコロナにかかり、死ぬ寸前まで行った時「あーここで死ぬんだったら古いアルファには乗っておきたかったなー」という悔いが一番残ったので、退院できてから真剣に探し始めました。
入院中にネットで見た白の1750ベルリーナが値段も手頃で良かったんですが、退院前に売れてしまい、エンスーの杜さんの仲介で見つけたのがこのクルマです。
個人売買には不安もありましたが、前オーナーさんはミッレミレア(日本の)にも出場される超エンスージアストで、エンスーの杜の担当の方も本当のクルマ好きでとても良い方でした。
元々はジュリアスーパーの形の方が本当は好きだったんですが(西風さんのロマンの影響もあり)、デブにはクーラー無しは辛い。。メインで乗りたかったですからね。小排気量のジュリアにはクーラーはキツいと言うのがありまして1750か2000のクーラー付きを探しました。
最初に実車を見た時、なんて美しい!!と感動しました。欧州車って写真より実車の方が何倍も良い時が良くありますもんね。本当はベージュとか白とか明るい色が欲しかったんですが、もう色がどうこう言ってられるクルマじゃ無いんで、直ぐ決めたんですが今となっては紺色はクラシカルな雰囲気にとても似合ってて大好きになりました。
前オーナーさんは全部の整備記録を残されており、悪くなった部分の修理から経年劣化した部品の取り替え、クーラーのオーバーホール、ラジエター修理、キャブの調整、ステンマニホールドをワンオフで作っては、また純正に戻したり。。。お金も愛情もたっぷり注がれた幸せなクルマだと思いました。
初代オーナーさんの息子さんにもお会いして、最初がフェンダーミラーだった事、ホイールがスチールだった事が分かりました。
ディーラーオプションのカンパニョーロのマグホイールを探し出し、ドアミラーに変更した前オーナーさんも恐るべしです!
ワタシはこのままオリジナルを維持した状態で乗っていきたいと思ってます!