ディーラーで新型MINIに試乗してきました!
試乗車は「クーパー 6AT」
本体価格280万円(税込み)
ボディカラーは「ペッパーホワイト ソリッド」
装着済オプションは
・ナビゲーションパッケージ \178,000
・LEDヘッドライト+LEDフォグランプ \103,000
・マルチファンクション・ステアリング \45,000
・ETC車載機内蔵 自動防眩ルーム・ミラー \69,000
など多数でした。
「MTの試乗車はありますか?」と駄目元で尋ねましたが・・・
現在MINIの販売の95%がATで、MTの試乗車を置く意味がないのだとか。
それでは仕方ないですね。
新型はボディサイズが少し拡大しましたが、それでも全長・全幅はスイフトと大差ありません。
全高だけはスイフトより約100mm低く、そして着座位置も圧倒的に低い所は全く異なります。
チルト&テレスコピック機能付きのレザー・ステアリングを調整し、BMWファミリーらしく細かな調整ができるドライバー・シートを身体に合わせて走り出しました。
私の最も気にしている新型のポイントは・・・
クーパーに搭載される
直列3気筒1.5リッター ターボ・エンジン!!
先行してドイツ本国仕様ではBMW1シリーズに搭載されていた新型エンジンです。
内燃機関技術の最先端を進むヨーロッパでは、フィアットの「ツインエアー」2気筒ターボ・エンジンを始め、排気量のダウンサイジングどころか
シリンダー数まで削減が進んでいます。
(日本でも、軽自動車の4気筒はコペンを最後に姿を消しましたが・・・)
この3気筒ターボ・エンジンに乗ることを、ずっと心待ちにしていました♪
結論から言ってしまうと・・・
物凄い、イイです!このエンジン!
静粛性が高いこともありますが、軽自動車でイメージする、3気筒エンジンの雑でラフな回転フィーリングは一切感じませんでした。
何よりも
トルク感が素晴らしいです♪
スペックは特に頭に入れず軽くアクセルを踏み込んだのですが、
とにかく踏んだ瞬間からグワッとターボ・トルクが加速Gを味あわせてくれるのです♪
ナビ・シートの営業氏が得意げに
『1250回転で最大トルクの230Nmですからね。』と教えてくれました。
いやはや、数値通り、いや数値以上の体感パワーでした♪
FF車でこの加速Gを体感できるのは凄いと思いました。
言うなれば、
HONDA インテグラTypeRで7000回転以上ブン回した時の加速Gが、走り出しにアクセルを踏み込んだ瞬間から発生しているような体感でした。
3気筒のデメリットなど、この日の試乗では微塵も感じられませんでした。
もうひとつ、とにかく驚きなのが・・・
乗り味が高級車みたい!
ボディ剛性が、ハッチバック車とは思えないくらい高く、ガッシリしているのも感じますが、
車重が1200㎏で、ホイールベースが2495mmしかないコンパクトカーとは思えない重厚さ、ドッシリ感に本当に驚きました。
これは魔法のサスペンション技術&ボディ・ワークだなと思いました。
元々ハイセンスなインテリアも、更に進化していました♪
語りきれないくらい、インテリアは凝った仕掛けがたくさんあります♪
ナビの画面も凄く綺麗で、輸入車とは思えません(中身は日本のメーカーではないでしょうか)。
「クーパー」のスタンダード・シートも硬くて心地良く、長時間運転しても疲れにくそうなシートでしたが、営業氏は『「クーパーS」のスポーツ・シートは、抜群に良いですよ。』とのことでした。
これは、どこかで「クーパーS」にも試乗せねば、ですね。
でも「クーパーS」は2リッター4気筒ターボ・エンジンへとスープアップされ、もはや
『速過ぎて踏むところが無い』とのお話でした。
確かに、ポルシェ・ケイマンやアウディ・TTあたりと十分やり合えそうな(笑)スペックですね。
ショールーム内には「ナビパッケージ」無しのMINIクーパーがありました。
ボディカラーはディープブルー・メタリック(オプション色 \59,000)。
ナビ無しのインテリアを見ることができました。
中央の黒い部分は、マルチインフォメーションの液晶表示になります。
ナビ等の「画面を装着」させることを前提にデザインされた国産車と違って、ナビ無しでも貧相にならないデザインが良いですね。
気になっていたLEDヘッドライトと、
デザイン上の特徴でもあるΩオメガ形のLEDリングを点灯させて貰いました♪
Ωオメガ形のLEDリングは、スモールランプではなかったのが意外でした。
スモールランプは、フォグランプの位置にあり、LEDフォグランプと一体化していました。
営業氏は、私がそこそこ車に詳しい人間であることを察して、色々ディープな話をしてくれました。
中でも、一番驚いたのが・・・
残価設定ローンの、
5年後の据え置き金額が車体価格の50%!!
この数字は、自動車ローンに詳しい方なら驚くはずです。
『・・・なので、新型MINIより乗り出し100万円くらい安い国産車をローンで買うのと、月々の支払いは変わりませんよ・・・。』という営業氏の表現は決して誇張ではないと思いました。
存在そのものが愛らしく、インテリアもエクステリアもお洒落な上に、走りもスポーティ&上質感たっぷり、そしてパワフルで燃費良いエンジンで維持費も楽・・・
そんな夢のような車が、意中のオプションを装着して行くとトンデモナイ金額になってしまい、そして納期の長さに萎える・・・
それがMINIだと思っていましたが(笑)、この残価設定金額のお得さは夢を夢で終わらせない、
本当に魔法に掛けられてしまう気がしました。
以上、
新型MINIクーパー 試乗レポートでした。
長文にお付き合い下さり、ありがとうございました。
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Posted at
2014/06/03 01:33:13