
4月28日(木) 仕事を早めに切り上げいよいよCayman初のLong Driveへの出発です。
小雨模様の中、自宅を16:00少し過ぎた夕刻身支度を済ませ荷物をフロントトランクへと放り込みキーシリンダーを回す。
待ち構えていたかのように水平対向6気筒のボクサーエンジンが目を覚ます。
天気予報では明日以降晴れる予報、現代の天気予報の正確性を信じて最初の目的地姫路へ向け走り出します。

気が張りすぎていたのか気が付けば20:00を過ぎたあたりでもう愛知県岡崎まで来ていたではありませんか!急激な空腹に襲われ岡崎SAへ慌ててピットイン。AW981さんへのコメント返信を書きながら頂く近江牛のハンバーグステーキは最高においしかった。
本当に昨今のSAは本格的な食事にありつけて便利な世の中になってきたこと実感しする今日この頃です。
さ~腹ごしらえも終え眠気との戦いに備えRed Bullのボトルを購入。
岡崎SAを出発して間もなく、後ろから忍び寄るアゲードグレーの
981ボクスター。
岡崎SAの前に立ち寄った浜松PAで後ろに駐車していた東京ナンバーの
ボクスターだ。
お互い前後しながら遊んでいただきおかげさまで眠気を忘れさせていただきました。私がトイレのためピットインした京都桂川SAまでの間お付き合いいただきありがとうございました。この場を借りて(伏)
気が付くと途中まで降ったりやんだりしていた弱い雨もほとんど止んで夜空には明日の晴天を予感させるお星さまが瞬いていました。
今日の宿は・・・、ホテルCayman。ここは姫路の「前開PA」
元々、夜遅くというか下手をすると明け方になってしまうと予想しておりホテルは予約せず仮眠程度でこの日は済ませるつもりでした。
到着2分前にちょうど着信していたみん友のゆみっちさんへメッセージ返信して寝床の準備をします。


仮眠に備えて持ってきた寝袋が大活躍。以前にバイクで旅をしているときに使っていたもので優れものです。ペラペラのようですが羽毛のため暖かく快適です。
収納も御覧の通りコンパクトになり持ち運びにも苦労しません。
Caymanは二人乗り故にリクライニングはほとんどできません。そんなことはあらかじめわかっていたので出発前に椅子を一番前に、ハンドルを上に跳ね上げる、そうすることである程度は背もたれが倒れることと足元のスペースは確認はしていました。が見ての通りそれでも30°位しか倒れません。これで車中仮眠初トライ!!
全然寝れません。
実践してわかったこと
その一、ヘッドレストがちょうど丸みを帯びていて頭の位置が安定しない。(汗)
その二、ノーマルといえどサイドサポートが張り出しているシート形状で寝返りがほぼできない。(苦)
その三、背もたれ30°ではほぼ座った状態に近い。(涙)
3時間程寝付くまで格闘の末、知らぬ間に定位置をキープしたのか眠りにつく。
が束の間、3時間で目が覚めてしまったころには夜も明け明るくなってきている。

当初姫路までは夜移動と言えど連休前夜のためある程度の渋滞は予想していましたが全く反して渋滞ゼロ、RideTimeは6時間。休憩時間を入れても500㌔強の道のりを7時間30分で着いてしまった。こうして長い1日目の夜は過ぎていきました。
翌朝はリサーチしていたほど近い温泉に向かいました。ありがたいことに土日祝日は朝7時より営業しております。先客がすでに10人程度いらっしゃり皆さん朝ぶろを満喫しております。中は撮影できませんでしたが茶褐色の源泉かけ流し温泉で寝不足の疲れた体をリセットするにはこれ以上のものはありません!(断言)
姫路と言えばここ。もうあえて申し上げるまでもございません!
特にお城に興味を持たない私でも素晴らしいと心底思えました。美しいではありませんか。建城の云々は割愛!
せっかくなので天守閣へ・・もんっのすごい人。どこぞのテーマパーク並み。
ようやくついた天守閣から我がケイマンを撮影。
大変失礼しました。





一気にお城Shotご紹介。
姫路城⇒岡山城(烏城)⇒丸亀城⇒高知城⇒松山城
全く予定はしていませんでしたが行くとこ行くとこ何故かお城があっていっそのこと行ってしまえとなりどのお城もそれぞれ特徴があって面白い。
昔の人はあんな重い石を運んで積み上げて立ててしまうなんてすごいですね~。
感心しっぱなしの城めぐりでした。
皆さんはどのお城がお好みですか?私は岡山の烏城ですね、黒い佇まいが男性的な風格が漂っています。

旅の目的の一つにアストロです。4月30日~5月2日限定のディスカウントセールが開催されておりちょうど旅のさ中にあたるためリサーチしてアストロ丸亀店へ行ってきました。トルクレンチ、オイルポット、紙ウエス、オイルファンネルを購入。
丸亀店、4月22日オープンしたばかりの新店舗、これまで見たアストロで一番大きい店舗構えです。
これで帰宅後のDIYオイル交換の準備も抜かりなし。
実は間違えて1日早く前日に姫路店にも行ってしまった・・。(俺何やってんだか)



話は前後しますがいよいよ人生初の四国上陸と相成りました。
ご存じ淡路島への入り口は明石海峡大橋~淡路島への渡橋、鳴門海峡大橋~四国への上陸
見事な快晴に恵まれた初上陸です。今日渡らなきゃいつ渡る的な話ですよ。
じっくり味わうべくCaymanは静かにゆっくりと走り続けました。



四国上陸後初の食事となりました。
アストロの店員さんに「丸亀うどんのおすすめは?」と尋ねたところ親切に地図をプリントまでしていただき情報入手。ほんとありがたい。
早速向かった先はアストロから3分ほどの「綿谷」、車を止めるのにも細い路地に並び一苦労。駐車場も他県からの車が多く期待度MAX.・・早速戦闘開始で長蛇の列へ突入するや否やあれよあれよと店の中へ吸い込まれていくスピードで5分もたたずして店内へ、あの行列で想像できないですよね。そうです、〇〇製麺へ行かれた方はご存知と思いますがあの流れるシステムがここにも。客がお盆を手に水入れる⇒注文のカウンターへ⇒注文する⇒うどんが出てくる⇒お金を払う⇒食べる⇒下げ膳⇒退店、この間わずか12~3分程度。恐るべし。
うどんレポ・・麺はこし強、スープ薄味ながらしっかりと出汁が効き添われていたレモンを絞ると驚くほどさっぱり。レモンを出汁とこんなに合うとは癖になります。
画像の量はどうやら小らしい。店員さんに注文の時、あの列のさ中メニューを考えている暇もく「おすすめは?」と尋ねたところ「初心者は肉うどんの小」と言われるがまま出てきたものがこれ。見ての通りこれで十分腹が膨らんだ。でもレモンとだし汁のコラボで後に引きずらないさっぱりとした後味の満足感。これで350円也(安!)





ちょうど、鳴門大橋の途中でキリ番ゲット。1万1千キロの認定中古車を購入したので自分では9千キロの走行。
四国上陸して徳島、香川、高知と山道ルートを経由して太平洋側まで走り抜け海沿いRouteから四万十川を渡り夕日を追いかけ愛媛南方の宇和島まで向かいます。
高速走行が多かったこの旅で久しぶりにこの道でCaymanの醍醐味を十分に味合わせてくれた。
四万十の~上流を見て~何思う~。(By ちゃりつー)

都会の喧騒から逃れたどり着いた地は赤く染めた水面に移る夕日が美しい四国最西の地。

3日目の朝5時宇和島、朝もや煙る向こうに悠々と上る朝日に導かれお世話になった宿を後にする。今日も走るぞー!
宇和島より北上し松山へ向かう途中、伊予灘を望む海岸線をトレースしていく。とても澄み切った海の青さに感激をするおっさん。ここは真珠の養殖場。(らしい?)


日本3大古湯ともいわれる道後温泉。本館は410円と大変欲のないお値段。
多くの人で賑わい活気を満ちていた。かの有名な草津温泉や箱根とは違い割とコンパクトにまとまった温泉街といった感じ。
松山から国道317号で45キロほど走り今回のメインの目的でもあるしまなみ海道
へ向かいます。
317号、NAVIではコンビニもGSもない山道。松山を離れる前にガス&おにぎりチャージ。
四国側から本州への入り口、来島海峡大橋。全部で5つの橋が島々をまたぎ本州へと渡ります。5つの橋をドラレコ映像で記録したつもりが上書きされてなくなっている悲劇に見舞われ現存せず(涙)

最終日の朝5時、いよいよクライマックスの帰路へと朝日に向かい神戸尼崎を後にする。
本日2日は平日でもあるが渋滞を避け早めの出発。
阪神⇒名神⇒東名の高速メインで神奈川へ帰還しました。

目的地に向かうためにCaymanが与えてくれたDliving pleasureは素晴らしいものでした。総走行距離は2,268㌔、平均燃費13.4/ℓ
疲れていないといえばそれは嘘になる、しかしそれを上回る楽しさをCaymanが与えてくれたことは紛れもない事実である。
何故なんだろう?
・水平対向6気筒エンジンサウンドを聞かせ続けることなのか?
・まるでレールでもひかれているかのようなコーナーリングなのか?
・2,700ccとPorscheの中では非力なスペックでありながらも私には持て余す
Performanceのせいなのか?
これからも探し続けて出かけると思われます。
今回のLDはGWにも関わらず渋滞にも見舞われず時間と体力とガソリンの消費を大きく抑えることができました。
決して文才に長けていないBlogに長々と御付き合いいただきどうもありがとうございます。