自分のBoxsterはソリッドブラックです。なのでとても洗車には気を遣います。
で、納車から2年が経過してそろそろコーティングも効力を失いつつあると常々感じておりました。
撥水、滑水もいまいち・・・、
と、いう事は汚れも傷も付きやすい状態なんだろうと思っています。
なのでそろそろコーティングでもしてつやつやボディを取り戻そうかなと考えている次第です、ハイ。
悶々と考えておりましたが選択肢としては・・・
1;高額投資して専門業者に依頼する
2;ふつーにWAXで我慢する
3:なんちゃらKeeperで安く済ませる
4;DIYチャレンジ
3にだいぶ気持がなびいていましたがやっぱり自分の車を自分の手でやってこそ満足度、達成感がMAXになるのではと考える昭和世代です。
で、この展開からして当然4に決定しました。
そうなれば道具も知識のインプットも必要となるわけですがここは
ユーチューブラーニングでなんとかならんかなぁーと徘徊していると
何とかなりました!(笑)
いや、しかしこの現代なんでもネットから情報をもらえて便利な世の中になりました。
下下下調査に明け暮れること約1カ月、同じ動画を何度も見たりしてイメトレもOK必要なものもAmazon,楽天、Yahooから続々と入荷してきました。
研磨作業に入る前に予てより考えていたエンブレムをリアバンパーへ移植をついでにやってしまおうと思い立ち、エンブレムを外す前に付け替えの位置合わせのための型取りをします。
木枠へレジン樹脂を流し込み型を取ろうと・・・・・。
硬化剤と樹脂を1:1で混合したものをトクトクトクと流し込みます。
が!
ここからが悲劇の始まりです(涙)
感の言い方はすでに想像されているかと思いますがボンネットは湾曲していて流れ込んだ樹脂は均等に充填されません。
木枠の両脇から勢いよくトランクフードへ決壊・・・・・(滝汗)
あわててウエスでふき取るも硬化が早く完全に除去できずヘバリ付いてしまいました。
かなりパニクっていたので写真を撮る余裕もなく硬化した樹脂の除去に立ち向かう羽目に。
傷をつけないようにプラスティックのヘラを使い削り落とす感じで削いでいきますがとてもラチがあきません。
剥離剤みたいなものがないものか探しましたがそんな都合のいいものは見つからず、仮にあったとしても間違いなくボディへのダメージが考えられる。
冷静に考えてそうだいつもの親戚の板金屋さんにTEL。
いろいろレクチャーしてくれましたが電話ではなかなか伝わらないため見てもらうことに。
そこでまさかのカッター歯やら2000番のペーパーやらが登場。
これって素人のあっしには無理じゃねー!ボディーに傷付けるリスク
大の大!
しかし方法はこれしかないと・・・
半ばペイントをしてもらう覚悟でカッターで削ぎ落し膜が薄くなったところでペーパーで除去。
ペーパーではクリアー膜まで削らないように細心の注意を払い、カッターでは突き刺さらないように削っていきます。
でもね、やっぱり手作業って難しくてところどころ突き刺さってしまって(汗)
ほんの一部の写真ですがフードの1/3がこんな感じに。
つやつや研磨をするはずがガリガリの傷だらけに相成りました(笑)しかない。(爆)
もちろん、プロに教えてもらった通りこれは想定内でここからが勝負。
ここまでの傷を研磨することは全く考えていなかったため目消しコンパウンド、シングルポリッシャーは準備していません。
アストロに走り目消しとウールバフを調達、ポリッシャーの代用で電ドル登場。
これがものすごく切れる(と、プロは言うらしい)。
ペーパー傷などみるみる内に落ちていく。
(正確には目立たなくなっているのかも)
ただ調子こいてやりすぎるとクリアーまで削ってしまうのでそこは注意。
格闘すること6時間、ようやく樹脂を除去して見事元通りにできました。ってここからが本当のスタートなんです。
よし!気合を入れなおして。
ダブルアクション、ウールバフ(コンパクトツール)、極細目コンパで全体の小傷を研磨していきます。フードの1/4ずつに分けてコンパウンドが完全に乾ききるまでブーッ!と磨きます。
超微粒子コンパからのウルトラフィーナ、グロスアップで仕上げていきます。
多分ですがここまでの工程は必要ないかもですがこんな感じに仕上がりました。
Before
小傷が少しずつ消えていくのがお分かりいただけるかと。
そしてAfter
ものすごい写り込みですねー。これはあくまでも磨いただけの状態ですからコーティングを乗せたらさらにつやつやきらきらになるかな。
次回はリムーバーシャンプーにてコンパウンドなど脱脂して
PG1プラチナでコーティングをしていきます。
っていうかまだトランクフードしかやってないじゃん(汗)
そうなんです、一連のトラブルで時間切れとなってしまいリアフェンダー、リアバンパー、左右ドアーがまだ手付かず状態。
幸いにしてフロント周りはPPF(ペイントプロテクションフィルム)がはられていることと屋根は幌なので何もしません。なので総面積としては少なくて済むのです。
だからDIYを選択した理由でもあるのですがやっぱりやってみて本当に良かったと思っています。
次はいつになるのかわかりませんがコーティング施工完成まで・・・・。
あっそうそう、エンブレムは樹脂に固まってしまいとれなくなったのでヤフオクで調達したという無駄な出費があったとさ。
最後に、このブログを参考にご自身で施工される際は自己責任でお願いします。
あくまでも素人仕事なので悪しからず。(伏)