
車検が1年残っているCaymanを購入してから1年が経過する10月、車検切れまで残すところ1ケ月。
カウントダウンが始まったところで大したことではありませんが車検を受けるのに色々と思案しました。
結果、自分で検査場まで持ち込むユーザー車検をすることにしました。
以前乗っていた歴代のBenz達もユーザー車検をやってはいましたがだいぶ年月も経ち勝手を忘れていたのでネットや記憶をたどり準備を進めました。
持参するもの
①車検証
②納税証明(現在は陸事のコンピューターで確認できるので不要でした)
③定期点検記録(直近で実施したもの)
④自賠責保険証
⑤三文判(サインでも可)
⑥お金(クレジットカード利用できたか確認忘れた)
ここで③定期点検について少し触れますが認定整備工場かディーラーか自分でやってしまうの3択です。
まずご自分でやるにはそれなりの知識と、設備等は最低限必要になりますがどうしても光軸調整やサイドスリップ調整などは個人では難しいので車検場の近くの整備工場に持ち込み実施するしかありません。サイドスリップなんかは以前やってもらいましたが確か1,000円でした。(安!)
今回私が選択したのはディーラーです。
点検のみをお願いした次第ですがPCは点検代もお高く、保証認定点検なるものも含め47,460円でした。
安心をお金で買うつもりでお願いしましたが案の定パーツ洗浄、ボルト増し締め、など法令点検のみで特に交換部品もありませんでしたがこのお値段。(汗)
ブレーキパッド残 F6㎜、R8㎜と意外と残っていた。
タイヤもF4.5㎜、R4.0㎜と心元ありませんが何とか大丈夫でしょう。
ディーラーで交換推奨しているエアコンマイクロフィルターは今回パス。
因みに走行距離はPCに到着直前でこのキリ番です。
購入時10,000キロでしたから1年で2万キロの走行。
で、ディーラーにお願いすることにした理由は2つ。
Porsche認定保証の継続を受けるため(1年)。これは消耗品以外のトラブルはすべて保証してくれるという手厚い保証ですが特にPorscheは部品が高いのでこれも安心を買うという意味で継続。
次に、1泊2日の預かりになるため代車が↓ ↓ ↓ということで。


本題から外れますが少しだけインプレ、V6 3Lℓターボ、めちゃめちゃ早い、甲高い素晴らしいエキゾースト(フェラーリっぽい) 燃費5㌔/ℓ(めちゃ悪)
点検も終えて車検の準備が整いましたが一つ懸念事項が・・・。
車検持ち込む前日にモテギPorsche Dayにて走行会の参加を予定しておりタイヤ大丈夫かなーと心配しておりましたがここまで来たら行き当たりばったり、どうにかなるかと半ば開き直り((笑))
と大事なことを忘れていました。そうです車検を受けるには予約が必要です。
モテギから帰宅後、慌ててネットで予約をしようとするが最寄りの相模がいっぱい!
やっべー、と次の候補八王子を検索。よかったー空いていました。
前述したように以前もユーザー車検を何度も受けておりますが実はすべて八王子。
ここは比較的空いておりますが少し遠かったので今回やめようと思っていましたがまたしても。

陸運事務所に着くなり手っ取り早く窓口の方にユーザー車検であることを伝えやり方を忘れたので教えてほしいと尋ねると手順に基づき親切丁寧に教えてくれました。
重量税と手数料の印紙購入、自賠責2年加入を終え手順書に書かれている申請書に必要事項(予約した時の予約番号が必要)を記入して受付完了となりました。
予約は14時からでしたが受付が11時、まだ時間あるなーって思っていたら検査ラインに並んでも構わないと言われ早速突入することに。(予約時間ってなんなんだー)

悪いことしていないのに何故かいつもドキドキ!!
ラインに入る直前に検査員から方向指示器だ、クラクションだ、ストップランプだと色々チェックをうけますがここで車両後方に検査員が回りバックライトの確認でいつまでも戻ってこなく5回ほどバックに入れたり戻したりを繰り返す。なんだーどうしたんだー?以前Benzでバックランプが1つ点かず慌ててオートバックスに駆け込んだ記憶がよぎった。

どうやら真ん中が点かないことを不審に思っていたようです。

そうです、真ん中はバックフォグなので点きません。(汗)
それを理解するまで時間を要しましたが一安心。
次なる試練が、車体番号を見せてくださいの指示にえっ!!(汗)
どこに書いてあるんだろーか、エンジンは見れないし、あっこれか!ってドアを開けたところを指さすも、こりゃ型式だねーって、ありゃりゃ。
調べてくると言い残しパソコンで何やら見ている。
ほどなく戻って来るや助手席のフロアーマットをはがし懐中電灯で照らしながらあーあったあった。そんなとこにあるなんて知らんがな。
検査ラインご入場
検査ラインでは順調に進みメーター計測のところで問題発生。
後輪に駆動があるCaymanなので後輪のみのテスターラインで空ぶかししたがメーターが全く反応しない。
検査員からトラクションコントロール(PSM)を切ってくださいとの指示に従いエンジン回転を4,000まで上げるもメーターはびくともせず。ライン内にCayman のエキゾーストがうるさいぐらいに響き渡り迷惑もいいとこ。
お互い結構焦ってなんでなんだろうか?前輪にスピード検知があるのかなーと首をかしげているところへベテランらしき検査員が登場。『この車はマルチラインじゃなきゃダメだ』ってなんじゃそりゃ。
どうやら4輪を回転させるテスターのことで隣にあるからそこへ移動してくれとの指示。
マルチライン上でドキドキしながら徐々に回転を上げていくとメーターも順応しながら上がっていく。正直ほっとしましたが冷静に考えるとおバカ丸出しかも。

色々とドラマがありましたが無事検査終了し有効期限平成30年までの車検証を受け取ることが出来ました。この瞬間が達成感に満ち溢れます。
車検費用(陸自)
重量税 24,600円
自賠責 27,840円(2年)
手数料 1,800円
整備費用(ディーラー)
法令点検 47,460円(認定保証点検込)
認定保証 100,440円(1年)
合計 202,140円
点検と車検のみなら101,700円と初回ということもあってリーズナブルだったと思います。
と、先日の箱根富士温泉ツーリングで椿ライン激走後、後輪を確認したところなんと急激にこんな状態になっているではありませんか。(Out側がほとんど山がない)
交換だな~。

Posted at 2016/12/11 17:23:05 | |
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