タワーバー外しと錆落とし

中古で購入して、３年程装着したタワーバーの根元のマウント周りを見ると錆が見えます。
反対側も錆が見えるので、外して錆落としをします。
ここは洗車の水が残る所なのですよね。

外して見るとタワーバーのマウントの根元とストラットタワーの当たる面が擦れて塗装の落ちた所が錆びています。
ここは路面からの衝撃をサスペンションと共に受け止める部分なので、強度的には重要な所です。
旧車でレースをするときはここをスポット増ししてサスペンションが突き出さないように強化しますからね。
錆が進行すると強度はがた落ちなので、タワーバーは無くす事にしました。

みん友さんに教えてもらったこのケミカルを使います。
ゼリー状の溶剤を錆に塗って10~15分放置して拭き取ると錆が落ちます。

完全とはいきませんが、錆は溶けて無くなりました。
あまり放置の時間が長いと塗装が溶けてしまいます。
しっかり説明書を読んでから作業してください！

このあとタッチアップ塗装を施しました。

タワーバーを止めていたナットはVバーが16N,ストラットの三本は23Nのトルクで締めます。
基本、再使用不可のようです。
作業の時はレンチがボディに当たって傷つけ無いようにタオル等で養生します。

外したタワーバーのマウントの裏も錆が始まっています。
塗装が浮き出した所がありました。
心当たりの有る方はよく点検して見てください！

少し寂しくなりましたが、86の場合は残っている純正のVバーがストラットタワーバーと同じくらいの仕事をしています。
外して走行してもあまり違和感は有りません。

５年以上経つと見辛い所から錆が出るので、早めの対処で長く愛車に乗れるように点検しましょう！