2018年01月29日
こんばんは。
今日は車と全然関係のない話なのですが、お付き合いいただければと思います。
誤字、脱字があるかもしれませんが、御了承ください。
今から6年前の話です。
僕がまだ高校2年で当時16歳の時です。ある病気のせいで、非常に痛い思いをしました。
それは、題名にもある"気胸"という病気です。
この病気はわかりやすくいうと、肺に穴が空いて胸腔内に空気が漏れ出す病気です。
15〜25歳の背が高くて痩せ型の男性になりやすいらしいです。何でなのかわかりませんが…。
私が体に異変を感じたのが、1限の地理の教科書を机から出してい時です。いきなり、胸に痛みを感じ、それから半端なく息苦しくなり窒息するんじゃないかと思うくらい苦しかったのですが、数秒経つとだんだん息苦しさと痛みがなくなり、その後は何事もなかったように授業を受けていました。
しかし…。授業が終わって席を立つと、やはり胸に変な違和感があり、少し動いただけで呼吸が苦しくなり、当時は心臓を締め付けれるような違和感がありました。
気のせい気のせいと自分に言い聞かせ、胸の変な違和感を感じながらも、一日、何とか学校を乗り切りました。
それでも、やはり息苦しさと胸の痛みがずっと残っており、終いには息をするたびに咳き込むようになったので、一回病院に行った方がいいんじゃないかと思い、翌朝、学校を休み親に隣町の総合病院に連れて行ってもらいました。内科を受診しました。
内科の先生に咳き込みながらも必死に体の状態と経緯を伝えたら、先生は、【症状から考えられるとしたら気胸の可能性が高いので、レントゲンを撮りましょう。】
と言われました。当時は、気胸なんて病気全く知らなかったので、なんだききょうって…??そういえば、犬夜叉に桔梗って奴いたなwとその病気を軽く見ていました…w不思議に思いながらも胸のレントゲンを撮ってもらいました。
すると…。
即入院させられました。というかこの状態でずっと一晩過ごしていた事に先生に驚かれました。
今だから言えますが、そりゃそうですよね…。自分でもゾッとします…。しかも、萎んだ肺が心臓を圧迫していたので、かなり危険な状態でした。
当然、胸腔内にある空気を外に出さないといけないため、そのためには、胸にドレーンと呼ばれる管を通し、空気を外部に放出しなくてはいけないのです。
ただ、局部麻酔での手術なので、その怖さは半端ないですよ…。そして、ドレーンを通すためには胸膜という肺や心臓を覆っている膜があるらしいのですが、そいつを破るときがめちゃくちゃ痛いらしいです…。幸い麻酔のおかげで全く痛みは感じなかったのですが、胸にドレーンを通されたあの感触は脳裏にしっかり焼き付いておりますよ…。もう想像もしたくありません…。
そして、約1時間くらいの手術いや、治療って言ったら良いのか?素人なのでわかりませんけど、無事に終わり、病室に戻りました。
そこからはしばらく放心状態でした…笑
とにかく胸にあるドレーンが不快で仕方なかったです。初めはすごくストレスに感じました。
これはほんの序の口。
麻酔が切れ始めてから地獄が始まりました。ドレーンが入ってる部分がめちゃくちゃ痛いのです!あまりの痛さにもう泣き出しそうでした(ToT)
この痛みが2日は、続き、3日後には体が慣れてきたのか、痛みを感じなくなりました!
役一週間くらい病院生活を送り、肺に開いた穴が自然完治するのを待ち、しっかりと肺膨らんでいることを確認してから、ドレーンを抜きいて傷口を糸で縛る感じで、無事に退院しました!
それから学校にも無事に復帰し、再発する事なく学校生活を送っていました。
が、しかし…。
退院してから二週間経ったある朝…。心底絶望しました。
あの息苦しさがまた襲ってきたのです…。ただ、その時は、痛みはありませんでした。
でも、再発してる可能性が極めて高いので、もう一度、内科を受診しました。
結果としてはやはり再発しており、またしてもドレーンを胸に通されました。この時は、気胸という病気を本気で憎みましたよ…。
内科の担当医が言うには、当病院には、気胸の手術が出来る医師と手術室がないらしいので、内科で呼吸器や心臓の手術を専門とした医師がおられる病院へ転院させられました。
その病院には、僕が小さい頃に何度か来た事のあるかなり大きい病院でしたが、まさか自分が入院する事になるとは思いもしませんでした…。
その病院で約一週間、闘病生活を送りました。
数日後、担当医から手術内容を説明があり、麻酔科医の方からも挨拶があり、同意書も書かされました。
そして、ついに手術当日…。
こんな本格的な手術は人生初なので、凄く怖かったですが、死ぬ気で手術室に入りました。
全身麻酔をかけられた時の感覚が、だんだんと視界がぼやけてきて、たとえで言うなら泥酔した時の感覚?に似ています。とにかく数秒で意識を失いました。
そこからの記憶は一切ありません。
目が覚めると、いつのまにか別の部屋に移されてました。
手術も無事に成功しました!
しかし、はっきりとは覚えてないのですが、手術中に僕がいきなり呼吸困難を起こして危険な状態だったと言うのを聞きました。当然、麻酔で眠らされてるので、記憶は全くありませんが、無事に終わって良かったです^^
でも、人生最大の地獄と言っても過言ではないくらいの体調の悪さと背中の痛みで、ほとんど眠れませんでした…。痛みを堪えながら寝ようと何度も必死に試みましたが、そんでもって時刻げ10分くらいしか進んでいなくて、当時は凄いイライラしましたね…。
思わず、看護師さんに(この時計、時刻合ってますよね?)と訪ねたくらいw
それくらい苦しかったです…。二度とあんな目には会いたくないです。
しばらくすると痛み止めの点滴を入れてくださり、その途端、嘘のように体が楽になって、やっとかっと眠れました💤
目が覚めると日差しが見え、朝の6時くらいでした。8時になるとストレッチャーに乗せられて、自分の病室へやっと帰ってきました!
長い長い地獄から解放されてとっても清々しい気分でしたが、背中の痛みはまだ続きました…。
それから更に一週間くらい入院し、再発していないことを確認して、無事退院いたしました!
三週間ぶりに我が家に帰ると、なんだか不思議な気分でした😊
その3日後に再び病院に行き、抜糸をしてもらって、担当医とお別れいたしました。
本当にありがとうございました。そして、お見舞いに来てくれた友達や家族や先生にも本当に感謝しています。
かなりの長文になってしまいましたが、こんなに長く入院生活を送ったのは、ほんと小学1年以来ですね…。
高校の単位もやはり、国語と地理と文章処理が赤点になってて、夏休み削って補習を受ける羽目になりましたが、病気で休んでいた事もあり、先生も大目に見てくれました✨
それから、専門学校に入学し、それから今は社会人です。現在に至るまで約6年。
無事、再発する事なく、私生活を送っています。しかし、再発するリスクは、少なからずあるので、油断は禁物です。
再発したらしたで、また手術を受けるのみですが、もうあの地獄は二度と味わいたくありません…。
皆さんも病気には気を付けましょう❗️
長文失礼いたしましたm(__)m
僕の趣味チャンネルに入院してた時の動画が残っていました😳もし、よろしければご覧ください。
Posted at 2018/01/31 23:36:50 | |
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