リアディスクローター交換

ガルファーのディスクが偏摩耗した後、純正に戻していましたが、社外ディスクの各部寸法を調べていたら、加工すれば使用できそうなのがありました。

BRAKING MB02FID
外径：180.0（純正は184.0）
内径：48.5（純正と同寸）
PCD：66.0（純正は64.0）
穴径：10.5（純正と同寸）

ディスク外径が小さくなるため、ブレーキパッドのあたり面がはみ出ることになりますが、純正ディスクでは1mmほど当たっていない面があるので、あまり影響はないと判断。
PCDが2mm広いので、各穴を1.0mm内側に削って、長孔加工することとしました。（ザグリがあるので少し面倒ですが）

加工の手順としては、
①ディスクローターの裏面に、取り付け穴の対角で中心線のケガキを入れ、その線を基準に中心へ1.0mmのところにM10用のワッシャーを使って、削りしろのケガキを入れる。
②径6mmくらいの円柱型の超硬刃のリューターで、けがいた削りしろを削る。
③削った穴にボルトをあて、ディスク表面のザグリとの干渉を確認。
④再度リューターで、ボルト頭と干渉しない程度までザグリを削る。
⑤角の面取りをする。
⑥ザグリ部を補修用塗料の黒でペイントする。
（ブレーキ部品への追加工なので、あくまで自己責任で行いましょう）

取り付けは、ボルトのザグリ穴の都合で表側が決まっているため、方向指定と逆となりますが、ステー部が短いので大きな影響はないでしょう。
（ボルトは以前から使用していた純正同形状の64チタンを使用）

ODO:36,298km