ステアリングラックエンド取替(後編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
新品ラックエンドを取り付けていきます٩( 'ω' )و
新品ロックワッシャーを入れ忘れないよう注意して手で締まるところまでラックエンドを締め付けます。
手でしめ終わったらモンキーレンチで本締めするのですが・・・
2
ロックワッシャーには2箇所ツメがあります。
手で締め付ける際に新品のロックワッシャーのツメがラック側の溝にちゃんとはまってないといけません。
ツメが溝にはまって無い状態でラックエンドを締め付けてしまうとワッシャーが破損して使えなくなってしまいますのでよく確認して締め付けます‼︎ ( ^ω^ )
3
ラックエンドを締め付けたら緩み防止の為ロックワッシャーの2箇所をハンマーで叩いてカシメます。
ちなみにラックエンドの個体差やラックエンドの締め付け加減によってカシメる位置も変わります。
必ずしも交換前と同じ位置にカシメる箇所が来るとは限りません(^_^)☝︎
4
ラックエンドの取付が終わったらラックブーツをつけていきます。
ラックブーツのバンドをプラスネジで締め込んで固定。反対側もクランプで固定するのですが・・・
「 ん⁉︎ うまいこと付かん (・_・;)」
クランプがブーツに干渉します。。。
どうやらラックエンドに逆に通してしまったようです。。。( ̄^ ̄)ゞ
ナットを外してもう一回クランプを通し直して取付修正完了‼︎
5
ラックブーツが付いたらラックエンドのネジ部をタイロッドエンドに締め込んでいきます。
大体の位置にナットの取付は完了してますのでそこまでどんどん締め込んでいきます。
6
あらかじめ大体の位置にセットしたナットのところまでラックエンドを締め込んだら外していたタイヤを取付けて微調整をしていきます‼︎
高さ基準線とタイヤ中央の基準線が交わるポイントと作業前にマーキングした基準点が合うようにタイロッドの長さを微調整していきます。理論上ではちゃんと調整できたらトーの狂いも最小限にとどめることができます。
ここでポイントですがラックエンドを左右交換する場合一気に左右を交換してはいけません。
もしも左右いっぺんに作業をしてしまうとタイヤの傾きを調整する際の基準が無くなってしまうのでワイヤーハーネスのマーキングさえちゃんと合わせばトーは狂いませんが直進時にハンドルが真っすぐでなくなることが考えられます。
ですので右側の部品交換が終わりワイヤーハーネスのマーキングでタイロッドの長さを微調整した後に残りの左側の作業というように進めていきましょう‼︎
ちゃんとした工場でハンドルの傾きを図るテスターがある場合は一気にやっちゃってもいいんですけど めんどくさいです。。。ヽ( ̄д ̄;)ノ
タイロッドのロックナットはこの後ハンドル位置の微調整があるので仮で締める程度にとどめておきます。
7
右側が終わったら左側も同様に作業して完了です。
同じ工程なので左側の作業工程は省略です☆
左右とも作業が終わったらハンドル位置の確認に走行テストを実施します‼︎
走行テストに出発してビックリ‼︎
予想以上にハンドル位置が狂ってません(^o^)
(時計で例えると左側に3分ほど)
ワイヤーハーネスマーキング作戦は自分的には大成功でした(*^▽^*)
タイロッドを回してハンドル位置の微調整していきます。
今回はハンドル位置がチョイ左にズレということで左のタイロッドを縮めて右のタイロッドを伸ばす側に調整します。
この調整時のタイロッドの回す量も左右同じにしないとせっかく合わしたトーが狂ってしまうので注意です。
今回はタイロッドを左右ともに約120°回してやるとハンドル位置もど真ん中になりました‼︎
調整が終わったらタイロッドのロックナットを本締めします‼︎
これで作業は完了ですが・・・
足回り系の作業になりますのでナットの締め忘れに注意するのと車をジャッキアップしないといけないのでリジッドラック(通称 ウマ)をかけて下敷き事故などないよう気を付けましょう‼︎
ていうか専門の業者さんに任せましょう(笑)
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