タイミングベルト点検調整＆吸気系清掃　④

もちろん、後ろ側のプラグも外して実施します。

プラグホールから泡があふれても、暫く放置すると泡が消えていきます。

さて、プラグ等を全て復帰してエンジン始動。
初めはかかりが悪い気がしますが、直ぐにエンジンが掛かります。

マフラーから白煙が出ますが、暫くそのままでアイドリング。

白煙が消えてくるとエンジンの回転も調子が上がってきます。

アイドリングも1800rpmくらいで安定しました。

かなりアイドリング回転数が上がりましたね。
それだけ吸気系が汚れていたと考えましょう。

さて、アイドリングを下げたいのですが、整備書が無いので、カンで調整（笑）

前シリンダー、後ろシリンダーとも、エアバイパス用のスクリュー（？）ぽいのがあります。
清掃前は、全閉状態から、1時間45分（1回転と3/4）開いていました（ネジを緩めていた）

これは、後ろバンク側のスクリューです。

このスクリューを締めこむとアイドリング回転が下がります。（前後どちらも）

このエンジンはインジェクターなので、燃料噴射は自動制御です。

したがって、スロットルバルブ以降の負圧を見ていると思うので、このスクリューがエアバイパス用のスクリューなら、つじつまが合います（あくまでカンですが）

よって、前後のスクリューを同じだけ締め込んでアイドリングを調整しておきます。

・・・と思ったのですが、両方とも全閉まで締め込んでもアイドル回転1000rpmより少し高い（う～む。これで良いのだろうか？）

とりあえず、両方とも30分（2/1）回転だけ開けて1100rpmくらいにして、ひとっ走りしたところ、エンジンは問題無さそう。
調子も良い感じ。

エアクリーナーが高効率になって、吸気系と燃焼室清掃しただけで、こんなにアイドル回転上がると思わなかった（汗）

まぁ、エンジンの調子はすこぶる良いので、これで様子見としましょう。

もし、アイドル回転調整の正式な方法をご存じの方いらっしゃいましたら、ぜひご教授お願い申し上げます　ｍ(_ _)ｍ

そうそう、タイミングベルトの張りの周波数を測定する箇所の画像がありましたので、共有します。ＭとＮのところですね。

もともとカミさんがモンスター800Sieで使用していたタンデムシートに取り付けるサイドバック（左右）はこのS2Rには付きませんでした（泣）
やはり、専用のドゥカティパフォーマンスのサイドバッグを探すしかなさそうです（汗）

この車両に付くサイドバッグの情報がありましたら併せてご教授戴けると嬉しいです！