
V36で初めての高速道路。峠道。ざっと往復100kmちょっと。
ナビがない上にグーグルナビの音声案内だけ聞いて(聞き間違えて)何度か遠回りするはめになったのはさておき
まず高速。
7ATはハイギアードとは言え思いの外、回転数は下がらず100km/hで2000rpmを下回るくらいでしょうか。
この辺は前車のC24セレナ(CVT)と変わらないような気もしてましたが、よく考えるとあれは80km/hで2000rpmくらいだったかな。
前期5ATだと2400〜2500rpmってところでしょうかね?
燃費差よりデシベル差が気になりますね。
ただ、7ATとはいえ日産車。130後期のマークXに比べてかなり静粛性が見劣りする印象です。
エンジン音は意図的に入れてるところがあるのですがほぼ気になりません。
それよりロードノイズ(風切り音もあったのかなー)が気になりました。
タイヤの銘柄云々でどこまで変わるのでしょうか。
なんにせよ遮音性等、その手の比較ではトヨタの相手にはならないと思いました。
ハンドリングは高速域でも一貫してクイック気味。
遊びが少ない分、その気を維持させます。
ここもたるい=運転にリソースを割かずに疲れないという意味では劣るかな。まあここは好みです。私はマークXだとあまりに快適すぎて眠くなります。
V36は加速するほどに安定するというより、いつまで経ってもクイックという感じです。
どんどんと美味しいハンドリング速度になる〜というような訳じゃないです。
100km/h前後で冷静に肩の力を抜いてみたら案外気楽。
というような我に帰る感じの走りです。
2.5L、1.6tの車としては高速時エコドライブが出来てるほうだと思います。燃費計はスタート時6.8km/lだったのが7.4km/lまで上がりました。
高速は本当に30分程度の間だったので、ちゃんと測定してみたいです。
峠道
バイクと地元の軽自動車には道を譲る、これが正しいこの車の在り方だと思いました。
多分どれだけ足を弄ってもフレームを肉抜きしない限り変わらないでしょう。
クライム、ダウンヒルで限界がある訳でも何でもない。
とてもクイックですけど、物理的な重たさは隠せないです。
二人乗車、トランクに20kg程モノを載せてたのもありますけど(^_^;)
隠せてないという程度にはステア情報は正確だなとも思いました。
ここはマークXだといけるのかいけないのか曖昧な感じがあります。
緩やかなワインディングの気持ちよさは抜群ですけど、ダウンヒルだとマニュアルモードの2s,3sが嬉しいところにないというか、もう一段真ん中が欲しい感じです。まあこれはトルコンAT車全てに感じます。
後、シンクロレブコントロールはこういう条件のシフト時には有り難いですね。
ただシフトアップは抜ける感覚の時間がワンテンポ遅く微妙に長いのでコレジャナイ感が強いです。
ブレーキは効くのですがカックン気味な加減に未だに慣れず峠ではそれが顕著になりました。前述の2s,3sの間を保管するような使い方をしたいのですが結果的に1sに入れたような効き方をする場面が結構ありました。
全ては重たい車を止めようとすることへの反動ですね。
やはりこういうところはNDロードスターで走るのが最高ですね。
軽量6MTクロスレシオでかゆいところに手が届く走行をしてみたいものです。
単車や慣れた軽にはご迷惑をお掛けする感じでしたが、六甲の短スパンコーナーでも不快感のない運転をしているだけで多くの車とは差が開いていくので、腐ってもセダンだなと思いました。
私(と同乗者)の頭だけが永遠に横に動いてる点でも「はいはいフラットライド」と感じました。
サイズはそれなりだけど意のままでコンパクトな操作感のある良い車だと思います。
同時に中途半端なバランス、立ち位置という評価もわかる気がしました。
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2016/04/10 00:48:51