2眼メーター サイドブレーキ信号反転編(EF-SE)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
リレーを用いた反転となります。
初めてのリレー制御です。
まずはサイドブレーキの配線を探します。
検電器では通電しているものしか調べられないので、電池ボックスとワニ口クリップを買ってきて、「検線器」なるものを使って配線を探していきます。
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一本ずつ調べていき、それらしき配線を見つけました。
リレー制御電源として、ON電源も探していきます。こちらは、もちろん検電器単体で調べます。
サイドブレーキの配線の位置なんですが…。
図も一応載せましたが自己責任でお願いします。
グレード(前期後期)や、エンジンによって異なりますので、あくまでも参考までに。
サイドブレーキの配線は、ロック部を上にして左上から8番目の赤い線です。
電源は右下。一番右の明るい黄緑(エメラルド?)ですね。こちらは特に、間違えるとほかの電装品の破損、バッテリー上がりなどの原因になりますので、しっかりと検査した上で結線してください。(私もしばらく様子を見てトラブルがあったら報告いたします)
(!)サイドブレーキの配線は、サイドブレーキを引いているときはボディアースにつながりますので、メーター裏のアース線にも反応してしまいます。ですので、サイドをおろした状態で探す必要があります。(動かないように、ギアを入れておくなど対策を)
3
これを。
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こうする。
ギボシで配線を加工しますので、もとに戻す時も簡単です。
リレーはエーモンの1586を使用。
リレー内部の図は検索していただければ出るかと思います。
念のため電源部分には1Aヒューズを。
サイドブレーキが引かれているとき、青(ON電源)から黒に通電します。このとき、赤(メーター側)と黄(絶縁)が接続されて絶縁された状態。
サイドブレーキを下しているときは、青から黒は通電しません。このとき赤と白(アース)が接続されて通電状態になります。
ちなみに、間違って常時電源からとると、停車中、サイド引いている間ずっと通電するかと思います。
バッテリー上がりの原因になりますので注意が必要です。
…実はさっきからそれが心配なのであとでもう一回ばらして検電します笑。
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メーター配線からアース線も分岐するのがスマートではあるんですが、最小限の配線加工で済ませたいので、アースはボディからとりました。
(写真下、ビスから)
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ON電源の分断
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4本の配線をギボシにして
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リレーを付けてまとめます。
リレーの動作音カチカチって聞こえます。
トラブル等あれば報告します…。
ついでに、取り付けたいきさつを…
リレーは2か月ほど前から購入していたのですが、ずっと放置していました。
先日、交差点で右折しようとしたときに、対向車線から黄色信号で飛び込んできた直進車に思わず急ブレーキ。
メーターのランプが複数ついているのが見えたので、エンストしたかと思いキーを回したら、苦しそうなミラの声が…。
エンジン切れてなかったんですよね…。
いつも付いてるサイドとABSでした。
小さな整備不良でも事故の原因になりますね。(今回は事故はありませんでしたが)
いいお勉強になりました。
…にしてもあの車危なかったなぁー。
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