連休で時間が有ったので取り外した純正スプリングとリアショックの性能を測ってみました。
作業中は両手が塞がっており写真が撮れず何度も使いまわし写真でスミマセン。m(__)m
コメント抜粋)
バネの長さを計ります。バネレート:スケールをコイルの中に入れて体重計に押し付けます。40キロ-α
スケールがいくら沈むか見てもらいます。(α=バネの重さ)
40Kで20mm沈めば、40-α÷20=2
バネレートは2kg/mm ですね。
フロント
バネ長→26.5cm 加圧時→23.5cm 沈み→30mm バネ重量→0.8kg
純正 (40-0.8)/30=1.31kg/mm
タナベ (40-1.2)/18=2.15kg/mm(前回計測)
リア
バネ長→31cm 加圧時→28.5cm 沈み→25mm
バネ重量→1.0kg
純正 (40-1.0)/25=1.56kg/mm
タナベ (40-1.4)/20=1.93kg/mm(前回計測)
スケール値は目測なのでざっくりですが
タナベメーカーでの値
フロント 20.5N/mm (2.1kg/mm)
リア 19.6N/mm (2kg/mm)
リヤショックの、ロット反発力です。
ショックのナット側を持って、体重計に押し付けます。
動き始める直前の最大荷重を計ります。そこからショックの自重を引き
ます。12Kー自重=10K
純正対策用リア 最大荷重9.0kg - 自重1.6kg=ロット反発力7.4kg
KYB NEWSR 最大荷重9.2kg - 自重1.6kg=ロット反発力7.6kg(前回計測)
動的特性
正式は1秒間に30㎝動かすには何キログラム必要で、出します。
(0.1秒で3㎝動かしても、値は同じです)
体重計でやると、滑ったり・凹んだりするといけませんので、50キロ位の力でやって下さい、減衰力カーブはリニアではありませんが、目安として‥
仮にストロークが150㎝で、フルボトム2秒とします。つまり30㎝だと4秒に
なります。 50kgX4=200
縮み側:200kgf・0.3m/秒
力不足と危なくて20kgで押し付けるのが精一杯です(^_^;)
ストロークが全長50cm-全縮42cm=8cm
全縮まで1.0秒(16kg)
よって30cm/8cm=3.75 →1.0秒×3.75=3.75秒・30cm当たり
純正対策用リア16kg×3.75秒=60kgf・0.3m/秒
KYB NEWSR 20kg×10.1秒=202kgf・0.3m/秒
純正ショックが軽く力を掛けた所で動き始め、あまりにも縮むのが早く(KYBではまだ動かない力で)、20kgも掛けられませんでした。
それぞれの数値を見てビックリです。
タナベに変えてバネレートはフロントで
+0.8kg/mmリアで+0.5kg/mm
KYB NEWSRに変えてアブソーバーの
反発力は0.2kg(余り変わらないので対策品がNEWSRかと思いましたが次の動的特性で違いが有りました)
動的特性 +140kgf・0.3m/秒
対策用ショックは交換して2ヶ月位なのでヘタっている事は無いと思いますのでこの差は驚きました。
KYB NEWSRがヘタったら対策用ショックに戻そうかと思いましたが、やめた方が良さそうですね。(フロントのショックも変えていたら全然乗り心地が変わったかもしれません)
低速時のコンビニや段差の乗り越えが痛くなくなり、ホント乗り心地が良くなり交換して良かったです。
Posted at 2017/11/06 11:49:54 | |
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