
2日連続で北広島の現場で仕事があり,泊りがけで出張に行きました。ちょうど今シーズン最強の寒波が到来し,1日目の朝は大変でした。
雪道の運転は慣れていますが,雪が降り続き,視界がよくありませんでした。スピードを落として運転していましたが,いきなりホワイトアウト状態となりました。対向車との接触を避けるため,後ろにクルマがいないことを確認し,とっさにウインカーを出して左端に止めました。
幸い,雪の吹き溜まりだったため,クルマに異常はなし。ところが4WDでもスリップして抜け出せませんでした。このままスタックか?と嫌な予感がしましたが,4WD-Lに切り替え何とか脱出できました。
1日目の仕事を終えてスキーをしようと思いましたが,吹雪で前が見えませんでした。ナイター営業を期待しましたが,大雪のためナイター営業はなし。いずれにしても,昨夜だけで新雪が約40㎝積もりましたからとてもスキーどころではありませんでした。
今朝はゆっくり眠れると思っていましたが,朝食が5時半。結局5時起きでした。朝ごはんを食べ,荷物をPAJEROに載せようとすると雪が50cmくらい積もっていました。さらに降り続いていたので,雪かきは帰る前にしました。
昨日は大雪のため,待機することになりましたが,今日は予定通りに作業ができました。午前中の仕事を終えるころには雪が止んで晴れ間が出ました。昼ごはんは買っていたパンにしました。車外気温はマイナス5℃。車内気温0℃でした。マーガリンサンドのマーガリンはカチカチでした。
家に帰っても車外気温はマイナス3℃。どうやらこの車外気温はセンサーの凍結のようでした。午後から少し仕事をして家に帰りました。帰り道は,凍結路や圧雪路,シャーベット状路と目まぐるしく道路の状態が変わりました。
凍結路や圧雪路ではクルマが滑っているのが伝わってきました。もちろん,想定内。対向車があるときには十分減速しました。積雪路で怖いのは,周りのクルマが予想できない動きをすること。もらい事故だけは絶対に避けたいところです。
最近のクルマでは,ASCやABSが標準装備されています。クルマが滑ると同時にデバイスが作用し,車両を安定させてくれます。急な坂道を上るのは4WDでないと厳しいですが,普通の雪道では誰が運転してもそこそこ安全に雪道を走ることができます。
しかし,その分クルマの挙動は運転者に伝わりません。(ASC作動ランプがピカピカしますが…)時速100㎞以上の高速でクルマの挙動を確認することはとてもできませんが,雪道だと時速30㎞程度でクルマの挙動がわかります。
行きの除雪の入っていない,新雪が30㎝くらい積もった道路では,ステアリング大きく切って修正することがしばしばでした。反対に凍結路では急な操作は厳禁。PAJEROはマニュアルミッションでディーゼルエンジンです。昔のディーゼルエンジンは圧縮比が高いため,エンジンブレーキがよく効きます。
3,4速を使い,回転を合わせてシフトダウンすることで,雪道ではほとんどブレーキを使うことはありませんでした。PAJEROは旧式のパートタイム4WDですから,4WDにすると直結の4WDとなります。その上,リアデフに機械式LSD(作動制限装置)がついていますから,悪路走破性はかなりのもの。30年ものの老体ですが,頼りになる相棒です。
午後4時過ぎに帰宅しました。真っ先にしたことはコーヒーを飲むこと。コーヒーが好きで,レギュラーコーヒーを1日に最低2杯は飲みますが,水曜日の朝に飲んで以来,飲めませんでした。コーヒー好きにとっては,缶コーヒーでは物足りません。久しぶりに美味しいコーヒーを淹れ,味わいました。あとは荷物の整理。
明日は休みですが持ち帰りの仕事がどっさり。明後日は地域のとんどという行事があります。竹をやぐらに組んで,火をつけて書初めをあげたり餅を焼いたりと1年の無病息災を願う行事です。朝から竹を切りに行き,組んで火をつけます。火がつくと熾火になるまで飲み食いです。まあ,近所の新年会みたいなもの。熾火になると餅を焼いて持って帰ります。昼間から飲んでは何もできません。明日は集中して仕事です。
Posted at 2018/01/12 18:20:44 | |
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PAJERO | 日記