global garageのブログ一覧

パンデミックなんてものは映画の世界の話かと思っていたんだけど、突然のようにやって来たこの新時代を皆様、いかがお過ごしでしょうか。
ちょっと遡った話になるんだけど、今年の4月頃の僕は行政からの要請をけっこう真面目に順守して、在宅勤務とクルマ弄りに明け暮れていて、お陰で僕のGT-Rのシャシー裏は新車より綺麗になっていた。外せるモンを全部外して馬鹿みたいにビッカビカにしてたからねw。パッキンやらゴム類やらブッシュ、傷んだボルト類を無駄にあちこち交換して、どうでもいいほどの軽微な錆びや傷み箇所を神経質に補修して、改めてシャシーブラックで塗装...アンダーカバーはおろか、インナーフェンダーですら経年でわずかに反ってしまった箇所も全て熱を入れて補正して裏表ともにめちゃくちゃ綺麗にした。
ホントは何か適当なアフターパーツでも組み付けたりしたかったんだけど、なにせ物流が混乱していて注文してもいつ届くか解らないってことで手がなせない状況だった。 ...で、入手できるレベルでやると前述の通りの作業に至ったんだけど、言いたいのは4月の僕が如何に暇だったか、ということ。

そして、そんな自粛モード絶頂期の最中、ついにゴールデンウィークを迎えることになる。僕は既にシャシー裏に手を出したほどやることがなくなっていた。

その頃の僕の中ではルールがあって（正確に言えば奥様が制定したルール）、「行っていいところ」として、友人のガレージ、近所のホームセンター（コーナン、ビバホーム）、少し離れたホームセンター（ユニディ）、ロピアと定義づけられていた。このルールにはきっと特に根拠はないんだろうけど、強いて言えば行かないと生活できないからっていう程度のものである。

ゴールデンウィークを豊かに過ごす方法をこれを基軸に考えていくと、"本格的日曜大工をやり抜く"に至り...というよりそれ以外がなく、例年以上の行楽日和の中、外に出ることもなく、写真の通りガレージの棚を造った。
僕は木材に関して全く知識がなく、まして木材を加工するためのまともな工具や装備もなく、ゼロから揃えることになったが何とか無事に休暇を満喫することができた。全ての制作物をこの写真におさめきれていないが、少なくともこの写真に写っている木材は窓枠も含めて全て今回制作したものである。

なかなか使いかって良さそうでしょ？笑。

新時代が僕にもたらしたものは、木材加工の楽しさ...だったりする。