① パッドの下準備と点検
まずは、パッド。プロジェクトμは写真の通りご丁寧にも最初から面が取られているが、結構な面積が削り取られていてもったない気がしてならない。貧乏性の僕が面取りする場合はいいとこ5mm程度であり、実に余計なお世話....である。
#400ペーパーを取り出し面全体に当て荒れている部分を慣らしておく。こうすることによって組み付け時から馴染みのいいものになる....が、実は最近のアフターメーカーのパッドはこんなことしなくても充分表面が出ており、このような手間を必要としない。僕の慣習なのである。
② 必要工具
こう見ると意外に使うものである。中央上の棒みないなのは昔っから僕がパッド交換時にピン抜きとして使用している単なる鉄の棒。元々これが何の工具だったか(または工具でも何でもなかったのか...)は今となっては全く解らないが、ピンにジャストサイズなので重宝している。
右下にハーフのラチェットが見えると思うが、「コレ要る?」と疑問を抱かれる方も多いかと....実はこれも僕の慣習なのである。ホイールを組み付ける際にジャッキアップした状態で"手ルクレンチ"7kg程度でナットを一旦締めこんでおく。この際にハーフのラチェットを用いている。ハブ周りを傷めないように均一に面を出していくための行為であったが今時分あまり関係ないかと。
左の油圧パンダジャッキは僕のお気に入りの一品。上端のラック部をサンダーで削り取ったため僕のGT-Rにさえラダーレールを必要としない。アストロプロダクツで購入したおぼろげな記憶があるがモバイル性もよく10年程使用しているが全く問題ない。注意点としてはGT-Rクラスの車重で使用する際は車体に対して斜めに挿入しないと歪みが発生してしまいジャッキダウンが出来なくなる。
マジックは取り外したパッドにどこに使用されていたものかなどを記載しておくためのもの。
因みにどうでもいい話だが、僕はラチェット/ソケット関連についてはko-ken、スパナはSIGNET、ドライバーはPBを愛用している。更にどうでもいい話を加えると作業用のグローブはDickies or HANESを常用。玄人気分でWORKMANで380円とかの皮手を使うと鍛えられていない掌がボロボロになる。ツナギやエプロンはWORKMANに並ぶ安価なものを早いサイクルで使い倒す。お出かけ用(笑)のツナギはDickiesだ。これは汚さないようにしている(笑)