2016年05月29日
このみんカラの使い方がよく分からないままで放置状態・・・
でもここに書き込む暇がないほどうちのセリカは購入以後かなり走り込んでいる。
最近トヨタ版VTECことVVTL-iのハイカムの威力を改めて身に染みた。
1速でもアクセルを踏み込むとやがて6,500rpm位から音が変わると同時にグイーッと背中を突き上げる感覚(FFだけど)があった。
確かにこの感じ、気持ちいいw
ただYoutubeの99年のベスモでエビスの坂を苦しげに上るセリカに対してすいすい上がる本田のType RのFF軍勢。
調べるとVTECには3つのカムプロフィールがついてるとのこと。(セリカは2つ)
通りであの坂をグングン上ってくれるわけだ。
自分のはそのセリカから限定生産で出されたTRDのモデリスタチューンSports MでTRDマフラーが純正でついていて10ps上がってるとのこと。
でもそれでも違いはあるかな・・・素人には分かりません> <
所でVVTL-iの低速カムって何rpmからなのかな、ってふと感じた。
あるいはエンジン掛けてアイドリングしている状態(1,000rpm~)からもうそのカムなのかな。
理解できてる人には「バカなの?」って疑問かもしれないけど、ホントよく分からない。
誰か知ってる人ご伝授ください・・・。
ただ、よく朝の都心の信号スタートでも周りが遅い車や誰も居ないなら2,500rpmくらいでシフトチェンジしちゃうけどタクシーや軽の煽り屋だとすぐギュンギュンいっちゃう。
そこで対抗するために3,000rpmまで上げるとたった500rpmなのにセリカがグーッと行ける感じがする。
個人的カムは3,000rpmに付いてます笑笑
さて、記念すべき第1回はセリカのすごさを素人&勝手な個人解釈で褒めちぎりたいと思う。
自分の車には自信を持つのです!!(`・ω・´)
この前どっかで聞いた話で「トヨタって2000GT以来今まで良いスポーツカーある?」とのこと。
我ながら頭がちょっとポワーってなった。
確かにトヨタってなんかスポーツの車とはあまり強い縁が感じられなくて、むしろ実用性の方が強いと思う。
現にトヨタが世界一の生産台数を誇る自動車会社なのもハイブリッドのプリウスとかアクアとか、ミニバンとか、あるいはクラウンとかの高級ブランドのイメージが強いし。
唯一思い出したのは93年のスープラ。
強い馬力とスポーティーなデザインが印象があった。
ちなみに車購入時も一時は購入検討の一つだったし。
ただ、気が付いたのは、まずスポーツカーに近いスープラ(2JZ-GTE)は重量が重いのと、パワーをターボの力に頼っていること
正直、変な話"ずるい"と思った。
だってターボ付けたらどんな車も早くなっちゃうでしょ。
ギュイーン、プシュワアアアって。
そんな頭文字Dの世界ではないからね。
ちなみに同じトヨタのセリカでもひとつ前の丸目4灯の6代目セリカでGT-FOURがあった。
これも確かに力は強い。(こちらも購入検討車の一つだった)
でも何より力をターボで補ってる点。
あとやっぱり重量も重い。
そういった点ではスポーツカーとしては良いのかもしれないけどやっぱり個人的にはトヨタで画期つけるスポーツ性とはちょっと合わない気がする。
そう考えると逆に傑作なのは本田のNSX。
NAのノンターボのVTECで280ps/31kgfm。
やっぱり物づくりは嘘をつかないこと、モータースポーツの聖地。
流石と思った。
まあ海外にはテンロクにターボ乗っけたりしてる車もあるらしい。
多分アメリカかな。(さすが自由の国やることがでかい笑)
話は戻すが、ターボが悪いとか文句をつけたいわけじゃないけどとにかくそういう点では確かにスポーツカーだし、傑作だとは思うけど、個人的にはそれで車のスポーツ性を左右するようなのには繋がらないと感じる。
つまり何が言いたいか。
さかのぼること1967年。
トヨタで傑作のスポーツカー2000GTが生まれる。
ヤマハと共同で開発された直6のDOHCエンジン、5段フルシンクロメッシュ・トランスミッション、4輪ディスクブレーキ、低重心・高剛性を実現したボディ、0 - 400m15.9秒の加速力と、最高速度220km/hという2Lレベルでの高性能さを露わとした車。
トヨタという会社でももはや代名詞の一つともされている2000GTはその後の世にも伝えられるほどの名作となったのは他ならないだろう。
簡単に言えば他の会社もそうだったみたいだけど日本製のスポーツカーはターボに頼らないエンジンそのものの強さ(NA)が物を言っているように感じた。
このころだとアメリカとかのスポーツカーだとターボ付きで300psは余裕で超えられるデカ車が多かった(排気量も大きい)けどそんな中でも日本のスポーツカーはそのエンジンの強さとスポーツ性を両立させた感じがあった。
ある意味日本らしさ、日本の物づくりのプライドって感じかな。
その代表作となったのがこのトヨタの2000GTってわけだ。
つまり、ターボに頼らないエンジン・ボディ・足回り、全てのバランスを両立させたスポーツ車。
もし2000GT以来のトヨタの車のスポーツ車のなかでふさわしいと思うのが、このセリカに当たると思うのだ。
セリカはスポーツカーというよりスペシャリティーカーだけど、トヨタのモータースポーツの画期点の大きな一つだと思う。
ライトウェイトの軽量ボディ、クーペ車としては高い燃費と、ロングストロークに加えハイカムも備わりその後のトヨタ高質エンジンとして利用されるヤマハ共同開発の2ZZ-GE VVTL-iエンジン、定番ダブルウィッシュボーンをリアに加え、小回りは悪くともコーナーリングでは高い運動性能を誇るトヨタ自慢のスーパーストラットサスペンションを携えた1.8Lライトウェイトスポーツ。
そして何より、デザイン。
2000GTが登場したときに何よりもその全体的に流麗な曲線で構成されたデザインは評価が高かった。
それに並びセリカも近未来的で独特なデザインは登場から15年以上経った今もなお見る人を惹くものがあるよう。
この前も繁華街を通過中に外から明らかに自分と同世代あたりの若い声から「おっ、カッコイイセリカだ!」「セリカ、かっこいい!いいなぁ~」って声が聞こえてちょっと嬉しかったと同時に15年以上たってもなおここまでこのデザインが通用するというのはある意味強いと感じられた。
まぁCALTYのデザインする車はカッコイイのもあるけどね。
自分も最初は車は中身勝負(性能など)が印象強かったけどセリカを持ち始めてこの方必ずしも大切なのが中身だけじゃないと感じられた。
友達なんかからもいつもカッコイイ!って言ってくれるし、本当に興奮する。
これが逆にもし2代目のシビック TypeRなんかだといくらこっちで「中身は凄いんだゾ!」って言っても見た目のハッチバックの強烈さが強くて、よほど車を知ってる人でなければ多分ピンとくる人居ないだろうし、これほど共感は無かったと思う。
(うわーん、ホンダ・オーナーの皆さんゴメンなさーい!)
ちなみにVVTL-iが売りとなったのはその前期に当たる4A-GEエンジン。
頑丈なエンジンとして知られており、これを積むのがかのAE86ことトレノ/レビンである。
頭文字Dで一躍有名になった車だけど、この時からハイオク指定やコンピューターの性能向上が上げられている。
そして人気も高い。
なので正直なところこのAE86を2000GT以来としてもいいと思ったけど、その後継であるVVTL-iはその従来の4A-GEが不得意とした点を補ったうえで更に性能を上げている点で評価されると思う。
つまり厳密にはAE86の次代がセリカって感じかな。
まぁ今回はセリカがメインなのでとりまAE86は置いておこうと思う。
もう一つセリカが良い理由。
確かに性能はホンダテンロクには叶わないけどこれもまた一種だと思う。
ホンダの性能は高い分、その性能で乗り手を限らせてしまう。
いわゆるその道のプロや極めた人たち、そのためのものだ。
逆に。
トヨタのはそれほど性能は高くない分、誰もが安心して安全に、かつ楽しくスポーティーな運転を楽しむことができる。
トヨタのスポーツ車、またセリカ(その後発売された86なんかも)そんな車だと思う。
乗り手と一緒になり、乗り手と一緒に成長する。
それがこのセリカの魅力だ。
共に育ったセリカは乗り手によって変化するだろうと思う。
その結果、テクニカルなサーキットで無敵テンロクやターボ車を相手にほぼ互角に戦える戦闘能力を持てる。
スカイラインGT-Rをコーナーで軽くぶち抜いたという話も聞いたことがある。
それもこれもこの魅力だと思う。
両立されたコストパフォーマンスと乗り手と育つ入門スポーツ。
それがセリカ。
まさにトヨタの隠れた最高傑作と言えるだろう。
自分はまだまだ車の事に関しては序の口だし、右も左も分からない青二才だけど、これから自分の車とともに楽しみ、共に成長したいと思う。
そういった意味では、やっぱりいいよ、セリカ。
Posted at 2016/05/29 18:31:53 | |
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