2022年09月19日
大冒険を延期にしたことで、のんびり、、、というか暇にしているズグロンに、友達が昔のドラマをたくさんすすめてくるので、この頃古いドラマをやたらみているズグロン。
つい最近は「101回目のプロポーズ」をみて、
ちょっと感動してしまいました。
よくお笑いとかで、武田鉄矢さんが「僕は死にません!」とか言うシーンが真似されていたのを何度も観たことがあるのですが、自分の恋のために、走っているトラックの前にわざと飛び出していくような、大迷惑な自己中なんて、絶対に嫌!と思っていましたし、
もちろんそのシーンは、やっぱりドン引きなのですが、、
同じ第6話で、
ヒロインがゆきずりの男性の子供を妊娠していると誤解してしまった主人公の、その後の行動と言葉が、とにかくかっこよくて可愛くて、ヒロインが泣き笑いしちゃいながら、真剣に「私、あなたのことが好きです、、、好きです」と言ってしまう気持ちが本当によくわかって、じーんとしちゃいました。私も絶対に言っちゃう!!ていうか、それを知った瞬間に恋におちるから!!と思いました。
まあ、とにかくヒロインのせいで+ヒロインのために頑張って頑張って、お金も職場もすべてを失うわけで、とにかくどっちにも共感できないことのほうが多いのですが、
結婚式当日に事故にあい死んでしまった恋人をずっと忘れられないでいる、高嶺の花にも程があるヒロインにグイグイ行っちゃうわけだから、そのくらいのリスクはあるのかもしれないですね(^_^メ)
第3話の最後でヒロインが、亡くなった彼にもう一度あわせて!お願い!と、泣きながら主人公に感情をぶつけるシーンがあるのですが、
絶対に叶えられなくても、こんなふうに悲しみや苦しみをぶつけられる相手に初めて出会えたことが、本当に泣けるくらい羨ましいなと思いました。
そして主人公のあまりにも頑張る姿に、
このドラマ、ものすごい昔のアニメ、ウイングマンのエンディング曲?のウイングラブという歌の世界だ!と思いました。
ウイングラブは、19歳の頃に行ったコンサートで「昔自分が好きだった曲です」と、そのメンバーの一人が歌ったことから初めてきちんと聞くわけですが、
歌詞がもう、ずっとツボすぎて泣けてしまうんです。
その頃、私は、
自分はもう好きな人に素直に好きだとはいえない人生で、
何も失うものがない人か、もう十分に生きてきて悔いがない、みたいな人の手しか取れないと思っていましたが、
それでも結婚するなら、せめて自分をこんなふうに思ってくれる人がいいと思ったんです。あ、悪いことしていたわけじゃないし、依頼人にもたくさんの人にも、いちお全てずっと感謝してもらえてきたのですが、私はずっとそう思ってたんです。←気づいたときにはあまりに何もかもすべてが厳重になりすぎていたから
で、このドラマはその歌の世界観なんです。
とにかく、ずっと美しい浅野温子さんですが、最終回で私の大好きなカサブランカを持って、すべてを失った主人公のもとへウエディングドレスを着て走って来る姿、表情があまりにも素敵すぎで、
主人公の胸に花を挿してあげるときも、クールビューティーさんから甘えん坊さんに変わっていく、凄く可愛らしい表情なんです。
そのシーンが今までで一番美しくて、本当にうっとりしちゃいました。
亡くなった人に会わせて!と感情をぶつけたときから、ヒロインにとって主人公だけが、自分をさらけ出して甘えられる場所になったんですね。
このドラマにでてくる、ショパンの別れの曲は、映画さびしんぼう
でも使われていて、日本語の歌詞をつけたものをヒロインの富田靖子さんが歌っているので、別れの曲を聴くとどうしても、さーよならーと頭に言葉が出てきちゃいます。
主題歌SAY YESも素敵な曲ですが、
6月に、雨の日プレイリストだった、同じ飛鳥さんの、はじまりはいつも雨と、小泉今日子さんの優しい雨を聞いてうっとりしていたことを思い出しました。
そして久しぶりに聴いたウイングラブも、やっぱり本当に素敵な曲で、ちょっぴり切ないズグロンでした。
Posted at 2022/09/19 00:22:59 | |
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