12月28日、前日の奇跡みたいな鳳凰車との出会いがあまりにも嬉しくて、お正月のお花と鳳凰車で写真を撮ったあとのことです。
机から鳳凰車が2台一緒に落ちたんです。
白い鳳凰車はテールライトがとれて、
ドアミラーもとれて、
震える手で、そのミラーをなんとかアロンアルファみたいなものでくっつけようとしたら、こんなふうに汚れてしまい、
黒い鳳凰車はヘッドライトがこんなふうに中に入りこんで、
後ろのテールライトもはがれてしまいました。
悲しいとかそんなレベルじゃなくて、嫌なことが起きるのではと不安で胸が痛くなってきて、あのユリの花の一番上が初めて咲かなかったことも思い出して、いつも警告のようなことがあった人生を思い出して怯えるように震えました。
だけど、次の日も次の日も、まるで見守るように現れてくれる鳳凰車がそんな不安を消してくれて、大晦日から元旦は導かれるように私を幸せにしてくれていました。
ずっと海外から誘われていたことがあって、どちらかを選んでしまおうか、それとも日本で生きようか、悩んでいた年末でもあり、
奇跡みたいにたくさん現れる鳳凰車から感じるメッセージを考えてばかりいました。
一緒に平和のために頑張ろう?
一緒に日本のために頑張ろう?
それとも、、、
もう行きなさい!日本にはTOYOT◯がいるから大丈夫?
日本には鳳凰がいるから大丈夫?
もう私達にまかせてお行きなさい?
2023年の後半から、海外の友人たちに見てきて!と頼まれていた都内のホテルリストも想い出しながら、この手のホテルがリストにあがるときは、後に日本経済にとっては嬉しいことが必ず起きるとき。
とりあえず、2024年の日本は良い方向に行くんだろう、、と思えて、不安になることも悪いことを考えるのもやめたんです。
鳳凰に導かれるように20時頃から大晦日のひとり冒険へ、
2023年最後の富士山
このホテルは、大晦日なのにめちゃくちゃ安くて、てっきり素泊まりなのかと思っていました。
20時まで予定が入っていた私は、到着が遅くなることを宿泊3日前にTELしたときに初めて2食付だと知ったのでした。
22時に到着すると、大浴場の時間には間に合い、お風呂にはなんとか入れる私に、本当は夜しかやっていないという貸切風呂の予約を翌朝に入れてくれました。
とにかく、到着したときからずっと親切でした。
なので、フロントの人に私が馬鹿みたいに思い込んでしまった運命の話をして、だから泊まりに来たんです!と言ってみると、
私が書いた用紙をみて
「私もいまこれを見てびっくりしました」
と、言ってくれました。
この日は天気がイマイチで夜まで雨が。
数日前には、初日の出は見れないかもニュースまで流れていましたが、出発するときには雨はやんでいました。
夜中、部屋の中で「風よふいて!どうか雲をちらしておくれ!」なんて童話みたいに言ってみると、
それから1時間後に部屋が揺れて窓がガタガタと音を出し始めて、びっくりするような風が。
なんて不思議な夜。
窓が割れそうなくらいの音なのに、一人でもちっとも怖くない。
去年たくさんの人の無念を放った富士山に、
みんなが私のために風を吹かせているみたいに感じたからです。
その風は、一晩中ふいていました。
朝、部屋から雲一つない空と富士山をみて、
みんな、ありがとう!と思いました。
窓際の机に、御位牌とインコたちを置いて、予約した早朝の貸し切り風呂へ
なんて素晴らしいお風呂。
こんな絵葉書みたいな景色をみながら貸し切りで入ることができるなんて。
お風呂に入っていると、富士山はどんどん明るくなって行きました。
部屋に戻って、ピンク色に染まっていく富士山に涙が。
私、初めて紅富士をみたんです。
赤富士と違って、なんて優しく穏やかに染まるのでしょうか。
亡くなった者たちが、私にくれているメッセージのように感じて涙ぽろぽろ。
亡くなったインコ達は、富士山の周りを飛びたくなって、富士山の周りを飛べるような鳥にちゃっかり生まれ変わっていたりして、、なんて想像していたら、
!?
鳥が富士山に!
何度も富士山に重なるように戻って来る鳥たちに、
あまりに驚いてしまい、紅富士と重なる鳥たちを撮るということを思いつかず、
写真!写真!と気付いた頃には、鳥たちは行ってしまいました。
でも、すこしだけ、、、
撮れたんです。
幸せいっぱいで、紅富士の前にインコたちを置いて、
朝食レストランに行くと、従業員が私にカニを出してくれました。
このホテルのレストランは朝夕ビュッフェらしいですが、
夕食を食べれなかった私のために、わざわざカニを焼いてくれたのです。
今年最初の食事は、右に富士山、
左に初日の出を浴びながら、思いやりいっぱいのレストンでとることができました。
食事中、眩しすぎる(私には嬉しすぎる)初日の出まで心配してくれている従業員たちの気遣いを、ずっと感じることもできていましたから。
チェックアウトのときは名刺までいただいて、とても丁寧に挨拶してくれました。私にとって運命としか思えない場所がこんな素敵なホテルで良かった!
こみ上げてくる「ありがとう」の気持ちを抑えるのが大変なくらい嬉しかったです。
そして東京に戻るとまたあり得ない出来事が。
鳳凰車が自宅車寄せの駐車スペースにいたんです。
鳳凰車がこのスペースにとまっているのを見るのは初めてのことでした。
大晦日と元旦に、行きも帰りもまるで見守られているとしか思えない鳳凰車の現れ方に、ただただ運命を感じずにはいられませんでした。
自宅のベッドでうとうとしながら優しい夢を見ました。
初めて夢にある人物まで出てきて私はとても幸せでした。
あの地震が来るまでは。