「沈黙のパレード」

静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。逮捕されたのは、23年前の少女殺害事件で草薙が逮捕し、無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。町のパレード当日、その男が殺された――
容疑者は女性を愛した普通の人々。彼らの“沈黙”に、天才物理学者・湯川が挑む!


安定の東野圭吾。
「えっ、コレで終わり？」と思ったら次から次へと展開して伏線回収。
ワタシもね、なぜ男が犯行時に来ていた作業服を処分してないんだろうとは思ってましたけど、湯川教授以上の想像力は持ち合わせていませんでした。ただ、バレットに血痕がついてなかったことが科学的に証拠として採用されるかというとちょっと弱い気がしますね。
ま、ガリレオシリーズ読んでなくても楽しめました。何も残らない軽さがイイの。