Grande Violaのブログ一覧

ウチの両親、元気なんですが、いろいろガタが来たってことでついに免許返納しましてね。

普段は歩きとタクシーで買い物などに行ってるらしいのですが、息子としてはときどきクルマでいろんなところにお二人をお連れする機会が増えたのです。


ひるがえって、ウチの2台。
熟女号（TT）とトロワさん（DS3)。


2by2クーペである熟女号の後部座席は横向き体育座りで5分が限界の拷問シート。
コンパクトホットハッチであるトロワさんはなんとか大人2名が乗れるっちゃあ乗れるけど、足腰の弱った年寄が前席シートの隙間から四苦八苦しながら潜り込むのを見るのはなかなか辛い。

ワタクシのクルマ趣味的には最高の組み合わせだったのですが、、、



ネ申ｻﾏ　「やっぱりピカソ売らなきゃ良かったんじゃないのぉ」

GV　「しゃあない、4枚ドアに買い替えるかな・・・ﾁﾗｯ」

ネ申ｻﾏ　「買うなら久しぶりに新車かな」　



おーーーっ！！



ただね、マニュアル好き夫婦が買えそうなオモロイクルマってなかなか無いんですよね。

パンダクロスがこのタイミングで売ってればなあ。

熊サポとしてマツダ車は好きだしMT車も作ってる。マツダ3はカッコイイと思います。

ただ広島だとスーパーの駐車場で自分のクルマがどれだかわからないくらい並んじゃうのでちょっとアレなんですなあ。


なので、今回は運転を楽しむよりはストレスなく長く乗ることを主眼に、燃費も考えてディーゼルのイタフラで探すことに。A4アヴァント以来20年ぶりに普通のATも可（ピカソのEGSは普通じゃないATのくくり）。


GV　「ジュリアとかステルビオどぅ？」　


ネ申ｻﾏ「高杉晋作。」


GV　「ベルランゴちょっといいよね？」


ネ申ｻﾏ「キャンプとかアウトドアとか興味ないくせに。似合わなそう。」

GV　「ぐぬぬ」




長くなるので明日へ続きます

おまえは誰だ。何者だ。埼玉一家惨殺事件。その少年死刑囚の、脱獄488日を追う!!それは、懺悔か復讐なのか。横溝正史ミステリ大賞出身作家が挑む、社会の歪みに隠された真実。


脱獄少年死刑囚の逃避行と、その旅の途中で出会った人々の物語。
彼の隠された謎に気づいたことで自らを見つめ直したり、人生をやり直したり、人を信じることに目覚めたり、と。

面白かったですが、「ありえるけど、ちょっとありえない展開」という感想。

捕まったら警察に殺されることが予想できている頭脳明晰な彼であれば、握りつぶされる可能性が高いボイスレコーダーではなくネット上に情報を置いておくんじゃないかなというところも気になりました。

いや、しかし「悪い夏」に続いて面白いミステリーでしたよ。染井為人ファンになりました。

公立小学校の教師になって五年目のひかりは、都内の赴任先で出会った人々に衝撃を受けていた。日本語が話せないベトナム国籍のグエン・ティ・ロン、授業中に教室を出て行く今田真亜紅、不登校気味で給食だけ食べに来る佐内大河、クラス分けに抗議をしにくる児童の母親…。
ひかりの前任者は鬱で休職中。さらに同僚からは「この学校ではなにもしないことです。多くのことを見ないようにしてください」と釘をさされてしまう。
持ち前の負けん気に火がついたひかりは、前向きな性格と行動力で、ひとりひとりの児童に向き合おうとするが……。
虐待、貧困、性暴力――。過酷な環境で生き延びる子らに、悩みながら寄り添うひかりが最後に見た希望とは。


ボクシング遠征の行き帰りの新幹線で読了。

いつも嫌な気分になるミステリーばかり好んで読んでいるワタシにとっては、子供達のために純粋に頑張る若い教師の物語が眩しい。

最後の空にピースの場面を頭に浮かべて少しウルっときてしまいました。

エエはなしや〜！

在京の友人（akts氏）から、「チケット取れるけど来る？」とお誘い頂き
長谷川戦以来12年ぶりに生観戦に行ってきました。

仕事を優秀な部下の皆様に丸投げし、夕方東京駅着。
グーグル先生の言う通りに国際フォーラム前でビッグサイト行きバスを待っていたら、氷川きよしクリスマスコンサートに参集した割と田舎から出てきたらしい熟女の皆さんに、「お兄さん歩かんで銀座に行く方法を教えて」と囲まれまして、「た、タクシーか、オイラと一緒にバスかな？」と田舎から出てきたお兄さん笑が教えるというカオス！

なんとか会場に到着してビールでも買うかと思ったら最後尾がアリーナ一周するくらいの大混雑で断念。

2750円にグヌヌとなりましたがお祭りなのでタオマフ買って席に着いたらちょうど武居由樹のOPBF防衛戦が始まり、続いて平岡アンディのアジアパシフィック防衛戦。
尚弥と比べちゃ可哀想なんだけど、両者ともTKO勝ちとはいえしょっぱい試合で会場は温まりません。


で、ようやくメインイベントの尚弥。
ドネア戦は布袋さんの生演奏付きだったとのことでしたが、今回は音源使用のみ。

試合の方は3回までにボディーで倒れるかと思ったバトラーが、亀の子作戦に徹したことで11回までお付き合いを余儀なくされるも最後はプロのお仕事としてしっかり倒しきってくれて大団円。

オリンピックで作った有明アリーナのクソアクセスとクソ館内動線には辟易しましたが、史上9人目の4団体統一王者が日本から出た歴史的瞬間に立ち会えて良かった！


アフターは八重洲口まで戻って俺のイタリアン的なお店でOSN4名でボクシング談義（最後は下ネタだけどw）で楽しみました。


生モンスターまた観たい！

ある日突然、「女子大生殺害犯」とされた男。既に実名・写真付きでネットに素性が曝され、大炎上しているらしい。
まったくの事実無根だが、誰一人として信じてくれない。会社も、友人も、家族でさえも。
ほんの数時間にして日本中の人間が敵になってしまった。
必死の逃亡を続けながら、男は事件の真相を探る。


「自分は悪くない」がキーワード。
ワタシ自身にも確かに思い当たる節あり。
正しい、良かれ、と思ってやっていたことが的外れで周囲から疎まれていたり。

ラストの種明かしは時制のズレを利用して読者を惑わせるよくあるパターンでしたが、ありえなくもないオハナシでなかなかドキドキしました。

秀逸なエンタメ小説！