Grande Violaのブログ一覧

警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された！？　警察不祥事のスクープ記事。新聞記者の親友に裏切られた……口止めした泉(いずみ)は愕然とする。情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、親友が遺体で発見された。警察広報職員の泉は、警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。次第に核心に迫る二人の前にちらつく新たな不審の影。事件には思いも寄らぬ醜い闇が潜んでいた。


杉咲花さん主演で映画化されてたので、原作を読みました。が、映画はWOWOWで観れば良いので観てません（ﾅﾝﾔｿﾚ）。

公安と刑事の立ち位置の違いとか、公安の後ろ暗い闇の部分とか、あれ？
こないだも似たようなの読んだな・・・。
ま、柚月裕子作品らしく、破綻なく、面白い。

主人公の泉が、警察の事務職員を辞めて警察学校に入るところで終わるんですが、これはサクラ（公安）の刑事になる感じのシリーズの広げ方なのかな。「月下のサクラ」もそのうち読もう。

ロングボールにドクヴィが競り勝った落としをマルコスが落ち着いて沈めて先制するも、前半はサガンさんの運動量に後手を踏んでずっと押され気味。

後半の最初のプレーで荒木がヒアンさんに入れ替わられて失点。

横山さんのキレキレドリブルに切り裂かれまくってたので、大いにヤバい雰囲気だったところを大迫がビッグセーブでレスキュー！

徐々に押し込めるようになり、タイシが見たことない左足でズドン。
この取るべき時間帯にしっかり勝ち越せたのが大きかった。

あとはサガンさんの勢いが落ちたところで大橋と満田で4-1。


結果は快勝ですが、しんどいゲームでした。



ササショーのコロナ欠場を破綻なく埋めたヘンリーは次に繋がったね。ブラボー！

離婚届を置いて失踪した妻、発見された銃弾、28年前の未解決事件。
平穏な生活が一変する秘密と嘘。


警察庁長官狙撃事件は本当にカルト宗教がやったことなのか、長い時を経て同じ季節に再び起こった警察庁長官襲撃事件は何を意味するのか！　
スケールがデカい話なんですが、すごく作り込まれたプロットに感心する一方で、死亡を偽装し名前を変えてまでヤルか？という動機の部分にちょっと違和感がありましたなあ。答え合わせのところでやや都合が良すぎるところも。
でも、公安部と刑事部の主導権の握り合いのところとか、なかなか面白いエンタメ警察小説でした。

出張のスキマ時間に小倉のシネコンへ。

エンツォの伝記の一部を切り取った、というか、ディーノを亡くした後で、妻と愛人との間で苦悩する姿を描いた作品。
ミッレミリアの事故のシーンはまあまあエグい。

ペネロペクルスを久しぶりに見たら、煮詰めた濃口醤油みたいになってた。「悪の法則」で攫われて殺される役の彼女が好きだったワタシはちょっと寂しい笑

そんでもやはり、クルマの映画は映画館の大音響がイイ。
フェラーリもマセラティもアルファも、音は最高。
ただ、50年代とかのクラシケは全然わからない6輪たいれる世代。

あと、イタリア人の話なんだから全編イタリア語でやって欲しかったですね。英語を聴き取れるわけじゃないけど、どうせ字幕ならイタリア語の音感の方がアガるじゃないですか。


しかしねー、小倉のシネプレックス。
水曜サービスDAY¥1300で、昼間なのでガラガラなのは良かったけど、カビ臭くて場末感たっぷりなうえに、静かなシーンに隣から「キングダム大将軍の帰還」の重低音がゴーンゴーン響いて大いに興醒め。
金返せと思いましたです。


そんなこんなトータルでGV評価額850ｨｪﾝ

マッサージ店で勤務する柳田譲、44歳、独身。傷つきやすく人付き合いが苦手な彼の心を迷惑な客や俗悪な同僚、老いた母や義父が削り取っていく。自分が暴発してしまうまえに自死することだけが希望となった柳田をさらに世界の図らざる悪意が翻弄する――。


太宰治賞受賞、実に内省的な私小説。
タイトルの通り、自分以外全員他人なんだけど、その他人に慮ることでストレスを溜め込んで溜め込んで爆発する柳田。

いつも自分が停めている自転車置き場（←指定されているわけではない）に「勝手に」他人が停めているとイライラするところ、ワカルわー。
自分の周りにいる人は自分と同類だと思い込んで話しかけてくるDQNにイライラするところ、ワカルわー。
親兄弟に迷惑をかけないように、絶食のまま消えて行こうとするところ、、、は、ワカランかったけど、消えられなかったところは、ワカルわー。

この本を読むと、周りの人にどうやって接するのが正しいのかワカラなくなるのぅ。