TRD パフォーマンスダンパー  

アルファードって、ドライバーズカーとは言い難く、大雑把に言えば操作しやすい軽〜い操作感だけど、それは商用的な感覚。よく、レビューでバスを操作してるようと表現されます。
このパーツは、車を「操作」では無く、「運転」に変えてくれました。
決して運転が楽しいと言えるレベルまで高めるものでは無いにせよ、やっと普通の車の感覚に近づきました。
ステアリング操作と実際の動きのズレをうまく解消してくれます。
値段はまあまあしますが、なぜ標準装備にしないか疑問に思います。ELグレードと差をあえてつけるために省いた装備なんでしょうか。
まだ高速など未経験だけど、ハンドルを切った分だけ普通に曲がるという、当たり前の機能を与えてくれました。
乗り心地や静粛性などは改善することは確かですが、まだ劇的な変化は体験できていません。微振動は抑えてくれている感はあり、なんとなく走りに高級感は増した気がします。
一言で言えば、車の全高が30cm下がり、背高ミニバンでは無くなったかのような乗り味でしょうか。
少し褒めすぎの部分もあるかもしれませんが、費用対効果は十分で「買い」です。

（追記）
コンビニからの出口のように、多少の段差を超えながら左折合流するような場面では、今までは車がグラングラン揺れるため、そろっと出ていましたが、これが嘘みたいに揺れなくなりました。
確実にプラシーボではありませんね。
上では運転が楽しくなるほどでは無いと書きましたが、ちょっと楽しくなったかも。
見た目は全く変わらないけど、過去イチパーツです。
但し、あくまでもアルファード特有のネガ部分が普通になると言う意味なので、現状の乗り味に満足している人はつけなくてもいいと思います。

（追記2）
子供の部活の送迎のため、野球場周辺の砂利道を通ったら、装着前と激変してました。あんなガタガタ道だったはずが、なんということでしょう。劇的ビフォーアフターです。逆にスピードを出せてしまい、シャリがタイヤハウスに巻き込まれて、下手こいたらボディにも傷入るぞ。
うむ、これは別の車になった。良い意味で。