
今回の整備にあたって手を入れてもらったところには、同時に防音処置も施してもらいました。その効果が如何ほどのものなのか、
以前に車内騒音を計測したことがあったので比較してみました!
まず防音対策を施した箇所について、以下のとおりです。

バルクヘッド

ダッシュボード

フェンダーライナー

前部座席の足元

後部座席の裏

トノーボードの下

三面図上で施工箇所を赤く着色するとこんな感じになります。
防音施工の内容としては、おおむね制振材→遮音材→吸音材(シンサレート)の三段構えとなっています。

シンサレートを敷く前の後部座席裏の様子。黒いゴム状のシートが遮音材で、その下に見えている青いシートが制振材となります。
計測の条件については、なるべく同条件とし、走行した道路も同じ場所を選んでいます。
条件:オーディオOFF、エアコンON(風量最小)、クルーズコントロール使用
数値:路面が荒れていない時のおおまかな中間値

騒音計を助手席に設置して計測
ただし、タイヤのサイズと銘柄が前回計測時と変わってしまっています。
前回:195/60R15 コンチネンタル CEC5
今回:185/65R15 コンチネンタル CC6
それでは、測定結果を見ていきましょう。カッコ内は前回からの変化値です。
始動後アイドリング時:44dB (-3dB)
一般道60km/h走行時:56dB (-3dB)
高速道100km/h走行時:62dB (-2dB)
数値的に見ると2~3dBしか下がっておらず、あんまり変わらないものだなと思ってしまいましたが、調べてみたところ、
音圧レベルでいうと2dBで1.26倍、3dBで1.41倍の違いになるようなので、かなり低減されていることが分かりました!
実際のところ、施工前と比べてかなり静かになったと感じており、長距離運転も以前よりも更に快適にこなせるようになりました。そして、防音の効果が出やすいと言われているドアやBピラーについては未だ手付かずの状態なので、ここらへんに手を入れることで、またどれだけ静かになってくれるのかが楽しみです♪
その際には、また同様の計測を行った上で比較をおこなってみたいと思います。
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190E | クルマ
Posted at
2018/12/28 21:42:19