
先月にショックアブソーバー他を交換して、足回りがグッと引き締まった反面、荒れた路面での突き上げ感が若干気になりだしました。
このため、タイヤ交換から半年位しか経っていないにもかかわらず、もうちょいタイヤサイズを変えてみても良いんじゃなかろうかとの誘惑に駆られ、「そういえば
CG選集(メルセデス・ベンツ)に、190Eのタイヤ履き比べの記事があったな」と、つらつらと読み返していると、W124(260E)の長期テストで以下のような記述を発見しました。
『現在空気圧は2.0/2.1kg/㎠で使っているが,どうもリアはトレッドの中心部だけが先行して減るようだ.1.8/1.9kg/㎠ぐらいが適切なのだろうか.(中略)参考までに260Eの標準指定のタイア空気圧を書くと,"3名+小荷物"までは前2.2/後2.3kg/㎠."最大許容重量時"は前2.3/後2.9kg/㎠となっている.ただし,最高速度を180㎞/hに制限する場合には,前後それぞれ0.2kg/㎠低くしてよいとされている.』(p.179)
ん?「最高速度を180㎞/hに制限する場合には,前後それぞれ0.2kg/㎠低くしてよいとされている.」?なんですと!?

早速、愛車の適正空気圧のラベルを確認してみると、前述のパターンと全く同じでした。
品番見ると124から始まっているので、多分190Eの2.6LモデルはW124と共通なんでしょうね。

ちょっと見えにくいので、鮮明な画像をGoogle先生経由で拝借。確かに180㎞/h以下の場合は、-0.2bar(=kg/㎠)って書いてある・・・。
ということは、デカデカと書いてある適正空気圧は、体格の良いゲルマンのおっさん三人組と小荷物を載せて、アウトバーンを180㎞/hオーバーでかっ飛ばしているとき基準って事かい!日本国内じゃあどう考えてもオーバースペックです。本当に(以下略)

車をかっ飛ばしてるゲルマン人
(※写真は、あくまでイメージです。なお引用元はこちら。)
しからば、仮に空気圧を測ってみて、もしオーバースペックな適正空気圧通りであったなら、0.2barほど下げてやることで、乗り心地を幾分改善することが可能ではないかと思い至りました。
それではと、実際に今の空気圧はなんぼかなと測ろうと思っても、空気圧はタイヤが冷え切っている時基準の為、ガソリンスタンドまで車を走らせてしまっては正確な計測が出来ず、つまり自前のゲージを用意して、自宅の車庫で測る他ありません。
早速、Amazonでタイヤゲージを検索すると
良さげなブツを発見!ただ、そこそこのお値段・・・。しかし、もはや気になってしょうがない私は、これで今後は自宅で空気圧チェックが出来るんだからと、すぐさま脳内財務委員会において強行採決に踏み切り、あくる日には、ヤマト運輸から受け取ったゲージで測定を行ったところ、ほぼ適正空気圧通りの前2.2/後2.3barでした。

ミシュラン製のタイヤゲージ、本体はダイキャスト製?でガッチリした造りだし、ちゃんとした入れ物も付属してるので、なかなか満足感高いです。
Youtubeで動画を発見したので、貼り付けておきます。
ここまでは想定通り。この状態から0.2bar下げてやれば、乗り心地がきっと良くなるに違いないと確信し、チューブにゲージを軽く押しあてながら、徐々に空気圧を下げていき、目標数値(2.0/2.1bar)になったので、すぐさま愛車に乗り込み、テストランに出て変化を確認してみました。
結果としては、うーん・・・。
良くなったようなー、違いが無いようなー。
まあ、ひとしきり試してみて個人的には気が済みました。オワリ。
Posted at 2016/11/29 21:07:02 | |
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