
まず結論から言うと、
特殊ボルトを用意すれば装着可能、ただし当時のホイールキャップは装着不可能です!
昨年10月のブログでも触れた通り、鍛造15穴ホイールに変えてから日が浅いこともあり、暫くは鉄チン仕様にすることを我慢していたのですが、
手元にあるとどうしても試してたくなってしまうのが、人のサガというもので、鉄チン化に着手することにしました。
そこで、素直に190E用の鉄チンホイールにしておけばよかったのですが、歴代の各クラスのホイール要目を調べていて、
W169(先代Aクラス)の鉄チンホイールのオフセット(ET44)が、鍛造15穴ホイールと同一であることに気付いてしまいました。
W169向け鉄チンホイール
品番:1694000402
仕様:6J×15インチ
ET44 スチール
重量:
6.6kg(キャップ無し、ホイールのみ)
スポーツライン/16Vモデル向け鍛造15穴ホイール
品番:2014001302
仕様:7J×15インチ
ET44 15穴 鍛造
重量:8.0kg(ホイールのみ)
190E向け鉄チンホイール
品番:1244000602
仕様:6J×15インチ ET49 スチール
重量:8.4kg(キャップ無し、ホイールのみ)
(参考)190E93年式向け標準8穴ホイール
品番:1244011201
仕様:6.5J×15インチ ET44 8穴 鋳造?
重量:8.9kg(ホイールのみ)

W169向け鉄チンホイール、
意外なことに今まで手に入れた純正ホイールで最も軽量でした。
190E用の鉄チンホイールだとオフセットが若干異なっている為、厳密に言えばアライメントが狂ってしまいますが、W169用のホイールが付けば、その心配はありません。
ということで、俄然その気になって、チラッと某オークションを覗いてみると、お手頃価格で状態の良さげなものが出品されていたので入札したところ、無事に落札できてしまいました。
さて、ホイールを手に入れたは良いものの、近年のメルセデスのホイールボルトは、
ひと昔前のものから、サイズが変更(首下M12→M14、座面R12→R14)されており、そのままでは流用不可能です。
そこで、
首下はM12で座面はR14という特殊ボルトを探し出して購入!
※購入先は
こちら→https://store.shopping.yahoo.co.jp/carweb2/gtrick000143.html

上が通常の旧世代向け鉄チンホイール用のボルト(M12×1.5 R12球面 首下21mm)、下が特殊ボルト(M12×1.5 R14球面 首下24mm)です。

ついでに鉄チンホイール用とアルミホイール用の比較
これでボルト問題はクリアされましたので、鉄チンホイール用の通常より長めの純正タイヤバルブも用意し、近所のタイヤショップにタイヤ持ち込みで交換をお願いしました。

鉄チン用タイヤバルブ(品番:0004000413)、
キャップの厚み分だけアルミホイール用のものより長いです。

鉄チンに換装後、これはこれで無骨な感じで悪くないんですけどね。
・・・そう、ここまでは実に順調だったのです・・・。
いよいよホイールキャップ取り付けの儀と相成って、そろそろとキャップを嵌め込んでいったのですが、結構強めに押し込んでもキチンと嵌ってくれません。
明らかに干渉して取り付けは不可能でした・・・。
あくまで推測の域を出ませんが、ブレーキキャリパーの大型化に伴い、昔の鉄チンに比べてディスク面の張り出しが大きくされているのではないでしょうか。

取り付けようとしていたホイールキャップ
こうして、社外品ならともかく、純正品で同じインチ、リム幅であれば、問題なく取り付けられるであろうという
甘い目論見はものの見事に打ち砕かれてしまったのです・・・。
まあ、冷静に考えてみれば、
W201とW169はザッと20年くらい世代が違うので、合わなくて普通なんですよね。
というか、そもそもボルトを買う前に、試しにキャップを嵌めてみりゃ良かっただけなんですよ・・・。
はい、という訳で同じ悲劇が繰り返されぬよう記事にしてみました。\(^o^)/
Posted at 2018/01/23 22:24:34 | |
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